文法問題です。動詞の「ある」は五段活用ですが、未然形は何になるのでしょうか?「~ない」には続かないので、「~ず」につなげて「あら」でしょうか?

文法問題です。動詞の「ある」は五段活用ですが、未然形は何になるのでしょうか?「~ない」には続かないので、「~ず」につなげて「あら」でしょうか? また、このような動詞の活用の種類の見分け方は、未然形に「~ず」をつけてみること、と教えていいのでしょうか?わかりやすい教え方まで教えていただけると助かります。お願いします。

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ベストアンサー

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口語五段動詞のほとんどは、文語四段動詞からきたものですが、「ある」と「おる」だけは 文語ラ変動詞が元になっています。 よって、「ある」と「おる」を、特殊な五段活用と考える立場(高校教科書)もあります。 口語「ある」の未然形は、「あろ・う」という形でよく使われます。「あろ・う」を旧仮名遣いで 書けば「あら・う」になります。 「あら・ず」「あら・ぬ」という言い方も時折耳にしますが、文語脈でしか使われません。 >このような動詞の活用の種類の見分け方は、未然形に「~ず」をつけてみること、と教えていいのでしょうか? それでいいでしょう。ただ、口語文法(中学生)の場合は「ない」を付けて見分けさせるのが 一般的です(「ず」でもかまいませんが。)。 「ある」「おる」は、その例外と教えます。たった二つですから、さほど負担にはならないと思います。 「なぜ例外なの?」と聞かれたら、上記のように、「五段には、四段からきたものとラ変からきた ものがあり、ラ変からきたものが例外になる。」と教えればいいでしょう。 文語文法の場合は「ず」を付けて見分けさせます。ラ変など数が少ないものは、暗記させることが のぞましいといえます。「あり・をり・はべり・いまそがり」というように。 以下は、わかりやすいかどうかは自信がありませんが、中学生向けの説明の定番といえるものです。 参考になさってください。 ●活用の種類の見分け方 第一段階 「カ変」「サ変」は一語ずつしかないので暗記する。「来る」「する」「~する」(サ変には  「~ずる」型もありますが、初学のうちは触れなくてもいいでしょう。) 第二段階 下に「ない」を付けたとき、  A語尾が「ア段」に活用すれば→五段 例「行く+ない→行【か】・ない」「切る+ない→切【ら】ない」  B語尾が「イ段」に活用すれば→上一 例「落ちる+ない→落【ち】・ない」「着る+ない→【き】・ない」  C語尾が「エ段」に活用すれば→下一 例「増える+ない→増【え】・ない」「出る+ない【で】・ない」 ●活用形の見分け方 第一段階 各活用形に付く代表的な語として、「ない・ます・①・こと・ば・②」を覚えさせる。  (①は終止形で言い切る形、②は命令形で、命令して言い切る形です。)  例 行く→「行か(ない)/行き(ます)/行く。/行く(こと)/行け(ば)/行け。」 第二段階 上以外の語、例えば未然形なら「う・よう/れる・られる/せる・させる」が下に付き、  連用形なら「て(で)/た(だ)」などが下に付く、ということを徐々に教える。 第三段階  ① 上一と下一の未然と連用は、五段動詞(音便のないサ変を使うのがよい)を代入して見分ける。  例 食べさえすれば→出し・さえすれば。イ段に活用しているので「出し」は連用形  →よって「食べさえすれば」の「食べ」も連用形  例 見ようとした→貸そうとした。オ段に活用しているので「貸そ」は未然形  →よって「見ようとした」の「見」も未然形 ② 終止形と連体形は、形容動詞(両形が別形)を代入して見分ける。  例 疲れるが、行こう→きれいだが。「だ」と活用しているので「きれいだ」は終止形  →よって「疲れるが、行こう」の「疲れる」も終止形  例 食べるのが好きだ→きれいなのが。「な」と活用しているので「きれいな」は連体形  →よって「食べるのが好きだ」の「食べる」も連体形

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ThanksImg質問者からのお礼コメント

みなさんわかりやすく教えていただき、ありがとうございました。ベストアンサーの方は、かなり詳しくわかりやすかったです。早速、教えます。

お礼日時:2007/8/1 21:58

その他の回答(2件)

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やはり「あら」になります。現代仮名遣いでは「あら・あろ」でしょうか。 動詞「ある」は不完全な活用体系をもっているので(可能形も「あられる」ではない)紛らわしいかも知れませんが、特殊例として教えれば良いかと思います。基本は「-ナイ」に続く形であることに変りはありません。 ただし、現在では「未然形」という用語は(学校教育を除いて)ほとんど使われないことは頭の隅に置いておいたほうが好いかも。

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「ある」の未然形は「あら」かというとちょっと違うと思います。 未然系が続く言葉は「~ない」「~ず」のほかに、「これから野球『しよう』」  のような「~う」がありますので、 「あら(ず)」と、「あろ(う)」で、未然形は「あら」と「あろ」だったような気がします。 ところで、教え方ですが、 未然形の後に続く語 「ない」「う」「よう」 連用 〃 「ます」「た」「て」 終止 〃 「。」 連体 〃 「とき」「こと」 仮定 〃 「ば」 命令 〃 「。」 こんな感じで、ない・う・よう・ます~ と一息で何回も言っていたら覚えると思いますよ。 その時に、忘れずに 「未然形」っていうのは、『未(いま)だ、然(しか)らず』って読んで、 『まだ、そうなっていない』状態の形を言うんだよ。 って教えてあげると良いと思います。 そうしたら、生徒さん(お子さんかな?)も、まだそうなっていないから、~ない、~(しよ)うを つけるんだな、と理解できると思いますよ。

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