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急ぎです。 俵万智の短歌の 思い出の一つのようでそのままにしておく麦わら...

oho********さん

2010/12/209:50:25

急ぎです。

俵万智の短歌の

思い出の一つのようでそのままにしておく麦わら帽子のへこみ


「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ

の2つの短歌の大意、語句や言い回しの意味、表現の技法などを教えてください。

よろしくお願いします(;_;)

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put********さん

2010/12/209:52:35

想(おも) い出( で) の 一(ひと) つのようで そのままにしておく 麦(むぎ) わら帽(ぼう) 子( し) のへこみ

【作 者】俵(たわら) 万(ま) 智(ち)
【歌 意】
思い出の一つのように思えて、夏にかぶった麦わら帽子のへこみをそのままにしておくのだ。

【語 釈】
○麦わら帽子==麦の穂を取り去った後の茎を編んで作った帽子。夏にかぶる。
○へこみ==ある面の一部が周囲より落ち込んだ状態。夏の思い出が、刻まれている。

【鑑 賞】
現代短歌に革命を齎した 『サラダ記念日』 (昭62) 所収の一首。
彼女の登場以降の短歌の傾向が、軽い明るい歌として 「ライト・ヴァース」 (light verse) と呼ばれたが、この歌も口語体を上手く使いこなしている。
上から下へストレートに読み下されていて句切れがないことで滑らかな旋律を生みつつ、下の句の七七で 「しておく麦わら」 「帽子のへこみ」 と句またがりを持つことで音数律の桎梏を破っている。
服部亘志は、 「思い出の一つのようでという出だしの言葉に思い入れがあり軽い音楽性があり」 「不必要な言葉を排除しながら簡潔に麦藁帽子のへこみと結びつけ」 ( 「俵万智」 岡井隆編 『岡井隆の短歌塾6土龍の巻』 平2) ていると鑑賞している。
しかしその一方で決して軽いだけではない、切ない若い女性の想いが歌われてもいる。夏の思い出を 「へこみ」 という形で表現している所に新しさがあるわけだが、 「へこみ」 というマイナスの形で残される思い出は、決して楽しかっただけではないと推測できる。


【補 説】
俵の歌の特徴は、歌集の 「跋」 に師の佐佐木幸綱が記している事に尽きよう。すなわち 「口語定型の新しさ」 と 「失恋の歌としての新しさ」 である。前者については、 「会話体を導入し、文末に助動詞が来る度合いを減らす工夫をほどこしている」 とし、後者については、湿っぽさから、からっとした明るさに転向しているとしているが、いずれもこの歌に当てはまっていると言える。

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