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シーシェパードが捕鯨船の妨害に使っている「酪酸」とは、一体どんな物質なのでし...

miy********さん

2008/3/518:06:02

シーシェパードが捕鯨船の妨害に使っている「酪酸」とは、一体どんな物質なのでしょうか?

例えば手に触れたり、目に入った場合はどんな害が考えられますか?また、海に入った場合、魚や鯨等に悪い影響はないのでしょうか。

シーシェパードの人は、「無害な薬品を使って妨害している」「今まで誰も怪我させていない」と言っているそうですが…。

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kin********さん

編集あり2008/3/616:59:35

濃いものは、環境や人体への影響の大きい、危険な薬品です。

酪酸は、有機酸の一種です。
その名の通り、ウシなど草食動物の胃に見られる酸で、酪酸菌と呼ばれる細菌による発酵で生じます。

酪酸自体は、酸としては比較的強い方で、濃厚な液は皮膚を冒しますし、目に入ると失明することもあります。
吸入すると肺気腫などで、最悪死亡する懸念もあります。飲み下すと、消化管の炎症、特に上部消化管の穿孔がおきることが知られています。
また、有機酸一般と同様、可燃物です。ごく狭い混合範囲(2-10%)ですが、ガスやミストが爆発することもあります。
経皮急性毒性LD50が530mg/kg(ウサギ)なので、これは結構強いと考えられます。

法規制上、国連分類8類(腐食性物質)で、輸送時には所定の「腐食性物質注意」マークを掲出しなければなりません。
消防法による危険物(第4類、第三石油類、危険等級3級)なので、大量の取り扱いには危険物取扱者免許が必要です。

ともあれ、間違っても「無害な薬品」ではありませんし、特に人体や環境への影響の大きな物質であることは、周知の事実です。


詳細はこちら(ダイセル化学のMSDS)
http://www.daicel.co.jp/gouseihin/product/msds/nba.pdf#search='1079... MSDS'

追記
確かに異臭(動物性脂肪の腐敗臭の成分)があり、イヤガラセには便利でしょう。
薄いもの(概ね20%未満の水溶液)は危険物ではありませんが、それでも目や鼻や口から体内に入ると結構ひどい炎症になります。

質問した人からのコメント

2008/3/10 17:01:28

非常に詳しい情報ありがとうございました。
とても「無害」だなんて言えない薬品ですね…。

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bib********さん

編集あり2008/3/616:18:24

一言で言うと「長くお風呂に入っていない野宿を続けた人の匂い」。
発酵の実習で酪酸が衣服についたら、洗ってもなかなか落ちず、食堂にいけなかった。

嫌がらせとしては、最強の部類だと思いますが
直接目に入ったりしない限り、あまり大きな健康被害はないでしょう。

海に流れたとしても、薄められ比較的短時間のうちに分解されると思います。

注)高濃度ではなく、かなり低い濃度でも、嫌がらせとしては十分な威力を発揮する物質です。
私の想定は、10mmol/L程度の希釈溶液を使っているという仮定です

高濃度の酪酸を使っていれば、他の方が書いているように有害だと思います。
つまり、お酢で重度の負傷をする人はいませんが、高濃度の酢酸(氷酢酸)なら十分に皮膚を侵します。

rc4********さん

2008/3/519:52:41

彼らが酪酸を選択した理由は、その『におい』が強烈だからではないでしょうか
実験で使ったことがありますが、はっきり言ってウ○コ臭が漂いだします

『糞尿』感覚で用いたのではないかと推定しております

簡単な化学的説明はこちらで
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%AA%E9%85%B8

『お酢』でさへ、高濃度溶液を嗅ぐのは危険です

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