C型肝炎キャリア・・・
C型肝炎キャリア・・・ 最近T・VでC型肝炎患者さんの訴えを見てて思うのですが・・ 私自身も11年前に次女出産時にキャリアと言われ驚きました。 一体私はどこから感染したのか覚えがまるでなかったのです。 それまで入院したのは1度だけ。その7年前に長女を出産した時です。 しかし輸血もしてなく長女の時はC型肝炎はまだ発見されてなかったらしく わかりませんでした。次女を生み数ヶ月後にだるさと微熱が続き診察を 受けたところ数値が高いので入院を勧められましたが赤ん坊と当時小1の子を 残し入院は無理があり、毎日通院で大きな注射を打ちに通い1ヶ月程で 良くなり現在に至ります、その後数回血液検査をしましたが問題なく もう5年は血液検査もしてません。キャリアはなくなる事はあるのでしょうか? それともキャリアの人は肝炎に必ずなってしまうのですか? 詳しい方お願いします。
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お話を整理しますと、 1989年頃長女出産。この時点では肝炎罹患不明。 1996年頃次女出産。この時C型肝炎キャリア判明。 ですよね。 出産以外に入院などの治療歴が無いのだとすると、あなたの場合、正に「薬害肝炎」の可能性があります。 輸血をしていなくても、血液製剤(フィブリノゲン製剤あるいは第9因子製剤)の投与が行われている可能性もあります。 1989年の出産時にそうした経緯は無かったでしょうか?(出血が多量だった、なかなか止血しなかったなど) もちろん、C型肝炎は感染経路が不明のことが多いです。 出産よりさらに以前に、予防接種や傷の処置などにより感染した可能性も「ゼロ」ではありません。 しかし、C型肝炎ウイルスは実は、あまり感染力が強くなく、実際に我々医療従事者が「針刺し事故」を起こしても感染する確率は200回に1回と言われています。 (私自身、数回事故がありましたが、幸運にも感染していません。) 長女を出産した病院に当時の投薬内容、血液製剤の使用について確認する必要があります。 残念ながら、カルテの法定保存期間が5年間ですから、既に記録が無い可能性もありますし、担当医もすっかり入れ替わってしまっている可能性もあるでしょう。 2001年厚労省が発表した資料に血液製剤を投与した病院のリストがあります。 http://www.mhlw.go.jp/houdou/0103/h0329-1.html#itiran 薬害肝炎訴訟をサポートしている弁護団のホームページがあります。あなたの肝炎が薬害である可能性が強ければ一度ご相談なさってみてはいかがでしょうか? http://www.hcv.jp/plaintiff.html さて、C型肝炎ですが、まずは本当にキャリアかどうか、また、キャリアだったとしてウイルス量はどの程度か、肝臓のダメージはどうなのか、を調べる必要があります。(HCV抗体、HCV-RNA、GOT、GPT他) ウイルス性肝炎は「明日どうこうなる」病気ではありませんが、20-30年の経過の中で、慢性肝炎→肝硬変→肝臓癌と進展する恐れがあります。 まずは肝臓内科医のいる病院で血液検査を行ってください。 キャリアであることが判明すれば、上記の問題を評価した上、インターフェロン治療という流れになります。 インターフェロン療法が有効ならば、ウイルスを根絶することも可能ですし、根絶できなくとも、上手に管理し付き合っていくことで肝硬変への進展を遅らせたり、肝臓癌の発生を予防したりすることは可能です。 厚労省が2006年に公表したC型肝炎に対する情報が最も信用できると思います。 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou09/02.html どうぞお大事に。
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