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ベートーベンの皇帝の出だしは本来はこんなリズムなのでしょうか

mat********さん

2015/12/2314:14:14

ベートーベンの皇帝の出だしは本来はこんなリズムなのでしょうか

http://wrs.search.yahoo.co.jp/FOR=FQTq5SxV3ih1lvCD_MTrFAx7JDfjWEtp8...

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ベストアンサーに選ばれた回答

ora********さん

2015/12/2414:56:02

stokovsky氏の言に習ってという訳ではないが、IMSLPを利用して確認してみると面白いことが分かる。
質問主氏の指摘される、第1楽章冒頭のカデンツアの変ホの主和音によるスケールの解釈は、音符価の変化に伴う部分のリズムの演奏解釈の違いと自分は想定する。
先述のIMSLPに上げられている楽譜で、1862年のBreitkopf & Härtel版のその箇所を見ると、その最初の変ホの主和音の3回オクターブを変えて繰り返されるスケールの初めのものが、ソプラノ部分の三連符と五連符の所にスラーが掛けられている。二回目以降はどういうわけか付けられていない。グールドはそこに着目し、バスとソプラノが分かれて聴こえるよう演奏しているみたいに思う。ある意味楽譜通りの解釈だと思う。自分の所有する音楽之友社のポケットスコアも同様である。
ところが、楽譜通りという点で言うと、qui_muse氏の上げられているURL動画の楽譜だが、これもIMSLPで調べてみると1897年頃とされるPeters版ピアノ・ソロパート譜に似ているので、そうではないかと思われる。もうご覧になったと思うが、ここではオクターブごとに変わるバスからソプラノにかけてのスケール一回ごとにスラーが掛けられている。多くの演奏家の解釈もこれに準じていると思われる。
Edwin Fischer /
www.youtube.com/watch?v=y1nt10vJ7Vw

Daniel Barenboim /
www.youtube.com/watch?v=pEYajsa8NeM

Evgeny Kissin /
www.youtube.com/watch?v=d0rKfxFguH4

Marc-André Hamelin /
www.youtube.com/watch?v=5ZfKgVs4Sxc
* Breitkopf & Härtel版の楽譜を見ることが出来る。

因みに、IMSLPのBreitkopf & Härtel版第一出版稿を見ると、先の1862年版とスラーの位置が同じで、またそこに合わせて掲載されているピアノ・ソロパート譜も、総譜と同じである。
これは余談であるが、以前ピアノをされているアマチュアの方のブログを偶々閲覧した際、そこでBeethovenの楽譜に関して第一出版稿が自筆稿の「ニュアンス」を活かしたものとなっていると指摘されていて興味深く思ったことがある。
で、実際に自分もIMSLPを利用して、ピアノ・ソナタの自筆稿と第一出版稿の両方載せられている作品を幾つか確認してみたのだが、確かに言われてみればそうかなと。楽聖の書きなぐったような手書き稿のスラーの掛かる位置などが、第一出版稿にはきちんと再現されているよう見受けられた。どれというのは忘れてしまったが、他の出版社の楽譜によってはスラーの掛かる位置が少々ズレてしまっているものもあったのである。これは演奏される方にとって、旋律のリズム解釈の際、問題が起こるのではないかと想像する。
以上、専門家ではない者の意見で恐縮である。何かの参考にでもなればと思う。

質問した人からのコメント

2015/12/30 07:43:18

皆さん回答ありがとうございます。結局は解釈、伝統、とまとめられると思いました。一番丁寧に書いてくださった、この方にします。また furtwangler_0928さんもありがとうございました。

ベストアンサー以外の回答

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a_k********さん

2015/12/2418:17:37

グールドは、伝統から離れ、楽譜をいったん解体して再構築する解釈が看板だったピアニストだから、特にモーツァルトなんか、「普通の」フレージングやアーティキュレーションにことごとく逆らっているような演奏があるよね。これもその伝でしょう。

この曲を初演したツェルニー(チェルニー)と、その弟子リストに連なる20世紀の多くのピアニストたちの演奏は、ベートーヴェン直系の演奏スタイルといってもいいと思う(それらの人たちも細かく比較すれば、様々な差異があるけど、グールドの比ではない)ので、ケンプ、フィッシャー、バックハウスなどがやはり、「伝統的演奏」の基準になるんじゃないのかな?

「本来」というのは難しいけど、「伝統」も無視していいもんじゃないよね。

mpc********さん

2015/12/2408:03:59

数学的には良好でちゅーーーーーーーーーーーーーー

数学的には良好でちゅーーーーーーーーーーーーーー

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yot********さん

2015/12/2323:29:30

え~と、リズムとテンポの違いは?


mathter2357さんへの回答。

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qui********さん

2015/12/2317:37:16

面白い着眼です。私はずーっとグールドの個性的なルバートと思っていました。はじめて楽譜と照らしあわせて聴いてみました。すると案に相違して楽譜どおりに遅めのテンポでひくとそんなリズムになるような気がしてきました。楽譜が表示されて曲が流れるユーチューブのページをリンクします。
https://www.youtube.com/watch?v=Fi1Ov6Yy_XI
この一六分音符、三連音符、五連音符を粘りぎみに弾くとグールドです。もちろんベートーベンがそう弾いてほしくて音符を書き分けた(本来そんなリズムで弾くべき)かは私には知る由もありません。

sto********さん

2015/12/2317:07:55

演奏者の出している音が正しいかどうかを判断するためにも、スコア(総譜)というものがあるんですけど。

検索したらパソコン画面でも見られると思います。

ちっとは自分で調べてください。

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