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森鴎外の「舞姫」について 作品中ではエリスは狂人となってしまいましたが、 実...

sup********さん

2011/6/1821:45:12

森鴎外の「舞姫」について

作品中ではエリスは狂人となってしまいましたが、
実際は鴎外に再会するためにドイツから日本へ渡航してきたんですよね

それは鴎外がエリスを捨てて日本に帰国してから何年後のことでしょうか?

また、彼女はどのような思いで日本へ渡航してきたのですか?

そしてその後のエリスの人生はどのようなものになったんですか

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ベストアンサーに選ばれた回答

jun********さん

2011/6/1908:28:23

以下、知っている範囲でお答えを。


「エリス」来日は鷗外帰朝の実に4日後のことです。
鷗外は陸軍軍医本部の上司・石黒忠悳(ただのり:のち軍医総監)とともに留学先のドイツから4年ぶりに日本に戻ってきます。明治21年(1888)9月8日朝のことでした。それから4日後の12日、「エリス」は横浜に到着、そのまま東京に向かい築地精養軒(西洋料理店兼ホテル)に入ります。「エリス」と鷗外は『舞姫』とは反対に高級アパルトマンで同棲していたほどの間柄です。「エリス」が恋い焦がれ、わざわざ日本にまでやって来たということに疑いの余地はなかろうと想像します。しかし、ヨーロッパ諸国と日本とではお国事情が180°違います。因襲や世間体のやかましいこの国で西洋人女性と恋人関係、あるいは夫婦関係になるのは大ニュースです。しかも、このとき鷗外には縁談が同時進行で持ち上がっており、「エリス」来日は世間に漏れては困るという事情がありました。加えて彼は陸軍省期待の若きエリート官僚ですからスキャンダラスなはなしは封印されることが望ましかったわけです。鷗外の妹・喜美子の夫で解剖学者の小金井良精(よしきよ:作家・星新一のおじいさん)や鷗外の実弟・篤次郎らが間に入って「エリス」を説得、帰国にどうにか同意した「エリス」は一ヵ月ほど後の10月17日、横浜から客船ゲネラル・ヴェルダー号に乗ってドイツへと帰っていきました。
なお、「エリス」のその後は寡聞にして存じません。あしからず。

❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖

「其晩千住で打合はせての翌日精養軒で、初めて事件の婦人、名を「エリス」といふのに逢つて話して来ました。心配になるので早速に。
「どんな様子の人ですか。」
「何小柄な美しい人だよ。ちつとも悪気の無さそうな。…」
(中略)
エリスの気持ちを柔らげ、こちらの様子をも細かに種種話して聞かす為に、暇のあり次第、毎日主人(小金井良精)は精養軒に通いました。
(中略)
お兄い様(鷗外)は時間の厳しいお役所の上、暇も目立つのでお出でになりません。……」(小金井喜美子著『次の兄』)


「だんだん周囲の様子も分り、自分の思違へしてゐたことにも気が附いてあきらめたのでせう。もともと好人物なのでしたから。その出発に就いては、出来るだけのことをして、土産も持たせ、費用その外の雑事はすべて次兄(篤次郎)が奔走しました。」(同著『兄の帰朝』)

質問した人からのコメント

2011/6/24 21:57:47

皆さんありがとうございました。

エリスの恋心は実話通りでも、森鴎外はただの遊び人だったということだったんですね。呆れますね…

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bre********さん

編集あり2011/6/1823:05:15

うろ覚えな回答をひとつ。

>鴎外がエリスを捨てて帰国してから何年後のこと?

おそらくしばらくしてから・・・。

>どのような思いで日本へ渡航してきたか?

主人公である男性を慕ってしまった一途な恋心
若干男性のことを資産家の子弟だと勘違いしていた節あり

>その後のエリスの人生について

質問文でエリスは狂人になってしまったように
たしかハッピーエンドでは終わらなかったと思います

質問者さんもあらすじはご存知のようですねw

lap********さん

編集あり2011/6/1822:47:30

「舞姫」のエリスのモデルは、2人いるようですね。

・ドイツで鴎外が知り合ったアンナ・ベルタ・ルイーゼ・ヴィーゲルト(Anna Berta Luise Wiegert、1872年12月16日- 1951年)
・エリーゼ・マリー・カロリーネ・ヴィーゲルト(Elise Marie Caroline Wiegert、1866年9月15日 - ?、シュチェチン生まれ)

Wikiによれば、この2人がモデルとしては有力なようですが、以下URLの
記事によると、実際に鴎外を追って来日したのは、エリーゼ・ヴィーゲルト
だそうです。

参考URL
http://www.asahi.com/culture/update/0309/TKY201103090709.html

鴎外の妹である小金井喜美子が書いた「鴎外の思い出」という本を参考に読まれてみるのもいいと思います。

エリスがパラノイア(痴呆)を発症した時期は自分にはわかりかねますが、
精神に異常を来たすくらいですから、よほどショックだったんでしょうね。

上記のURLと本などを参考にすれば、質問者さんの疑問は解決されると思います。

拙い回答ですみません。

wet********さん

2011/6/1822:02:52

私も凄く気になります。・・・回答じゃない回答ですみません(汗

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