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ネット右翼現象と集団分極化について、その特性の疑問です。

sin********さん

2011/5/102:21:50

ネット右翼現象と集団分極化について、その特性の疑問です。

ネット右翼と呼ばれる方々とインターネットにおける心理の個人過程、相互作用についてお伺いします。

ここでのネット右翼は一般的なインターネットスラングとして考えていただき
厳密な定義ではなく(学術的な定義は存在しませんので)、
一般的なインターネットユーザーのおおよその感覚としてとらえてください。

なお、これはネット右翼と呼ばれる人々の考え方を否定、批判する意図は全くありません
ただ現象としてなぜインターネット内でこのような人々が出現しコミュニティが形成されるのか
他の人の意見を聞きたいだけです。


本題ですが、インターネット内では自由に欲しい情報を検索することができ
他のメディアとは比較できないほど多くの情報と接する機会が得られます。
そのため、もともと保守的な考え方を持っていた人は認知のバイアスにより
自分の考えを肯定する情報を多く取り入れる傾向が強まるのだと思います。
その中で、同じような考え方を共有できるコミュニティの発見と所属により
インターネット内のコミュニティでの他者の存在が自己肯定感を生み
さらに保守的な傾向を強くするのだと私は考えます。

ここまではネット右翼と呼ばれる人々に限らず誰にでも起こりうる過程です。

しかし、彼らの中には過激な主張や人種差別、特定の政党への過度の継続的な批判
などが見受けられます。さらに異なる意見を持つユーザーへの強い否定的な見解など
排他性が極めて強いのが彼らの特徴だと私は考えます。

これは保守的な傾向を持った人々が集団分極化によるリスキーシフトを起こし
なおかつ、インターネットの匿名性が直接的攻撃(排他性)を強化しているのだと思います。

疑問なのは、集団分極化も匿名性による直接的攻撃の増幅もインターネットのもつ特性によって
ネット右翼と呼ばれる人々以外にも影響を及ぼしているはずなのに
なぜ彼らだけがこれだけ強く影響を受けているのか?ということです。

この原因は何だと思いますか?保守的な考え方そのものに特性があるのでしょうか?
「ネット右翼」という用語がスラングで使われるほど彼らのネット上での行動は
強い特色を持つのだと思います。

あくまで個人の意見ですが、社会学、心理学の有識者の方の意見を是非ともお伺いしたいです。

先にも記述しましたが、ネット右翼の方々を批判するつもりは一切ありません
また、歴史や政治についてもさほど詳しくありませんので、どうか質問に沿った回答をお願いします。

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aic********さん

2011/5/118:56:13

ネット右翼と呼ばれる方たちは、おそらく日常生活はごく普通に送られていて、精神的にも何の異常性もない、極一般的な人たちでしょう。実際に会って話してみると、おそろしいほど普通な人が多いとお思います。

まずネット右翼の方は、ネットの匿名性が維持できる空間でしか右翼的な発言をしません。現実社会で、顔をみせて右翼的活動をすれば、それは立派な右翼ですから。この匿名性による過激な表現の増加は、それほど特殊な事象ではないでしょう。どこの国でも見られる問題です。韓国ではそれがあまりにもひどくなったので、国民全員にIDを付して、それを入力しないとネットにアクセスできなくしたほどです。

また右翼的発言の中身は、日本人の優越性、外国人の排斥などで、自集団や自己の防衛に帰するもので、これも社会不安が増大した時代には広く見られるものです。

これらの点は質問者さんも指摘している点ですが、他のコメントをしている方がネット右翼を簡単に異常者としたがる点に反論するために書きました。おそらく、簡単に他者を精神異常者と呼ぶ者もネット右翼の方とよく似た状態だと思われます。

このような方が増えてきている要因を、先のものとは別に、考えると、「現代社会があまりにも感覚的になっていること」があります。まずメディアは発達して、人間の思考にうったえるのではなく、感覚にうったえるようなものになってきています。一昔前の若者の活字離れや映像メディアの台頭などがそれにあたり、現在では映像はより感覚に直接的にうったえるため3D化してきています。活字は思考のフィルターを媒介しなくてはなりませんが、映像や音声は思考以外の能力にたよる部分が活字に比べて大きいです。

また現代人のコミュニケーションの内容も感覚的になってきています。若者はメールやブログなどで活字を用いる機会がかつてより増加していますが、その用い方は仲間内に限定されていたり、一人語りであったりして客観的な文章とはかなり異なります。このような文章の特徴は相手に理解を求めるのではなく、他者に共感を求めます。自分の仲間にだけ分かってもらえればいい、分かる人にだけ分かってもらえればいいと考えます。

このような感覚を重視する傾向はあらゆる領域で見られます。政治家のパフォーマンス、テレビ番組の演出、教育現場での安易なわかりやすの追求などいくらでもあります。

これらの結果、現代人は感覚的に物事に反応する傾向が大変強くなってきています。ネット右翼が語る内容はどれも、感覚的、あるいはステレオタイプで、どれも考えられた言葉ではありません。彼らは反射的に思ったこと、感じたことを書き込んでいるだけなのでしょう。そして、ネット空間というのはそのような反射的な発言をするのに最も適したメディアといえます。これまでの時代なら、メディアに自分の考えを発表するには、それなりの手続きが必要で、よく考えられたことだけが、よく考える人だけによって成されることが多かったように思えます。

つまり、ネット右翼が増えたようにみえるのは、思考しない感覚的な人間が増加したこと、そしてそのような人間が発言するメディアが登場したこと、また今日の社会状況がそのような人間に不安を与え、刺激していることに起因します。

質問した人からのコメント

2011/5/7 22:17:02

皆さん、ご回答ありがとうございます
感覚的な情報伝達と今日の個を取り巻く社会情勢、その不安を喚起する誘意性の高さなど、なるほどと思いました。
他の、価値観の再構成など疑問もありますが非常に興味深いです。
一度の質問では全ての疑問を解決することができないので、再び他の投稿をしたときに回答を頂けたら嬉しいです。
ありがとうございました。

ベストアンサー以外の回答

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a7c********さん

2011/5/211:02:08

あなたはなぜここで「右翼」を問題にするのですか?

>疑問なのは、集団分極化も匿名性による直接的攻撃の増幅もインターネットのもつ特性によって
ネット右翼と呼ばれる人々以外にも影響を及ぼしているはずなのに
なぜ彼らだけがこれだけ強く影響を受けているのか?ということです。

「ネット左翼」といってもいい人もたくさんいて掲示板や知恵袋の中で彼らが「ネット右翼」と決め付けた人を攻撃していますが、それは問題ではないのですか?

僕の意見では左翼やリベラルと称する人たち(学校やマスコミの中に多い)が自由、平等、博愛、平和といった反対しにくい理想を語り、これにちょっとでも非現実的だとか事実誤認だというと、即座に「反動的だ」、「危険だ」、「軍国主義だ」というのでなかなか大きな声を表立ってあげられないフラストレーションが彼らをブログ荒らしに駆り立てるかと思います。

でも日本人として自国を貶めるような歴史観や政治思想に反発するのは健全な心であると思いますよ。

min********さん

2011/5/120:08:53

自分はネット右翼を生み出したとされる所にもっとも近い場所におり、また長年観察してきてもいるので、その立場から書いてみます。

ネット右翼とされる人々は、ごくごく一般的な学生や社会人です。
趣味や嗜好もバラバラで、日本やアジア諸国のこと以外はてんで方向性のない思考の持ち主と言えます。
ただ、その日本やアジア諸国などについての話となると、極端に排他的で、攻撃的で、偏執的な姿勢を見せます。
これは、マスコミや教育が長年伝え教えてきた「日本はひどい国で、アジア諸国に大きな迷惑をかけてきた」という考え方を子供の頃から徹底的に植えつけられた人々が、ネットで得られる情報によって「実はそうではない面もあったらしい」→「日本は自信を持っていいんだ」→「なのにマスコミや教育は日本を悪く教える」→「マスコミや日教組が悪いんじゃないか」…と、一気に真逆の価値観を持つに至ったからです。

いままで「悪とおもっていたものが善だった」といった「目からウロコ」的な価値観の逆転は、心に強烈な方向性を持たせます。カルト宗教の洗脳などで使われる「価値観の崩壊→再構築」も価値観の逆転の一種ですが、これを体験した人はそう簡単にバランスの取れた考え方には戻りにくくなります。

「マトリックス」という映画をご存知でしょうか?
今まで現実世界だと思っていたものが、実はコンピュータから脳内に送り込まれたバーチャルな情報の集合体でしかなかった…というものです。その真実に気づいた者は、「価値観が逆転、目からウロコ」状態でその真実が絶対になっていきます。
まさに、今まで「日本が悪」と思っていたものが、実はマスコミ・教育によって一方的に刷り込まれた偏った情報でしかなかった…と気づいた人たちが「価値観が逆転、目からウロコ」状態でその真実が絶対となり、ネット右翼化していく…といった流れそのままです。

なぜ「ネット右翼と呼ばれる人々以外にも影響を及ぼしているはずなのになぜ彼らだけがこれだけ強く影響を受けているのか?」、それは、「彼らが、マスコミや教育といった偏った価値観構築の根本をネットによって覆され、価値観の逆転が起きたから」と言えます。
この右翼・左翼思考以外のもので、マスコミや教育が偏った思想を植えつけたものはありませんから。

kit********さん

2011/5/116:08:29

彼らは自己愛性のパーソナリティ障害です。いわゆる「人格障害」です。特別なものと思いがちですが、気付かないで普通に生活している人も多いんですよ?

では、その特徴を見てみましょう。

-------------------------------------------

御都合主義的な白昼夢に耽る。
自分のことにしか関心がない。
高慢で横柄な態度。
特別な人間であると思っている。
自分は特別な人間にしか理解されないと思っている。
冷淡で、他人を利用しようとする。
批判に対して過剰に反応する。
虚栄心から、嘘をつきやすい。
有名人の追っかけ。
宗教の熱烈な信者。

-------------------------------------------

どうでしょうか。過激な「ネット右翼」の特質と合致するでしょう。

「なぜ彼らだけがこれだけ強く影響を受けているのか?」というご質問ですが、それだけ彼らの自尊心が誇大だという証明です。少しのキッカケで暴発するのです。

※これは日本に限定しない。どの国にも「ネット右翼」はいます。

ui1********さん

2011/5/110:32:55

1.匿名でしか言えないようなことを
2.誰とも議論せずに
3.短い文章で一方的に

ファシスト達が望む理想的な自己主張のツールが、ネット掲示板ってことだと思う。
ネットが無かった時代は、壁にポスターを貼ってたわけだし、ファシストは本来的にこういうやり方を好む。

現在の日本で言えば、ネットを自在に使える40歳から下の世代の右傾化が非常に激しいと思う。
まだ40歳以上の人口が数の上では圧倒しているから、選挙結果にはなかなか反映されていないが、ネットの世界ではそれなりの人口になるだろう。ネット右翼は若年世代の右傾化のなかでも、特に先鋭化した部分だと思う。

ネット社会で起こることは実社会より10年くらい先行しているかもしれない。
質問者さんの質問に対する答えにはなっていないかもしれませんが、私の捉え方を書いてみました。

非公開さん

編集あり2011/5/220:59:11

素人の意見ですがよろしいでしょうか。

まず、「保守的な考え方(を持っていた人は)」とありますが、私が思うにネット右翼の人たちが嫌っている共産主義(者)もかなり保守的な性格があります。そういった人たちのメディア(報道機関)はよくネット上でも見かけますが、ネット右翼のように集団分極化やユーザーのコミュニティは見受けられないような気がします。
確か、ノーム・チョムスキーもインターネットがカルトの温床になる事を指摘していましたが、質問者様が言われる通り自分の主張を正当化する情報はいくらでも手に入りますし匿名性が自己防衛(責任を逃れ)にもなりますので(そこが保守的な性格の人が食いつく一つの要因のようにも見えますが)いくらでも粗末な書き込みができます。それが、実際世界の行動と結びついているかどうかは直に不明ですが。それと情報の洪水に巻き込まれるため冷静な判断ができず感情的(感情論)になりやすいのではないでしょうか。(情報の「種類」ではなく「数量」が多いのが実体だと思いますが)。

S・ジジェクの『ポストモダンの共産主義』の「ショック療法としての危機」という章にはこう書いてあります。
「現在の金融・経済危機によってラディカルな左派の登場する余地が切り開かれるなどという左派の期待は近視眼的」
「最初に生ずる危機の影響は急進的な解放をめざす政治が台頭することではない」
「むしろ人種差別的なポピュリズムが湧き上がり」「戦争・貧困・格差」が拡大する。
この例として1930s’のナチスや1940s’のペタン元帥などを挙げています。
社会が不安定なときは極右と宗教が台頭するものなのです。

がしかし、反ユダヤや反米などを思わせるような書き込みや動画も一部では見受けられネット右翼特有の現象ではないというのも真実だと思います。

追加;と修正;
マスコミや教育を問題にしている方が多いようですが、異論があります。
教育はさておき、一言でマスコミと言いますがメインストリームのマスコミでも「フジ産経」の様な極右もあります。
フジTVの「めざまし」なんてどこが日本を悪く言ってますか?
TV局は芸能やスポーツの話題や番組になると極端にナショナリティックになります。
注意してほしいのが「反日」と「反俗」とを混合している人が非常に多いという事です。
マスコミ批判は「反俗精神」を持った人が行っていると言う事です。(これに右も左も関係ありません)。

ネット上ではどうやら「日本文化チャンネル桜」(私の調べた限りでは明らかに統一教会と仲良しです。裏づけもあります)が他の数ある左翼系メディアを押しのけて絶大な影響力を持っているようですね。(私個人的にアカデミックでありきたりな左翼の理屈っぽさとは書き離れた刺激を感じられます)。

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