これ、裁判になりますか?というのも、通常は離婚そのものを争うのであって、離婚原因を作ったほうに慰謝料請求がなされます。
お互いが既に離婚には同意しているのなら、親権や財産分与を争うのは後継問題とか、莫大な資産とかが絡むめったにない場合に限られますよ。お互いが金を隠してることも無いなら取り分は半々と決まってますから争う意味が有りません。
あと、慰謝料について誤解されてる人が多いようです。これは相手の不法行為に対して発生するモノです。あからさまな不法行為以外には発生しませんから博打に狂おうが、飲み屋のネーチャンにつぎ込もうが、家の中のものを壊そうがそれ自体が捕まっちゃう訳でも無いのでダメです。ですから離婚における不貞行為浮気と暴力以外はほぼナシです。例えば夫の浮気相手が独身と思って付き合ってた場合、浮気相手から慰謝料取れるのも実際厳しいです。あなたの場合は初めからお互いにそういう問題が無いのですから、相手にも伝えてあげてください。弁護士は商売ですから訴訟を起こすなとは言わないかも知れません。
追伸
訴える側 (原告) の方が有利です。何故かというと普通の裁判は原告が立証責任を負いますが、離婚裁判は証拠の有無なども含め全て適当だからです。そして和解を勧められることがほとんどなのですが、和解イコール離婚成立なので、早い話裁判官が後押ししてくれてるも同然なのです。あと、一番のメリットは裁判自体をやめる権利が持てることです。お金の話になれば弁護士も目を輝かせますが、当人にとっても弁護士に取られるなら相手にあげた方がまだいいわ...なんて場面が必ずきます。その時に原告なら取り下げという選択肢が持てるのです。話が出尽くしたら協議離婚したっていいのですから。高嶋さんのように判決で勝ったあとに取り下げることも可能ですが、それには原告になっておくことが先決です。