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ヘパリン・ワーファリン・ウロキナーゼの違い。 看護師をしています。 今、脳梗塞の症...

jar********さん

2012/1/1918:23:02

ヘパリン・ワーファリン・ウロキナーゼの違い。


看護師をしています。
今、脳梗塞の症例をまとめていますが、どの文献を読んでも、はっきりとわかりません。

急性期はヘパリン、慢性期にワーファリンに移行するというのは理解していますが、
ウロキナーゼとヘパリンの違いがいまひとつ理解できなく、レポートが進みません。

どなたか、レクチャーしていただけませんか。。。

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mic********さん

2012/1/1919:07:42

ヘパリン、ワーファリンは抗凝固剤といって、血液の凝固を抑えることで、血栓ができることを防ぐ薬です。ヘパリンは効果発現が速やかでかつコントロールもしやすいのですが注射薬であり持続投与が必要なのに比べ、ワーファリンは経口薬ですが、効果発現が遅くかつコントロールがやや難しいという特徴があります。
ウロキナーゼやt-PA(アクチバシン等)は血栓溶解剤といって、できた血栓を溶かす薬です。生体内で血栓を溶かす(線溶作用)ものにプラスミンという物質がありますが、ウロキナーゼはプラスミンのもとであるプラスミノーゲンに作用してプラスミンを産生することで血栓を溶かします。
脳梗塞の超急性期では、新鮮な血栓を溶かして血流を再開させることで機能障害を残さずに回復することが期待できるので、ウロキナーゼやt-PAの適応があります。但しある程度時間が経てば、完成した血栓はもう溶けませんので、これらの適応はありませんし、またこれらの薬には出血性梗塞の危険があります。
超急性期を過ぎれば、今度は新たな血栓の形成を予防する必要があります。そのために用いられるのがヘパリンまたはワーファリンですが、ワーファリンは単独で開始すると、最初の数日間は凝固を抑える効果よりも線溶を抑える効果が先に出るという特徴があります。よってワーファリンだけ服用させると、数日間はかえって血栓ができやすい危険があり、まずヘパリンを先行し、しっかり凝固系を抑えておいてからワーファリンを追加、その後ヘパリンを中止してワーファリン単独にしていく必要があります。まあ実際は急性期は持続で点滴をしていることが多いので、ヘパリンの持続点滴がやりやすく、点滴が持続でなくなる頃にワーファリンに切り替えればそれでよいのですが。

質問した人からのコメント

2012/1/21 20:40:13

降参 わかりやすいご回答ありがとうございました。
お陰でレポートも進みました。
ありがとうございます!

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