ベストアンサー
多気筒化するメリットは ・高回転化し、馬力を上げ易いこと ・燃焼を平滑化し、振動を軽減できること などです。 ・高回転化し、馬力を上げ易いこと エンジンのシリンダーは、排気量が大きくなったからといって内径を大きくしていくわけにはいきません。着火ムラを起こしてノッキングなどの異常燃焼を起こすことでエンジンの破壊に繋がります。 また、ストロークについてもピストンスピードに限界があります。 このため、気筒数を増やして(同じ排気量でも)気筒数を3気筒、4気筒、6気筒、8気筒といった具合にに分けると、回転が上がってもピストンスピードが抑えられるため高回転が得られるとともに高出力化し易くなります。 また、高回転が可能となり、使用できる回転範囲が大きくなります。自動車のエンジンでいうとF1がそうですね。2万回転くらいまで回せます。実際はもっと上まで回せますが規制されています。 ・燃焼を平滑化し、振動を軽減できること 気筒数が増えるとピストンスピードが下がるとともに、クランクシャフトが回転する際の爆発回数が増えることで少ない気筒に比べて振動を軽減できるメリットも生まれます。4気筒よりも6気筒、8気筒や10気筒が高級車に搭載されるゆえんです。
質問者からのお礼コメント
よくわかりました ダウンサイジングの時代ですが 多気筒もメリット多いんですね
お礼日時:2011/11/23 13:13