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「自己同一性の確立」はできた方が良いのでしょうか?

さん

2012/8/1008:29:35

「自己同一性の確立」はできた方が良いのでしょうか?

Wikipediaによると、「自己同一性とは、自分は何者であり、何をなすべきかという個人の心の中に保持される概念。」なのだそうなのですが、「自己同一性の確立」ができた後に、「実は~がやりたいんだけど」などと思っても、「でも、自分にはできないよね」って思ってしまうのではないか、と思いました。

つまり、「自己同一性の確立ができている人に何か目標ができても、自分の身の程を知ってしまっているが故に、すぐに諦めてしまうのではないか」、「『自分はこの程度』と思っていたら、成長が阻害されるのではないか」と考えたわけです。

受験を例に考えると、「明らかにこいつは受からないだろう」と思っていた人が合格してしまうことがあるので、「身の程とかどうでもいいから、とりあえず受けてみなよ」と私は思うわけです・他の人がメンタルの不具合の影響で失敗してくれれば、合格できるかもしれない訳です。もちろん、本人の追い込み勉強や問題文との相性、メンタルの強さもありますが。

勘違いだろうとなんだろうと「私は凄い!」と思える方が成功できそうだし幸せな人生を送れるのではないかと思いましたが、いかがなものなのでしょうか。


ちなみに、過去に自分がした質問を見返していたらこの質問が出てきたので気になりました http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1186447531 (”「自己同一性の確立が大切である」とエリクソンは述べている。”のような文を、高校の保健や倫理の教科書で見た記憶があるのですが、そこから、「エリクソンは、真の意味での自己同一性の確立は不可能であると考えているのではないか」と考えました。これはどうなんでしょうか?)

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qwe********さん

2012/8/1116:04:17

質問者さんはエリクソンのアイデンティティとゴッフマンのアイデンティティを混同されているように思います。
エリクソンの提唱するアイデンティティは、エリクソンの成育歴を参考にするとわかりやすいかと思います。WIKIにも書いてあったと思いますが、彼は真の両親かわからないまま育ったために自分は何者なのかという不安を抱えて成長します。
有名な画家ダリも顕著なケースです。生まれる前に亡くなった兄と同じ名をつけられ溺愛されますが、ダリは愛されているのが自分なのか兄なのか、という葛藤の中でアイデンティティの問題を抱えることになります。
例えば、白人だけの村で一人きりの黄色人種として育った時、自分だけどうしてみんなと違うのかという疑問を抱くでしょうし、白人の特徴を持つ両親と自分は本当に親子だろうかという不安に苛まれることもあるでしょう。その問題が解決されない時、仰るとおり、「自己同一性の確立は不可能である」といえるかもしれませんし、エリクソン自身、そうした経験をしていることは事実です。しかしながら、エリクソンの言うアイデンティティとは個人の存在の根幹に関わるものですから、それは「真の意味で」永遠に不可能なものではなく、また確立すべきものでもあるだろうと思います。
なので、アイデンティティの確立は当然、できた方がいいことになります。
自分はこういうことをしたいができないかもしれないという葛藤も、欲求する自分と実現する自分が同一と見なせるからこそ、生じるものです。
質問者さんの仰る身の程については、社会学者ゴッフマンの提唱したアイデンティティとして考えるべきかもしれません。
自分が他人とどういう関係性にあるか、その関係性の中で身の程という概念が形成されるわけですから、社会が個人に期待する対他的アイデンティティということになります。
社会におけるアイデンティティのありようは、その個人の中でエリクソンの言うアイデンティティが確立していないと、形成し得ないものです。
アイデンティティが確立して初めて、社会におけるアイデンティティを論じることが可能になることを思えば、エリクソンのアイデンティティの確立は大前提ということになるでしょう。
リンク先のBAの一人称の例は社会における自己認識のありようについてですから、エリクソンのアイデンティティよりもむしろゴッフマンにおける対他的アイデンティティというべきだろうと思います。

質問した人からのコメント

2012/8/16 22:16:11

ありがとうございました。

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mis********さん

2012/8/1015:14:31

親が子を愛し、その親の愛に子が必死で報いようとする「親孝行」というものがまだ生き生きとしていた時代はアイデンティティーなんていう小難しい概念は全く不要だったそうです。

yumiさん

2012/8/1011:41:32

自己の確立がしっかりできていると
・今、自分は何をしたいのか
・今、自分は何をすればいいのか
を、自信を持って即答することができます。
それは自分を知っているから、自分を理解しているからです。
人の行動を判断材料に取り入れなくて済むのです。
「アイツはこんなことを・・」「アイツはこうだから・・」
こんな考えは浮かんできません。
人によって発達のしかたがバラバラです。
速い人、遅い人、クセのある人、こだわる人。
みんな試行錯誤しながら発達していきます。

jia********さん

2012/8/1008:46:40

アイデンティティの確立とは、身の程を知る、ということではありません。
簡単に言えば「(考える主体としての)自己の確立」ということですから、そもそも「本当は〜〜したいんだ」と考える、そのこと自体に必要な成長過程です。

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