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判決文の正確な読解 【被告の主張】 注射を打ったこと、角膜炎が発症した...

lap********さん

2010/11/2317:54:54

判決文の正確な読解



【被告の主張】
注射を打ったこと、角膜炎が発症したことは認める。
注射の効果により、瞼が閉じにくくなり兎眼となり角膜炎になる。



【判決文の結論 】
6/17兎眼と角膜炎が認められた。証人によれば、注射の効果により瞼が閉じにくくなり、兎眼となり角膜に傷がつく( 点状表層角膜炎 )それは数週間で治まるため、過失とは認められない。




被告は角膜炎は、注射の効果による兎眼だと主張し、判決文でも注射の効果による兎眼による角膜炎上と認定してますよね?

補足【被告答弁書】
第2ボトックスは神経を麻痺させる薬であり、その薬理効果が瞼にあわられた場合、兎眼とる。そのため、目が乾燥し、傷がつく。これが原告主張の点状表層角膜炎である。

ボトックスによるものであると主張してます。

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gue********さん

2010/11/2321:18:49

判決文「第3 当裁判所の判断」の「3」では,「証拠(乙3、4、証人Y)によれば、ボトックスは、神経を麻痺させる薬であり、その薬理効果で顔面の麻痺が治るが、その効果が瞼に現れた場合、瞼がしっかり閉じない兎眼となることがあること、そのために、涙液が蒸発し、眼が乾燥し、瞳孔の下方に傷がつくこと(点状表層角膜炎 )があること、この炎症は、乾燥予防のため点状薬を使用することにより、通常、数週間で治まることが認められ、これらの兎眼及び点状表層角膜がYの過失によるものとは認められない。」となっています。

ここでの裁判所の判断のうち,「ボトックスは、神経を麻痺させる薬であり、その薬理効果で顔面の麻痺が治るが、その効果が瞼に現れた場合、瞼がしっかり閉じない兎眼となることがあること、そのために、涙液が蒸発し、眼が乾燥し、瞳孔の下方に傷がつくこと(点状表層角膜炎 )があること、この炎症は、乾燥予防のため点状薬を使用することにより、通常、数週間で治まること」という部分は,ボトックス注射の一般的効果に関する認定であることは明らかです。そうすると,その直後の「これらの兎眼及び点状表層角膜」という文言は,日本語の通常の理解からすれば,「ボトックスの効果が瞼に現れた場合に生ずる兎眼,及びそれに伴って生ずる点状表層角膜炎」を意味すると理解するのが自然です。

しかしながら,この「これらの兎眼及び点状表層角膜」には,「がYの過失によるものとは認められない。」という文言が続いています。この文章が判決文中の裁判所の判断である以上,「Yの過失によるものとは認められない兎眼及び点状表層角膜」は,本件において,平成20年6月17日に被告により認められた原告のそれでしかあり得ません。

したがって,裁判所は,「平成20年6月17日に被告により認められた原告の兎眼及び点状表層角膜」は,ボトックス注射の効果が瞼に現れたことによるものであると認定していると読むしかありません。

ただし,裁判所は,この症状が注射に起因する副作用であることは認定していますが,その注射が「被告による注射」であることは認定していませんので注意が必要です。

次に,被告答弁書「第2」の記述を検討します。ここでは,「ボトックスは神経を麻痺させる薬であり、その薬理効果で顔面の神経が治るのであるが、その効果が瞼にあらわれた場合、瞼がしっかり閉じない兎眼となる。」「そのため涙液が蒸発し、目が乾燥し、瞳孔の下方に傷がつくことになる。」とされています。

ここまでの文言は,明らかにボトックスの一般的効果についての主張です。

しかしながら,その後続けて,「これが本件原告の主張の点状表層角膜炎である。」としていますから,そこまでに書いた「ボトックスの一般的効果として出現することがある兎眼に伴って引き起こされる瞳孔の下方の傷つき」が,「本件原告の主張の点状表層角膜炎である」と主張しているわけです。

つまり,原告がなった点状表層角膜炎は,ボトックスの効果として起こったものだと主張していますので,あなたの理解で正しいと思われます。

このことは,「第2」のタイトルが「原告の主張する角膜炎について」となっていることからも裏付けられます。

ただ,被告も,被告が施術したボトックス注射が原因であるとは主張しておりません。

---------

以上のとおり,わたしとしては,他の回答者とは異なり,

・被告は,「原告の主張する角膜炎」はボトックスの副作用であると主張した
・裁判所も,「原告の主張する角膜炎」はボトックスの副作用であると認定した

と理解すべきであると考えます。

ただし,そのように理解し,あなたがおっしゃるように「副作用説を完全につぶした」としても,それによって過失が認定されるわけではありません。

「ボトックス注射が本件角膜炎の原因である」という事実は,主要事実ではありませんので,当事者に争いがなくとも,裁判所はその事実に拘束されません。

そして,角膜炎の原因がボトックス注射以外にもある以上,副作用であることが否定されたからといって,医師の過失だけが原因として残るわけではありません。
その意味で,「角膜炎の発症」という損害と因果関係のある「医師の過失」を立証することは極めて困難と思われます。「角膜炎の治療における過失」に基づく請求に絞った方が賢明ではないでしょうか。

質問した人からのコメント

2010/11/30 10:45:02

感謝 [ありがと]ョ'з'*)テレ


ほっとしました。

( *゚ェ゚)*_ _))ペコ

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ukb********さん

編集あり2010/11/2319:53:23

判決文は、全文を通して読まなければその全趣旨がわからず、よって、それに従属する個々の文章の意味もわからないものです。
ですので、記載のある部分から読み取れる範囲で、推測を交えつつ回答いたします。

まず、請求の趣旨は不法行為に基づく損害賠償請求(民法709条)、請求の原因は被告の医療ミスによる「障害」の発生(角膜炎の発症及びそれによる、失明なり何なりでしょうか?この回答では一応「障害」とします。)でよろしいですね?
だとすると、判決は全部棄却判決で、その理由書中の記載であると推測します。

以下、回答になります。

不法行為に係る損害賠償請求は、その要件事実として「故意又は過失」を要求していますが、判決としては、被告の過失の存在を否定しており、これが棄却の結論につながっております。

で、判決の認定は以下のとおりと思料します。
①原告の主張した事実のうち、被告が注射を打った事実、および、原告が兎眼および角膜炎を発症した事実は認められる。
②証人によれば、注射により瞼が閉じにくくなること、兎眼および角膜炎が生じたことは認められるが、それらは数週間で治癒するものであるから、「障害」に関する過失とはいえない。
(②については、被告の注射と「障害」の間に因果関係がない、という風に読んでも良いと思います。)

推測交じりですので、見当はずれでしたらご容赦ください。

☆補足…判決文を読んで
解釈としては、lappischtinkerbellさんの述べるところに賛成です。
裁判所によって整理された主張・判断の範囲ではありますが、おそらく、損害自体の認定から不可能に近いと思います。
もともと、痙攣等が不定愁訴に近い上に、視力の低下と、休業(による損失)の因果関係もはっきりしないなど、全体として観察すると、裁判所の結論は最もという気がします。
しかも、治療法自体がボトックスですが、これ自体保険外の自由診療であって、医学上確立された方法とはいえないので、その選択に関する損害が(仮にあったとしても)依頼した側の問題とも思います。

私も、裁判を起こし、勝訴したことも敗訴したこともあります。敗訴判決についても、最初は不当に思えても時間がたつと理由が了解されたり、自分の主張の背理に気づくこともあります(無論、納得のいかない初歩的なミスもありますが)。
質問者様には納得がいかないかもしれませんが、現時点でいくら意見を求めても、おそらくあなたを「不当訴訟の被害者」であると言う人は多くないと考えます。

☆lappischtinkerbellさん、フォロー感謝です。

lap********さん

編集あり2010/11/2318:43:07

疲れてきた

被告は、症状として角膜炎がおこっていたことは認めていますが、ボトックス注射の副作用で角膜炎がおこったとは認めてはいません。

法律の知識以前の日本語の読解力の問題ですよね。

認めたのは角膜炎の症状があったことだけです。

追記
ukb107さん以下のblogに判決文、訴状その他アップされてます。読んでいくと原告の主張の矛盾点がわかります。

http://blogs.yahoo.co.jp/lapisqurnetmalin/folder/468013.html


補足について

判決文の

瞼がしっかり閉じない兎眼となることがあること、そのために、涙液が蒸発し、眼が乾燥し、瞳孔の下方に傷がつくこと(点状表層角膜炎 )があること、この炎症は、乾燥予防のため点状薬を使用することにより、通常、数週間で治まる

は、原告の主張する過失責任に対する反訴であり、兎目の副作用として起こる点状表層角膜症は、通常2週間で治癒するため、副作用ではないと反訴しているにすぎません。

点状表層角膜症
http://health.goo.ne.jp/medical/search/10A30200.html

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