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中心静脈カテーテル留置について、 乳幼児、中心静脈カテーテルにおける、感染症...

pla********さん

2011/5/913:11:21

中心静脈カテーテル留置について、
乳幼児、中心静脈カテーテルにおける、感染症とはどの様なものがありますか?
また、それらは全て完治するものなのでしょうか?

そして、感染症以外に、注意すべきものがあれば、併せて教えて頂けると幸いです。

詳しい方、どうぞ宜しくお願い致します。

補足皆様本当に誠意のある回答ありがとうございます。
こんなにも丁寧に回答頂ける事に感激しております。
今回のカテーテルについて、血友病Bにおける治療にて、遺伝子組換え血液凝固第Ⅸ因子製剤のノナコグアルファ
(商品名、ベネフィクス)
を、週2回の投与するのに使います。
そちらの症状をふまえた上で、何かご存知な事があればお教え頂ければ幸いです。宜しくお願い致します☆

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ID非公開さん

2011/5/1200:58:23

子供が乳児から小児時期まで長期間IVHを実施していました。

IVHは大人だとポートの埋め込み式が多いですが、乳幼児だと体が小さい為、ブロビアックカテーテルなどを使用します。
ブロビアックは皮下トンネルにフェルト部分を這わせ癒着させます。通常癒着すれば、簡単には抜けないと言われています、フェルト部分は癒着・固定と表面からの菌の進入を防ぐ役割があります。短期間のIVHの場合はこのフエルト部分が無いものを使用したります。

カテ感染症で一番怖いのは敗血症です。中心静脈は太い血管にカテが入っている為、容易に全身に菌が回ります。

敗血症までいってしまった場合は即抜去しますが、IVHを命綱として長期間年単位で必要とする場合は、カテ感染が疑われても全身状態を見て高熱位ではすぐ抜去せず、抗生剤で対応します。何種類か抗生剤を試しても熱が下がらなかったり、1週間くらいで発熱を繰り返すカテ感染の場合は、抜去します。完治はあまり望めないです、新生児からカテを留置して感染を繰り返した経験上やはり一回カテについた菌はくすぶっていて、その時は抗生剤で熱が下がって叩けてもまた繰り返しました。

新生児の時はカテがもたず、入替えが頻繁でした。早くて2週間でダメになった事もあります、1歳くらいまでは、感染やトラブルで
もって3ヶ月とかでした。通常は年単位で持つはずなんですが・・・長い人で3年とかだそうです。

それでも留置できる血管が残り少ないので、抗生剤で叩きながらしのぎました。菌の種類にもよりますが、カテ感染の場合は39~42度位の高熱が出ます、下がったり・上がったりのスパイク熱が大体の特徴です。

乳児の場合のカテは、体も小さく免疫力も無い為、感染率が高いです。あと、経口摂取・経管栄養が殆ど出来ず、高カロリー輸液のみの場合はカテ感染を頻繁に繰り返します。(人間は腸を通して食べ物を摂取する事により、色々な菌を取り込み免疫力を高めてくので。腸を使用しないとするのだと、感染率が全然違いました)あと高カロリーの場合は糖などが入っていて粘着性がある為、カテに付着しやすく菌の温存場所となります。腸の病気に伴うIVHも腸炎からの菌がカテに飛んだりする事もあります。実際、お友達のカテの培養から大腸菌が発見されました。

カテがダメになる理由は感染以外にも、体動などで自然に抜けてくる・カテを異物としてみなし癒着せず抜けてくる・場所により固定が遠いとカテが浮く.・留置している血管が詰まる・乳幼児だと自己抜去・・・これには本当頭を悩ませました。あとは、カテーテル先端に血栓が出来たりします。(これは血栓を溶かす薬で完治する事が多かったです)この内容をすべて経験しました。

あとは長期間高カロリー輸液をしてる場合は肝臓が弱って、肝機能障害になります。これは敗血症と同じ位にIVHの危険因子だと思います。同じく高カロリー輸液に頼ってる場合は微量元素不足で、セレン欠乏などを起こしやすくなります。


なるべく、感染やトラブルの確率を減らす為に↓~衛生管理は基本中の基本です~

●IVHの消毒時(包交)の衛生管理、輸液に繋ぐときの衛生管理・手技をきちんとする。
●お風呂で挿入部や、ルート接続部・クレーブコネクターを濡らさない。
●乳幼児の場合はカテをスタイに入れたり、巾着に入れたりして、直接引っ張れないようにする。
●挿入部に貼るドレッシング剤も固定の役目をになうため、しっかり挿入部を固定する。
●定期的にカテの位置をレントゲンやエコーで確認する。

以上長々と書きましたが、参考になれば幸いです。抗がん剤治療などでIVHをする場合はまた捉え方が少し違ってくるみたいですが、そこは経験が無いので分かりませんが、ベースは一緒みたいです。

質問した人からのコメント

2011/5/15 21:11:36

降参 貴重な意見本当にありがとうございました!

ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

tm9********さん

2011/5/1002:42:06

乳幼児の中心静脈カテーテルは①末梢から入れるPIカテーテルと②手術により挿入するブロビアックやヒックマンカテーテルがあります。どちらを使用していますか?
カテーテル自体に菌が付着する場合とカテーテルの刺入部(皮膚の入り口)に感染する場合などがあります。ばい菌の種類としては細菌感染症、真菌感染症(カビ)があげられます。
大人では中心静脈カテーテルを入れるのは局所麻酔で容易にできるためいすぐにカテーテルを抜きます。すぐにばい菌もいなくなります。乳幼児に中心静脈カテーテルを入れるのは全身麻酔をする手間や負担もあるため感染してもすぐに抜かずに抗生剤でばい菌がいなくなるのを待つ事が多いですが、ばい菌がいなくなるかいなくならないかは半々です。細菌ではエタノールや抗生剤をカテーテルに満たして菌をやっつける方法を導入しているところもあります。エタノールは特に有効性が報告されています。
その他、中心静脈カテーテルの長期留置に伴う注意点は、カテーテルが抜けないか、血栓による閉塞、微量元素不足などでしょうか。
こんな回答で納得できましたでしょうか。より詳しい事をご希望でしたら追加で質問してください。お答えできます。

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