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抵当権の物上代位 判例14年3月12日 転付命令の第三者の送達と抵当権の...

sin********さん

2015/9/502:04:26

抵当権の物上代位

判例14年3月12日

転付命令の第三者の送達と抵当権の差し押さえは、両者の先後によって決められる

他方

判例10年3月26日

一般債権者の差し押さえと抵当権の物上代理についての差し押さえが競合している場合には、

一般債権の差し押さえが第三債務者に送達された時期と抵当権登記設定時期の先後で決まる様です。




14年の判例と10年の判例では、権利が競合しているかどうかの違いだけのような気がしますが、

競合というのは、抵当権者が差し押さえして、一般債権者が差し押さえしているということでしょうか?

その場合に、差し押さえの前後ではなく(早いもの勝ち)ではなく、抵当権の設定時期と第三債務者への送達の時期により優劣が決まると言うのは、なぜですか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

pot********さん

2015/9/506:01:24

>競合というのは、抵当権者が差し押さえして、一般債権者が差し押さえしているということでしょうか?

そのよう考えてOKです。

>その場合に、差し押さえの前後ではなく(早いもの勝ち)ではなく、抵当権の設定時期と第三債務者への送達の時期により優劣が決まると言うのは、なぜですか?

抵当権は担保物権であり、優先弁済効があるから。物上代位は、担保物権の目的物に代わるものに対し、優先弁済効が及ぶことを認めるものだからね。

不動産の権利関係は、登記によって対抗力が生ずる(民法177条)。一般債権者と物権取得者の優劣は、対抗問題でしょ。

実質的に考えても、抵当権は登記によって公示されているから、抵当権の目的物に代わる権利について物上代位が優先するとしても、一般債権者などの第三者は不測の不利益を被るわけではない。

ただし、物上代位は無制限に認められるわけではなく、抵当権の目的物に代わる権利について、「払渡または引渡」の前に差押えすることが必要(民法372、304)。

転付命令は、権利を移転するものであるから、「払渡または引渡」に該当する。だから、転付命令が効力を発生する前に抵当権者の差押えが必要になる。

ベストアンサー以外の回答

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ken********さん

2015/9/505:16:20

一方、平成10年3月26日の判決の事案では、差押えの処分禁止効が発生した後に、抵当権が設定され、抵当権者が物上代位権の行使として差押えを行っています。登記が差押えに遅れる→物上代位権の行使は不可能。
他方、平成14年3月12日の判決の事案では、抵当権の設定登記がなされた後に、転付命令が確定しています。ここで注意を要するのは、抵当権者の物上代位権の行使による差押えが、転付命令が確定した後になされているという点です。従って民事執行法159条3項の条文通りに転付命令が効力を生じたということに過ぎません。従って抵当権者は、転付命令を得た債権者が取得した同債権に対して新たに物上代位権を行使し得ると、考える余地がないとも言えません。
参考になりそうな判例を挙げておきます。質権と転付命令の判例(平成12年4月7日民集54巻4号1355頁)
債権譲渡と物上代位の判例(平成10年1月30日民集52巻1号1頁)

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