C型肝炎問題、どこの病院
C型肝炎問題、どこの病院 C型肝炎問題をテレビで見たんですが・・・ 昭和何年ぐらいから何年ぐらいまでの間に、出産や手術などで輸血した事がある人の問題みたいなんですけども 病院とかってわかるのでしょうか? あと、30万人って、日本人って危機感がないのでしょうか? もっとビックリしてもいいような怖い問題ですよね。
病院、検査・3,623閲覧
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C型肝炎はC型肝炎ウイルスの感染によって生じる、慢性的な肝臓のダメージです。 C型肝炎ウイルスの存在は当初よく分かっていませんでしたが、1970年代に輸血後に発生する肝炎として、認識され始めました。 その後A型B型肝炎に続く第3の肝炎として、初めは非A非B型肝炎と呼ばれていましたが、1989年米国の化学薬品企業であるカイロン社がウイルスの遺伝子のクローニングに成功し、抗体を開発。C型肝炎として世界に知れ渡ることになりました。 ですから、C型肝炎そのものは、そう名付けられたのは実は、平成になってからなのです。 C型肝炎が、慢性肝炎→肝硬変→肝臓癌と進展するメカニズムはこのわずか10-20年の間に判明してきたことで、そういう意味では危機感が乏しいのも無理もないのかも知れません。 まして、病院で投与された血液製剤から感染するなどとは、投与した側もされた側も夢にも思っていなかったでしょう。 1996年頃から血液製剤については旧厚生省の指導のもと、投与が行われた病院の調査が行われました。 2001年厚労省から血液製剤の投与が行われた病院の公表がなされました。 【公表医療機関リスト・厚労省】 http://www.mhlw.go.jp/houdou/0103/h0329-1.html#itiran ただし、投与が行われていても、公表されていない病院もあると思われます。 肝炎の原因が、「血液製剤」による薬害なのかどうかは病院のカルテをひっくり返す必要がありますが、薬害肝炎が証明できれば補償の対象となるでしょう。 【薬害肝炎訴訟の原告になるための要件】 http://www.hcv.jp/plaintiff.html 厚労省が、C型肝炎に関する一般的な情報提供をしています。 最新の情報が詳細にQ&A形式で説明されています。 【C型肝炎について(一般的なQ&A)】 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou09/02.html 危機感がないのは、今に始まったことではありません。 その割に「ガン」に対する危機感は不必要なまでに大きいです。 科学的・客観的な判断よりも、感覚的・霊的な判断を好む国民性も大きく作用しているのでしょう。
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