『原油価格の下落容認は「シェールつぶし」か?

『原油価格の下落容認は「シェールつぶし」か? OPECの原油価格戦略』2015/1/28 ⇒ OPECは、米国のシェールオイルを採算割れにして米国シェールオイル企業の多くを破綻させるまで、頑張って価格下落を容認し続ける? それは何ヶ月?何年間?くらい続く? ⇒ 原油価格は、最終的に1バレル何ドルくらいで落ち着く? ・米国のシェールオイルが採算割れに陥る、40ドル以下か? ・米国のシェールオイルがぎりぎり生き残れる、50~60ドル台か? ・・・ 『原油価格の下落容認は「シェールつぶし」か ── OPECの原油価格戦略』 THE PAGE 2015/1/28 「昨年夏以降、原油の国際価格は急速に下落し、指標となるテキサス産軽質油(WTI)の価格は、1バレル=40ドル台で推移しています。これは一時、110ドル近くに達していた昨年6月の水準に比べると約6割も安くなっています。 シェール革命 vs. OPEC価格戦略 価格下落の原因の一つは、欧州や日本など主要国経済の低迷と、中国など新興国経済の減速で世界的な原油需要が減少し、「供給過剰」の状態に陥っていることがあげられます。これに昨年11月下旬のOPEC(石油輸出国機構)総会での減産見送りが重なり、産油国は価格下落を容認したとして、原油価格は下落を続けています。 今回の価格下落局面で指摘されているのがアメリカのシェール革命とOPECの価格戦略との「対決」です。アメリカはシェール革命で原油に代わるシェールオイルの生産が増え、以前のように中東から大量に輸入する必要がなくなったため、エネルギーの中東依存が減っています。このため、原油の市場シェアを失うことを恐れたOPECの盟主・サウジアラビアが、1バレルあたり50ドルから80ドルとされるシェールオイルの生産コストを下回る水準に原油価格を誘導し、採算割れで生産を成り立たなくさせるという見方です。いわば「シェールつぶし」です。市場価格の下落をあえて容認し、OPECの市場支配力を維持するというシナリオと見る向きがあります。 しかしこれは「もろ刃の剣」ともいえます。価格下落で困るのはOPEC自身でもあるからです。原油価格が下落すれば、産油国の石油収入は減少します。世界最大の産油国サウジのように豊富な外貨準備を持ち、財政的な体力がある国はまだいいですが、OPECの中でもベネズエラのような国は財政基盤が弱く、石油収入が減ると経済を直撃し、国民生活が困窮する事態に陥りかねません。 シェールつぶしは産油国側にも影響 国によって原油の生産コストは異なりますが、国際通貨基金(IMF)による推計では、主要な産油国が財政を均衡させる原油価格の水準は、イランが130ドル前後、サウジが100ドル前後、クウェートで50ドル前後と試算されています。OPEC加盟国ではありませんが、ロシアは110ドル前後とみられています。産油国がシェールつぶしを狙っても、低水準の原油価格が長期間続くと、産油国側にも影響が大きいのです。ロシアでは通貨ルーブルが急落し、経済の先行きに懸念が生じる「逆オイルショック」と呼ばれる事態となっています。 OPECは現在、市場価格とアメリカのシェールガス業界の動向をにらみつつ、産油国にとって望ましい価格水準を研究しているものと見られます。市場関係者の間では、原油価格は1バレル=30ドル台まで下がるとの見方もある一方で、原油価格が上昇に転じる時期はさほど遠くないとの見方もあります。原油価格は当面、底値を探りながら不安定な状況が続く見通しです。」 ・・・ ◆原油価格は、将来的にも50~60ドル台で推移するのでは? 世界最大の原油輸入国だった米国が、シェールオイルの生産拡大により、サウジアラビアと同じ規模の原油生産国になった。 世界市場の原油供給が過剰になり、価格が下落し始めた。OPEC諸国はシェアを奪われないために、価格を支えるための減産は行なわなかった。 30ドル台まで下がれば、米国のシェールオイル企業は採算割れを起こして破綻する。 OPEC諸国はそれを狙っているのかもしれない。 しかし、その後、価格が50~60ドル台に上昇してくれば、米国のシェールオイル企業は、たとえ破綻しても、再び息を吹き返し再びオイルの生産が始まるのではないか? 原油価格の下落の原因の本質は、供給過剰であり、もはや100ドルなどの高い価格にはもはや戻らないのでは? 新興国など、世界経済の総需要が、さらに大規模に大きくなってくる数十年後までは。 ◆LNGの価格はさらに大幅に下落するのでは? シェール革命の本命はオイルではなくガス。 天然ガスの可採年数が、400年とも言われるほどに急激に拡大している。 化石燃料は、もはや枯渇しない。 大規模なシェールガスの生産が続き、まもなく世界中で天然ガス(LNG)の価格が、原油価格下落よりもさらに大幅に下落するのでは? さらに将来は、メタンハイドレートの採掘も期待される。 天然ガスの価格は、その後も将来に渡って大幅に下がり続けるのでは? ※

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(序)全く『シェールつぶし』とは言えず、石油の価値が国際社会から『無いに等しい』との評価を受けた事を意味していると捉えております。 『シェールつぶし』を企てたとされるサウジアラビアの第六代のアブドラ国王(初代国王イブン・サウドの36中の11番目の息子)が2015年1月23日に90歳で死去し、新国王に即位したサルマン皇太子(初代国王の25番目の息子)も79歳と高齢で、ムクリン新皇太子も69歳と高齢で、こんな老人国王や王族にはもはや存在意義が無く成っており、サウジアラビア王政も崩壊寸前であります。 (1) 世界の趨勢は、既に非在来型天然ガスに向いており、アメリカ等での『シェールオイル』も価値を失いかけており、アラブの石油と共に採算割れに成るのは当然で在り、アメリカの支配者のジェイ・ロックフェラー米民主党上院議員が実質的に所有するエクソン・モービルが、何等の対応もせずに遣られっ放しに成る筈は無く、ロックフェラー財閥は石油から撤退する事を決めており、本命の400年の埋蔵量の在るシェールガスに絞った経営にして行く方針と聞き及んでおります。 アブドラ前国王やサルマン新国王やムクリン皇太子等の老人が、ロックフェラーに喧嘩を売っても、駐留米軍を引き上げて鬱積している民衆の只中に置いてきぼりに出来るので、仮に『シェールつぶし』の陰謀が事実としても、ロックフェラーは次の手を施しており、シェールガス一本に絞ると共にサウジアラビア王政打倒を容認(2010年12月〜2012年に掛けてアラブの春でサウジアラビアが王政を維持出来たのは駐留米軍のお陰)する事に成るのであります。 (2) 本当に『シェールつぶし』をサウジアラビアが企てたとしたなら、駐留米軍を引き上げて王政を潰しに掛かりますし、アメリカはサウジアラビアの王政は不要と考えており、13ドル/1バレルでもサウジアラビアの石油は採算割れし無いですが、王政が民衆に打倒されたら元も子も無いので、陰謀は無かったか余程に呆けているのかの何れかとの感触を得ております。 何れにせよ、王政が打倒されたらOPECでの盟主では無く成り、国自体が無く成っている事も有り得るのであります。 (3) 正に『もろ刃の剣』で在り、価格下落で困るのはOPEC自身で、産油国の石油収入は減少し、石油の枯渇が見えて来た老人王室国家のサウジアラビアには『自殺行為』で在って何等の得にも成らないのであります。 ベネズエラのような国はウゴ・チャベス前大統領の後継者のニコラス・マドゥロ大統領政権下では、石油収入が減ると経済を直撃し国民生活が困窮する事態に陥りかねない事は無く、OPECとは一線を画して(もしくは脱退)中南米の反米諸国に売れば良く、また相当量の天然ガスの埋蔵も確認されており、そう言う悲観的な要素は無いと言えるのであります。 (4) 主要な産油国が財政を均衡させる原油価格の水準は、イランが130ドル前後、サウジが100ドル前後、クウェートで50ドル前後、ロシアは110ドル前後で在るとされ、産油国がシェールつぶしを狙っても、20ドル割れ等の低水準の原油価格が長期間続くと、産油国側には壊滅的打撃が待っているだけで、『自殺行為』以外の何モノでも無いと言えるのであります。 ロシアでは確かに通貨ルーブルが急落し、経済の先行きに懸念が生じる『逆オイルショック』と呼ばれる事態と成っておりますが、そもそも天然ガス資源に恵まれており、石油に依存する必要はアメリカ同様に無いので、困るのは中東の王政産油国だけなのであります。 原油価格は1バレル=20ドル台を切る事が多いに有り得るのであり、その固定化と原油価格が上昇に転じる兆しは無い事は、天然ガス資源だけで400年を超えるから、態々、環境劣後する石油を必要とし無いのであります。 (5) 400年を超える埋蔵量の在るシェールガスは、何も北米だけでは無く、中国やインド等の人口大国に大量埋蔵されており、世界的に広く多く分布しておるのであります。 更に、日本国では、2018年から商用化予定の日本海側やオホーツク海での無尽蔵に生成され続けて枯渇可能性ゼロの【表層型メタンハイドレード】が溶け出して来ており、簡単に安価で採取される性質の物で在り、全人類の永続的に必要なエネルギーを全て充す量なのであります。 このメタンハイドレードも中国の沿岸部やロシア極東部等々と広く分布しており、シェールガスやメタンハイドレードに恵まれ無い国には安価輸出(GTCC&LNG基地&運営サービス等も含む)する事で、国際貢献が出来ると共に【国際社会での名誉ある地位】を得られるのであります。 (結び)何れに致しましても、石油価格云々で争っている場合では無く、天然ガス時代に移行するのは確実で、石油や石炭などの環境劣後する化石燃料は自然淘汰されるので在り、究極的には日本国の【表層型メタンハイドレード】等に集約されるし、タダ同然の価格に成ると思うのであります。 ↓、無いんです。

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