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調査捕鯨における致死的調査について質問があります。 鯨は海生動物でありなお...

gog********さん

2014/10/1018:04:05

調査捕鯨における致死的調査について質問があります。

鯨は海生動物でありなおかつ巨体であるゆえに非致死的調査による詳しい調査には限界があるということは理解できます。

鯨の固体情報の隅々までを非致死的調査で調べることは、途轍もないコストと困難が付きまとうであろうことは容易に想像できます。

しかし年に何百頭(近年では100~200頭ですが)も致死的調査を行わなければならないほどの研究というのは一体どのような内容だったのでしょうか?
また20年以上に渡る致死的調査でしか得られないような研究成果を、日本は何か生み出したのでしょうか?

例えば致死的研究でしか細かく調べることの出来ない生化学組成は、これほどまでの個体数を20年間も必要とするとは到底思えません。コスト面から考えて食性や汚染率を調べる上で致死的研究は大変役に立つでしょうが、統計的にこれほどまでの数の致死的調査を必要とするものだったのか……それも正直よくわかりません。

調べた範囲では①自然死亡率は0②南極ミンククジラの資源量の大幅な衰退、大幅な増加、またはおおよその安定と一致している。といった意味不明な統計結果しか出てきませんでした。
また国際的な学会では意図的に致死的調査による論文を排除しているという話も聞きましたが、その辺りの実情に関してもさっぱりの無知です。人道的な問題で排除されたのか、それとも論文内容が稚拙だったのか、はたまた別の理由か……。

商業捕鯨云々に関してはあえて触れません。ここではあくまで致死的調査と科学的研究の二つに絞らせていただきます。
実情や研究成果に詳しい方にご回答お願いします。

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kuj********さん

2014/10/1019:05:57

>調べた範囲では①自然死亡率は0

日本側が第一期南極海調査捕鯨から推定した自然死亡率は0ではなく0.04です。
ですがこの0.04は信頼区間が広すぎるがゆえ科学委員会は自然死亡率としては認めておりません。(事実上未知)
90億円もの税金を投入して16年間で6800頭ものクジラを殺して研究したくせに
第一期南極海調査捕鯨の第一義的目的である自然死亡率を推定することはできなかったというわけなのです。
まさに「税金の無駄遣い」以外の何者でもありません。

[IWC科学委員会報告書]
ESTIMATION OF NATURAL MORTALITY RATE
The estimation of this parameter was the main objective of
JARPA when the programme was initiated. The natural
mortality rate estimates from JARPA data alone (Tanaka et
al., 2006) (SC/D06/J13), were, at around 0.04, within the
plausible range, but the confidence limits (from below zero
to above 0.10) spanned such a wide range that the
parameter is still effectively unknown.
http://iwc.int/index.php?cID=224&cType=document&download=1 (リンク切れ?)
(訳)自然死亡率の推定
JARPA プログラムが開始されたときは、このパラメータの推定がJARPA の主たる目的であった。
JARPA データのみ(田中他、2006)(SC/D06/J13)に基づいた推定自然死亡率は、妥当と思われる範囲の約0.04 であったが、
信頼限界(0 以下から0.10 以上)が広範にわたっているので、パラメータは事実上未知である。
http://yonemoto.rcast.u-tokyo.ac.jp/PDF/Report_of_the_Scientific_Co... (リンク切れ)

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alp********さん

2014/10/1507:28:24

>年に何百頭(中略)も致死的調査を行わなければならないほどの研究というのは一体どのような内容だったのでしょうか?

実情を知った上での質問でしょうが、調査に必要だから「何百頭」も殺しているのではなく、事業費用の捻出のためです。というのも、水産庁が企画した調査捕鯨の真の意図は天下り組織の温存でしたから、巨額の出費が伴う南氷洋捕鯨を国費で行うには無理があり、旧大蔵省も支出に難色を示しました。それで事業費を鯨肉の販売益で賄うことになったのです。

したがって、最小限必要な捕殺数も学術面からは出せません。「経費を捻出するには年に何頭の捕獲が必要か」と、費用からの逆算で算出する必要がある。ですから「850頭±10%」という今の捕殺計画数も、ミンク1頭の鯨肉量=3.5トン、卸価格=キロ2,000円として算出したのではないですか。

>国際的な学会では意図的に致死的調査による論文を排除しているという話も聞きましたが──

その通りです。米欧の関係学会では近年、実験動物の扱いにきびしい倫理性を求め、無用な動物殺戮のデータは受け付けなくなっている。関係学術誌もそうで、「調査捕鯨」のデータを使った日本発の論文は掲載を拒否しています。最近見た海外誌でも、「日本が出した関係論文は05年以降わずか2本」という批判に対し森下丈二IWC日本代表委員が、「それは学術誌が、鯨を殺したというだけで論文を無視するからだ」と反論していました。

roz********さん

編集あり2014/10/1400:38:36

この回答はすでにある回答のうち、二つは素晴らしいものであり、私のは補足になりますが、鯨研ではサンプルが増えれば増えるほど精度が上がるので、それを重視しているようです。

ただ、一般的にある程度を越えれば、上がる精度は微々たるもので、自己満足に近いと思います。

また、太平洋ではマッコウクジラは5頭しか捕っていないのですが、これは売れないからサンプルとして最低限を捕っていると明言されています。


追伸 反捕鯨は調査結果を採用しないとか、訳のわからないことを言う人がいますが、そもそもSTAP細胞の追試問題で解るとおり、科学的信憑性というのは全く違うソースの情報を照合して確保されるものであり、日本と同様の調査が別に行われない限り科学的信憑性の客観的な信頼性は確保できず、STAP細胞はありますと1人で叫ぶ小保方みたいになっています。
ただ、ザトウクジラの回復について、オーストラリアへの回遊数が増えたことで調査捕鯨の結果と照合して、個体数の評価が改められたりはしているようです。

2014/10/1100:07:56

致死的調査による論文を排除しているというお話を聞いたことありませんよ。
実際に日本で昔捕まえた鯨の遺伝子解析をアメリカのグループが行った論文がPloS Oneなどに出ていますし。

それより日本の調査捕鯨のあり方はあまりにも古すぎです。
ぜんぜん遺伝子を詳しく調べていません。

本来調査捕鯨は商業捕鯨が再開できるぐらい遺伝的多様性があるかどうかを調べなければならないですけれど、まともな論文になっていません。あれだけの数を獲ったのですから、解析すればいい論文になるのはわかりきっているのにしないのは、たぶん実際に調べたら遺伝的多様性が減っていることが示されて商業捕鯨が再開できないというデータが出ちゃうという利益相反があるからかも。

捕鯨をしたいなら捕鯨できるか調べればいいのに、研究グラントのお話を聞いたことがないです。グラントさえあって国内外に公募すればきちんとした調査計画を生態学者の方々が出すのに。政府も捕鯨賛成派の方も口先ばかりでぜんぜん動いていませんよね。

boo********さん

2014/10/1022:24:58

反捕鯨派の人たちは、この調査のデータを採用する気がないのです。
採用したら、調査に意味があることになってしまうからです。
これはすでに科学ではなく、政治です。

日本が行っている調査捕鯨は、たしかにその規模と方法について検討の余地はありますが、最も直接的かつ具体的に鯨の実態にせまることのできるものだと思われます。
あくまでも、科学的データの蓄積のために継続することが望まれます。

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