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日本にはなぜ盾はないのでしょうか?世界中、どこでも剣と盾がセットになっているように思えますが、日本には盾という防具はありませんよね?ご存知の方、是非教えてください。

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その他の回答(11件)

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2008/1/30 4:32

平安時代の中期に、日本刀が出現したのに伴い刀術が発展し、室町時代にはそれが剣術となります。 楯というのは、刀で突くという攻撃しかないですが、両手で刀を持つことによって、楯が必要なくなったのだと思います。

日本刀は攻めも守りも出来る万能な武器だからです。

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2008/1/29 0:18

盾ありますよ 海上自衛隊に配備されているイージスシステムを搭載した護衛艦いわゆるイージス艦が日本の盾です イージス艦は艦隊防空から弾道ミサイルの迎撃まで様々な防衛が可能で鉄壁の守りを誇ります と言っても潜水艦相手には少々弱いですが他の艦が弱点を担うので・・・・・ ちなみに古来より日本で盾と言う防具が無いのは刀が片手では扱いにくく実戦に不向きだからだと考察します

異端の歴史家、八切止夫によれば、日本の中の身分の低いものは、二刀流であったという。古い倭寇の絵から読み解いている。 左右両手に刀を持って、一方を攻撃に使い、他方をまたは両方を防御に使うのである。

元を辿っていけば「日本と言う土地のせい」です。 世界中どこでも「馬」を使った戦闘は発達しました。それは日本でも同じです。ですが日本では「地形が騎馬戦向きではなかった」のです。 ヨーロッパでは騎馬を効果的に運用できる地形がありました。広い土地です。広い土地があると、騎士は騎馬によって移動し、戦闘に於いても騎馬の突撃力を利用した戦術がとれます。それが騎士が槍を構えて突撃する「ランスチャージ(騎槍突撃)」です。ランスは主に馬の突撃を利用しますから、保持にあたっては細かく操作する必要はありません。フックに引っ掛けて保持し、攻撃の瞬間だけ突ければいい。ですから、片手で十分操作可能なんですね。であれば、空いた左手は防御に使うのがいい。そこで歩兵同様に楯を持って防御しました。 日本では騎馬が効果的に運用できませんでした。馬体が小さい事もそうですが、狭隘な地形が多く、騎馬で十分突撃できなかったのです。その為に発達したのが「騎射」です。 ※洋の東西を問わず、騎乗しての剣劇は戦闘の主力ではありませんでした。なんと言っても乱戦では討ち取られ易かったからです。 騎射を行う為には両手が必要です(左手を「弓手(ゆんで)」と言います。反対に右手は日本では「馬手」と言います)。その為に騎馬武者は楯を徒(かち)に任せ、自らは楯を持たずに戦闘しました。ただし、楯のように使える防具として鎧に「袖」をつけました。両肩からぶら下がる、大きな板状の防具です。これが騎馬武者にとって「外国での楯に相当する防具」なのです。 徒に持たせた楯は、その後「垣楯」等になり、地面に置いた状態で使用されるようになります。楯と言うよりも「バリケード」の様な装備になります。この頃(戦国時代)には、騎馬武者の戦は騎射ではなくなっていましたが、それまでに「楯を持たない戦闘」が十分発達していたので馬上で槍を揮うようになっても武士は楯を持とうとはしませんでした。何よりも「日本の槍は突くだけではなくなっていた」ので。 その頃ヨーロッパでは楯はまた別の進化をしていました。身体を守る防具から、戦場での戦果を確かな物にする「個人証明」の役割です(日本では馬印がその役をしました)。家系や個人を表すマークを書き込み、一定のルールの元で管理されたのです。武勲を挙げればそれはまた楯紋に書き加えられ、「楯はステータスになっていった」のです。 西洋では楯に比べて剣のステータスはやや低いと言えます。一つには主武器ではなかった事(洋の東西を問わず、戦での主役は槍です)。鉄砲の登場で、早々と騎士が戦場から消えていった事によります。 ●「刀が両手で扱う物だったから楯が発達しなかったと言う勘違い」をされている方が多い様なので指摘させていただきます。日本では多くの騎馬武者は「片手で太刀を扱った」のです。なぜか?左手は「馬の手綱を取っていた」から。上記で「馬手は右手」と書いてありますが、太刀をとるのは矢が尽きてからなので、このときは左手で手綱を取ったのです。当然、太刀や打ち刀は「片手で扱うように作られて」い、諸手で刀を扱うのは「落馬した後の話」です。 江戸時代に入ってからは、武士の多くが騎乗しなくなった為に「両手で扱う刀が登場した」のですが、この時代は既に武士が戦場に出る事はなくなっていたので「刀を両手で扱うか否かは楯の発達とは無関係」です。 何よりも「楯の発達したヨーロッパには両手でしか扱えない剣(ツヴァイハンダーや、クレイモア、ツーハンドソード等)」が存在するのですから!