↓「oji_pl」さんのおっしゃる通り、 北海道民（アイヌの人々を除く）は、日本全国からの移民です。つまり日本人の雑種です。 以前は、集団を単位とした解析（ミトコンドリアDNA、Ｙ染色体ハプロタイプ等）しかできなかったが、2004年に「ヒトゲノムの塩基配列」が決定されてからは、ひとりひとりについて、膨大なゲノム規模のSNP（単一塩基多型）を得ることが可能となり、個人を単位とした解析が可能になりました。 「ヒトゲノム中のSNP（単一塩基多型）による要素分析」とは、私たちの遺伝情報本体となる核ＤＮＡを使用し、ゲノム全体をカバーする１塩基多型（SNP）を使った解析です。１個人から「極めて多くのSNP遺伝子型（多ければ多い程、より詳しい分析ができる）」を集め、数値化して図に示し、他の人と比較分析を行います。 ↓「1人あたり約14万個所のDNA塩基多型を用いて日本人の集団構造を解明（2008年 理研）」 http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/press/2008/20080926_1/20080926_1.pdf#search='10%E4%B8%87+%E6%B2%96%E7%B8%84+SNP+%E8%A6%81%E7%B4%A0%E5%88%86%E6%9E%90' ↑ほとんどの日本人は「本土クラスター」「琉球クラスター」に入り、中国クラスタから離れます。僅かだが地域差もあります。 ↑★北海道民（アイヌの人々を除く）は、本土クラスターのほぼ中間より若干右寄りとなります。本土クラスターの標準に近いですが、歴史が浅いので、北海道内での地域特性も若干あるかもしれません。