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セメント樽の中の手紙で読書感想文を書きます。解説について教えてください。よろ...

nat********さん

2014/12/2615:01:02

セメント樽の中の手紙で読書感想文を書きます。解説について教えてください。よろしくお願いします。

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ryu********さん

2014/12/2800:45:34

主人公の松戸与三は鼻の穴にコンクリートの破片が入るような劣悪な労働条件のもとで働き、鼻の掃除もできないほどに仕事に追いまくられています。
彼にできることは愚痴をこぼしてぼやくことと、仕事が終われば一杯飲んでうさを晴らすことぐらいです。
女房に新しく子供ができることもあって、仕事を続けざるをえず、その日当でも生活はかつかつです。
ある日、作業の途中で、セメント樽の中に小さな木の箱を見付けました。
家に持って帰って開けてみると、中に手紙が入っていました。主人公が木箱を家に持って帰ったのは、ひょっとしたら中に金目のものが入っているのではないかという期待があったのかもしれません。
その木箱に入っていた手紙の内容はかなりショッキングなものでした。
手紙を書いたのは女工で、セメント工場で働いていた恋人が仕事中の事故でクラッシャーの中にはまり、セメントの一部になってしまった、せめて、そのセメントが使われる場所等を連絡してほしい、というものでした。それを読んだ主人公は、酒をあおって、「へべれけに酔っ払いてえなあ。そうして何もかも打ち壊して見てえなあ」と怒鳴るしかなかったという話です。

この作品が書かれた背景には、当時の労働者階級が資本家階級と比較すると、圧倒的に弱い立場であったことが挙げられます。
当時は労働組合などはなく、雇い主が決めた労働条件を労働者は無条件で受け入れるしかありませんでした。
過酷な労働条件だとわかっていても、それを改善するすべはなく、そもそも改善できるとは思っていなかったのでしょう。
救いがなく、解決のない話です。
この作品は、恋人がセメントになってしまったというショッキングな出来事をおりまぜながら、過酷な労働条件に対して何もできず、その状況を受け入れざるをえない、当時の労働者の悲惨さを描いた作品です。
このような文学を「プロレタリア文学」と言います。

「セメント樽の中の手紙」で検索すれば、もっと良い解説が見つかると思います。

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