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2.26事件における反乱軍青年将校たちの主義・主張について

nom********さん

2012/7/1112:20:49

2.26事件における反乱軍青年将校たちの主義・主張について

同事件について書かれたものを読むと
彼ら皇道派の軍人は、ただ狂信的に天皇による親政を目指しており
クーデター実行後の具体的な政策は何も持っていなかった、と
されていることが多いようですが
ウィキペディアで 【昭和維新】 を検索したところ
同事件の理論的首謀者として処刑された北一輝の著した
『日本改造法案大綱』においては、

・男女平等
・男女政治参画
・華族制度廃止(当然、貴族院も廃止)
・所得累進課税の強調あるいは私有財産制限
・大資本国有化(財閥解体)
・皇室財産削減など

具体的かつ社会主義者の主張と見間違うほどの政策が並んでいます。
これらの政策は、終戦後、GHQによってことごとく遂行されたものばかりです。
やもすれば、あの日、昭和天皇が反乱軍将校を逆賊扱せず
彼らの主張に耳を傾けていたら、日本は太平洋戦争を経ずに
現在の民主的な体制に移行できた可能性(あくまで可能性)はあったのではないでしょうか?
そして、この2・26事件こそは
日本人に欠けるとされる外圧によらない自浄作用であったのではないでしょうか?
それにもかかわらず、学校の教育現場および世間一般においては
この青年将校たちの行動に対する評価が低いのはなぜでしょうか?
※たしかにテロ行為でありますが、忠臣蔵に比べれば
私情によらない、国家国民のため義憤に駆られた決起であったと感じるのですが・・・。

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2012/7/1120:58:24

国家社会主義ドイツ労働者党というのがなにかわかりますよね?
ナチス党のことです。
彼らが言ってるのはおおむねナチスと考え方が同じなのです。
ナチスの評価が世界的に低い以上、彼らの評価も低くなるのはしょうがないことです。
北一輝が考えたことは天皇の彼の言うところの二元性の神の部分だけを強調しその強権によって憲法と両院を一旦停止させる根拠を持たせ、3年間憲法と両院を停止し戒厳令を敷く。
天皇の強権によって政治的な空白が生まれた隙に革命を行うというもので「天皇による親政」と言えば聞こえは良いですがそもそもこの計画は天皇自身が社会主義者でないと成り立たない物で考えとしては非常に稚拙です。
しかも多くの「天皇を神と信じる若者」を巻き込んだ点を考えれば評価し様が無いということでしょう。
男女平等や政治参加は結構なことですが元々資本的に巨大な力を持つ財閥を解体するには時の政府以上の強権が必要で、例えば解体できたとしてそれは誰のものになるんでしょうか?
国民に配ると言っても一旦集めないといけない訳で天皇の強権で行う革命である以上、天皇のものに一旦するということです。
この時点で論理矛盾が生じてるのを気づいたでしょうか?
社会主義を革命で行うのはそれ自体が論理矛盾であってまともな政治体制になるはずが無い。
これは歴史が証明しています。

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ベストアンサー以外の回答

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kdk********さん

2012/7/1700:26:46

赤尾敏に言わせれば、天皇の下での平等を掲げるのが右翼。天皇を無くしての平等を掲げるのが共産党だそうです。
戦前の右翼と共産主義者の主張の中には共通点が見られることは昔から知られたことで、実際に右翼指導者の中には元共産主義者というのもよく見られます。

kas********さん

2012/7/1514:32:25

北の革命方法は、日本的共産革命を模索するあまり、到達した極致が、「日本独自の天皇」を、共産暴力革命の「梃子・手段」にする、という、不敬極まりないものでしたし、思想実践的にも、ほとんど内容未熟なものでした。

ですので、昭和11年の時点で、列挙項目が実施できたとは思えないのです。

実施するには、基本的に、猛烈な独裁権力が必要で、それを許容する民衆的下地も必要です(日本敗戦以後、外国の占領軍がやったような、有無を言わさぬやりかたですが)。

天皇が、反乱軍と決め付け、有無を言わせず沈静させたのは、正解だったと思います。

決起将校たちの純粋さを、背後で操った国家転覆を策する社会主義者たちと、直接扇動した軍内派閥の領袖たち、などなど、未だに把握しきれない謎を秘めた事件ではありました。

kum********さん

2012/7/1120:49:44

北一輝と226事件は全く関係はあり
ませんが、当時の腐敗した世の中
を一新したことは間違いありません。

226事件は日中戦争を阻止する
最後の砦でした。

青年将校が評価されないのは
天皇によって鎮圧され、彼等と
対する統制派が政権を奪取し
今日に至っているからです。

rev********さん

編集あり2012/7/1115:12:17

要するに、北一輝の主張というのは、

スターリンの社会主義ソ連を真似る、というもので、

「スターリン」の地位に、「天皇」を代入するだけです。

ただし、スターリンのソ連も≪羊頭狗肉≫であったように、

北一輝の案も、国民をだますための≪うそつきマニフェスト≫だったと断言していい。

というのは、具体的な実行策、タイムスケジュール。ロードマップが存在しないから、です。

例えば、下は実行可能ですか。



経済の構造改革を行う。具体的には一定の限度額(一家で300万円、現在の30億円程度)を設けて私有財産の規模を制限し、財産の規模が一定以上となれば国有化の対象とする。
このことで資本主義の特長と社会主義の特長を兼ね備えた経済体制へと移行することができる。
この経済の改革は財政の基盤を拡張して福祉を充足させるための社会改革が推進できる。
労働者による争議・ストライキは禁止し、労使交渉については新設される労働省によって調整される。


1.国有化・財閥解体には、アメリカ占領軍並みの≪強権≫が必要です。

こんな強権を持った政府というのは、全体主義の独裁政権ですね。

2.経済改革が福祉の充実につながらないのは、現在を見れば自明のことですね。

全体主義の独裁政権が、国民の自由と権利を守るというのは不可能ですよね。


3.労働者の権利=争議権を否定して、労働者の権利を守るというのはバカの妄想ですよ。


結論として、北一輝の案どおりに日本を変革したとしても、スターリンのソ連のように「崩壊するのが必然」です。


参考

「全体主義の経済改革が福祉の充実につながらない」とは、ノーベル経済学賞F.A.ハイエクによって証明されている。

福祉を推し進めると、全体主義になる。
というのは、政府が、ある個人について福祉を与えるかどうかという決定権を持つことになる。
配給制度と同じだ。
配給・福祉を『反体制』という理由で制限され、止められたら、北朝鮮人民数百万人のように餓死する。
だから、福祉国家は、個人を抑圧する全体主義に陥る。
社会主義と福祉は、同義である。
ソ連も崩壊したのだから、福祉も国家を崩壊させる。

zer********さん

2012/7/1113:34:39

ほとんどの軍事クーデターによる政変国家では指導者はこういうことを言います。
しかし現実には軍部によるクーデターの容認は民主議会政治国家とはけして相容れません。極端なことをいえば、軍部が議会政府の行動に不服な場合武力でこれを覆せるという前提は実質的な軍事独裁と変わらないからです。
そのためクーデター側は政治参画などを標榜しながら実際には自分たちの政治目的が達成されるまでそれを拒否します。ミャンマーがよい例で、軍部は自由選挙を標榜した一方で有力な対抗勢力だったアウンサンスチーらを軟禁し実質的な独裁を数十年間継続させています。

そもそも北や226参加将校の思想は上記の国内再編を経て国家社会主義(ファシズム)に向かうものであり、いわば中国共産党のような「共産党は資格を満たせば誰でも党員になる資格があるし政治参加できる」と謳っているのと大差ないレベルでの政治参加です。『われわれとともに歩むなら誰でも政治参加できる』というのはただの一党独裁、ナチなどと何も変わりません。また軍部内でも『正義を行うならば命令に逆らっても大儀が通る』という風潮を加速し満州事変などのような暴走をより誘発しやすくする土壌になってしまいます。

問題はクーデターが私情がないとか義憤がどうとかいう話ではありません。そもそも民主主義国家というのは市民のおのおの異なる私情を国政の場で調整するために政府が存在するという政治体制であって、だからこそ議員は地方選から多くを選抜するのです。国家のために無私を目指す、また市民に要求する。しかも武力で。というのは民主主義の完全否定ともいえる行為です。

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