ん〜...たぶん友達さんは喋り声のことを地声と言っているんじゃないですかね？喋り声っていうのは通常時自分が喋るときに発する声ですよ。 歌声っていうのは歌のとき使う声ですが、別に地声も歌声の一種ですよ。 ただ、歌声っていうのは響きといものが重要です。喋り声は響きが少ないですよね？オペラ歌手を想像してもらえるとわかると思うんですが、何故かマイクも使っていないのにコンサート会場全体にビリビリ響いて歌っていますよね？ つまり響きを増幅させた声が歌うのに適した声、歌声ってわけです。 しかし、500年に一度の歌姫と言われた美空ひばりさんは、逆に喋り声で歌っていました。正確には天性の才能で元から喋り声に響きがあり、そのまま歌に活用できるってことです。 元々歌声と喋り声の比率で考えれば、歌声に比率を上げて行くと、歌詞がぼやけてしまったりするんですね。喋り声の比率を上げて行けば歌詞はよく聞き取れますが、歌にはならなですよね。完全に0:10の比率にすれば棒読みになっちゃうし。 結果、美空ひばりさんは何故か喋り声のまま歌えるので歌詞が体にッスーーっと入ってくるんです。 是非、聴いて、他の歌手と聴き比べてみると、歌詞の聴き取りやすさの違いが歴然にわかりますよ。 以上、何か質問があれば補足にお願いします。参考になれば幸いです。