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チャーリー・チャップリンは共産主義的であるということで赤狩りの対象とされたと...

nic********さん

2012/1/2215:26:41

チャーリー・チャップリンは共産主義的であるということで赤狩りの対象とされたということですが、チャップリン事態は共産主義者ではないですよね?

ヒトラーのような独裁者を批判した=トップがいない共産主義を崇拝している と見られているようですが、
チャップリン事態は共産主義者では、ないですよね?(特にそれをうらづける資料を見つけられません)

ちなみに「キッド」「黄金狂時代」などは見ましたが、「独裁者」「モダン・タイムス」などは詳しい内容も知りません。


詳しい方、教えてください。

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ベストアンサーに選ばれた回答

fig********さん

編集あり2012/1/2323:43:36

そもそもチャップリンは第二次大戦中から共産主義的傾向があるとアメリカからみなされていました。「モダン・タイムズ」や「独裁者」などの作品や、戦時中に「ロシア人を助けるためにヨーロッパに第2の戦線を構築することに賛成する」などと公言していたからです。
大戦終了後、チャップリンは『殺人狂時代』という映画の制作に取り掛かりますが、その時点で既に共産主義者として激しく糾弾されていました。反共団体が強力な上映反対運動を繰り広げました。それにめげず、チャップリンは1947年に『殺人狂時代』を発表します。

おおまかにあらすじを紹介すると、…30年まじめな銀行員だった主人公は不況で解雇されてしまいます。以降彼は、金持ちの女を誘惑して殺害し保険金を奪うことで生計を立てて家族を養って行きますが、やがて命運が尽きて逮捕されてしまいます。彼は法廷で、人類は自分のしたことより残虐な行為を戦争ビジネスとして実行しているではないかと叫ぶのでした(ex.「一人殺せば殺人者だが、何百万人も殺せば英雄だ」「大量殺人なら世界中がやっている。兵器を造って、非常に効率良く無実の女子供を大量に殺している。私などアマチュアに過ぎない」)。

この映画は散々な興業成績で終わり失敗作となりました。しかも、第二次世界大戦の戦勝に酔い、レッド・パージが吹き荒れていた当時のアメリカを決定的に刺激する事になり、チャップリンは共産主義者の烙印を押されてアメリカを追放されてしまいます。イギリスに戻ったチャップリンに、イギリス政府はナイトの称号を贈ろうとしましたが、アメリカはこれに圧力をかけてやめさせてしまった程の徹底ぶりでした。まあ異常な時代(レッド・パージ)の生贄になったというという事ですね。

質問した人からのコメント

2012/1/28 13:45:41

やはり、時代の犠牲者になったとの見方ですね。
平和を愛する人が弾圧される時代。嘆かわしいけど、人間の性なのでしょうか。
日本もそうならないことを願います。一部、なっているのかもしれませんが。

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fuj********さん

2012/1/2316:09:05

彼が迫害されたのは「殺人狂時代」の金の為に殺人をする主人公が処刑に向かう前の台詞"One murder makes a villain; millions a hero. Numbers sanctify"
「一人の殺害は犯罪者を生み、百万の殺害は英雄を生む。数が(殺人を)神聖化する」(元は英国国教会牧師で奴隷廃止論者の言葉)が体制からすれば気に食わなかったのではないでしょうか。戦争否定ですからね。


日本の政治家の殆どが反米的事をやると必ず抹殺されるのにも似ています。
角栄が当時は資本主義とは全く違う中国と国交して別件で逮捕され、宗夫が2島返還でロシアと仲良くしようとして逮捕されたのも、日本の政治的圧力があったと推測されます。別にアメリカが工作したとは思いませんが、官僚の多くがガンだと思っていれば可能です。三権分立と言っても、実際は官僚がやっているのですから。

cre********さん

2012/1/2301:15:18

"チャプリン嫌い"では、自他共に人後に落ち無いと自負して居たと言う"彼のフーバー長官"が、全FBIに発破を掛け檄を飛ばしても、"チャプリン其の人が主義者である"とする証拠は出て来無かったと言う事です。チャプリンが、事実上"アメリカ追放"に近い形で出国したのは、彼の言い分が"事実に反した"からでは無く"事実に即した"からであろうかと思われます。
今一つは、彼の様なネーム・バリューの有るスターが、其の立場を利用して政治的主張をする事を潔しとし無い風潮は、今のアメリカでも"左右両派"に有ると言う事です。
後有るとすれば、彼が所詮は外国人でしか無かった事でしょうか。
近作「J・エドガー」で、デカブリオが"此の辺り"をどう演るのか、一つの見所かと思われます。或いはスッ飛ばして肩透かしを食わせられるかを。

(|…o±\o

toc********さん

2012/1/2217:57:02

チャップリンが非米活動委員会に召喚された際に、「私は共産主義者ではありません、平和論者です」と答えたことは有名ですが、その通りだったと思います。
チャップリンの作品を何本か観ればすぐにわかりますが、その多くの作品は貧者からの視点で描かれています。貧富の格差に対する抗議の意味が感じられ、このことが非米活動委員会には資本主義批判と見えたのでしょう。
中でも「モダン・タイムス」では社会の機械化・効率化による人間性の喪失がはっきりと描かれており、利益優先の資本主義批判と見ることもできます。
「独裁者」が作られた頃はまだアメリカが第二次世界大戦に参戦しておらず、まだナチス・ドイツを共産主義への防波堤として擁護する意見さえあった時期です。こんな時期にあからさまに反ナチスの作品を発表したことが容共主義ととらえられたということです。
極めつけは「殺人狂時代」で、大不況により仕事を失った主人公が殺人を繰り返して愛する家族を養うという内容で、戦争を繰り返すアメリカを痛烈に批判し、このことが非米活動委員会を怒らせたことは明らかです。
このように非米活動委員会に睨まれる要素はたくさんあったものの、それは本人が言っているように平和論者、弱者の立場からの社会批判です。
今見れば、チャップリンの作品や行動から共産主義者と思わせる点はなく、赤狩りの異常な時代の被害者だと思います。

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