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昆虫は何のために「蛹」になるのでしょう?

dek********さん

2011/10/1014:56:21

昆虫は何のために「蛹」になるのでしょう?

原始的な昆虫は不完全変態で、蛹になるのはある程度進化した昆虫だそうですけど、
どういうメリットが有るのでしょうか。

わざわざ芋虫として産まれ、蛹と言う無防備な期間を経てから
やっと性的に成熟した成虫となって交尾するという生活史に、
生存競争上のどのような優位点があるのでしょうか。

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tefuyaさん

2011/10/1016:25:33

1. 食性から見て
変態することの重要性は食性の適応が一番大きいと思います。
不完全変態の場合、成体・幼体ともに同じものを食べます。
1年を通して同じ餌が多いものは良いでしょうが多くは植物に依存しています。
そのことも関係しているでしょう。

2. 体の仕組みを大きく変化させる
また完全変体で蛹になることにより体の仕組みを大きく変化させることが可能になりました。
卵→幼虫→蛹→成虫
このメカニズムにより翅のない大きな体で幼虫時代必要な栄養を十分蓄え、蛹になり次の成虫になる組織を造ることが可能になりました。
生存する上で一番大切な餌が豊富なこと、生存する上で優位な機能(飛翔)を持つことができる。
進化の過程で獲得したメカニズムです。
虫は成長する期間に一番豊富にある植物がその餌として多く用いられます。

冬になると虫は越冬します。
越冬形態は卵、蛹、幼虫、成虫ですが卵や蛹などの安定した状態で死亡率を下げ越冬することも完全変態の理由です。
昆虫は野外越冬する場合、体内にグリセリンを多くすることで凍結することを防いでいます。

3.不完全変態の場合、成虫になるまで時間が掛かる
不完全変態のカマキリは動物性の餌で育ちますのでグリセリンが体内に蓄積されません。
卵で越冬するカマキリはスポンジ状の卵のうにより卵を寒さから守ります。
バッタは土に卵管を刺して卵を産みます。
セミやトンボは幼虫で越冬しますが土の中に隠れます。

セミを除き不完全変態する殆どの種類が年1回の発生です。
(家にいるGは暖房などの環境で越冬せず繰り返し発生ますが例外です)

完全変態の優位性として
1.多様な食性
2.生存する機能の充実
3.発生回数の多さ
などがあげられます。

ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

dabradさん

2011/10/1021:07:16

地球上で最も繁栄している生物は昆虫です。
この大繁栄の一番の理由は 完全変態(蛹になる)をする種が出てきたことといわれています。
生物は、餌の量、捕食者の量、生活空間の大きさなどで生存できる数が決まります(環境収容能力)。

蝶やカブトムシなど蛹期を経て成虫になる種は(蜂、蟻など亜社会性を除く)、
幼虫期と成虫期を異なる環境収容能力下で暮らすことで、
同じ種・血族どうしでの生存競争を和らげることに成功しました。
一方、バッタなどの蛹にならない類の昆虫の多くは、
幼虫から成虫に至るまで同じ環境収容能力下で暮すことになり、
その分、生存競争も激しくなります。

また、冬季などのある一定の期間を幼虫や蛹という状態で休眠することで、
個々にばらつきがあった成長を同じステージに揃えたり、近づけたりすることも可能ですし、
仮に何らかの原因で ある範囲の成虫が全滅しても、
生活場所の異なる幼虫には影響が及ばないなど、
完全変態は生存していく上で かなり優れた仕組みです。

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