少年の非行歴，心身の成熟度，性格，事件の内容などから，保護観察や少年院送致などの環境調整や矯正教育より，刑事裁判によって処罰するのが適当と判断される場合には，事件が検察官に送られることもあります。これが検察官送致（逆送）です。この場合，検察官は，一定の例外を除いて，少年を地方裁判所又は簡易裁判所に起訴しなければなりません。 事件については，死刑，懲役又は禁錮に当たる事件に限られています。ですから罰金刑しかないような事件を検察官に送致することはできません。また，少年が検察官送致のときに16歳以上であることが必要です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%91%E5%B9%B4%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E6%89%8B%E7%B6%9A#.E6.A4.9C.E5.AF.9F.E5.AE.98.E9.80.81.E8.87.B4.E3.81.AE.E6.B1.BA.E5.AE.9A