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日本ミサイル防衛能力 自衛隊のミサイル防衛の能力はどんなもんでしょうか? ...

poshikun0926さん

2016/1/2915:24:08

日本ミサイル防衛能力

自衛隊のミサイル防衛の能力はどんなもんでしょうか?

イージス艦、PAC3、在日米軍の装備で中国の核ミサイルやミサイル攻撃に対応できますか?

また、打つ側からすれば、防御されないように色々工夫すると思いますが、その策は
ほぼ想定されてますでしょうか?


最後に日本はいざ全面戦争になった場合は大陸弾道核ミサイルはどのくらいの期間で作れますか?

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2016/1/3000:07:06

弾道ミサイル防衛能力(BMD)は日本は世界でもトップクラスの防衛能力を持っています。
在日米軍と共同で防衛すればおそらく数十発程度であれば迎撃可能でしょう。
そもそも落下する弾道ミサイルをすべて迎撃する必要はないのです。
弾道ミサイルにはCEP(必中半数半径)と呼ばれるものがあります。
これはミサイルの命中精度を表すもので、狙った場所を中心として大体数百m~数kmの円の中に50%の確率でミサイルが着弾するというものです。(例えばCEPが500mの弾道ミサイルが100発発射されたら目標の周囲500mに50発着弾するというものです)
この円が狭いほど命中精度がいいということになります。
多弾頭化されたミサイルはこのCEPが広くなってしまいますから、必然的に海や無人の場所に落ちるような弾頭は多くなります。
核弾頭の場合を除いてそのような弾頭は無視して、基地や人が集中している場所を重点的に防衛すれば被害は最小限で済みます。

またBMD改修済みのイージス艦は海上自衛隊のこんごう型4隻に加え在日米海軍に5隻います。単純に海上自衛隊及び在日米海軍がローテーションでそれぞれ1、2隻がドックに入っていると考えて6,7隻で弾道ミサイルを待ち構えることになります。
イージス艦それぞれにSM-3が8発搭載されているので48~56発が発射可能です。過去の実戦的な訓練での命中率は80%を超えているので、少なくとも40弱は命中すると思われます。それにSM-3はSM-2と違いイルミネーターによる終末誘導が不要なので、SPY-1を限界まで使えば複数のSM-3を発射し同時に複数の弾道ミサイルを迎撃することが可能です。
そのうえ海上自衛隊のあたご型護衛艦もBMD改修されますし、2隻のイージス艦を新たに建造し、2020年にはイージス艦8隻体制を構築するとしています。米軍もBMD対応イージス艦2隻を2017年に日本に派遣するとしています。
そのため、数年後にはBMD対応イージス艦が15隻になります。
それぞれに8発のSM-3が乗るとすれば、ドックに入っている船がいることも考えて100発ちかくの迎撃ミサイルで弾道ミサイルを迎え撃つことになります。
迎撃ミサイルのSM-3も現在のブロックA1から、より性能の高いブロック1Bやブロック2Aに変更されるでしょう。そう考えれば将来的には100発近くの弾道ミサイルを迎撃することが可能になるかもしれません。

終末段階での迎撃を担当するPAC-3は航空自衛隊に200発、在日米軍に350発弱あります。さらに弾道ミサイルが発射されるような事態になれば米国本土から増援が送られてきます。そうなれば最大で600から700近くのPAC-3が展開することになります。

つぎに巡航ミサイル防衛ですが、弾道ミサイル防衛と比べると手探り状態という感じです。海上ではあきづき型護衛艦、陸上では地対空ミサイルである03式中距離地対空誘導弾やその発展型03式中距離地対空誘導弾改(開発中)などがあります。しかし低空を高速で飛行する巡航ミサイルは地上や水上配備型のレーダーでは発見しにくいため早期警戒機などが上空で常に見張っている必要があります。
そのため早期警戒機と水上艦がデータを共有して共同で巡航ミサイルに対処するNIFC-CA (ニフカ)というシステムの導入を自衛隊は考えております。
E-2Dを新規購入したのもE-2DならばNIFC-CA に対応しているためでしょう。
しかし、それでも大量に発射された巡航ミサイルをすべて迎撃することは不可能です。巡航ミサイルは弾道ミサイルとちがい正確に目標の向かって飛翔するので1発でも大きな被害になります。そのため自衛隊及び米軍基地の抗堪性を高めていかなければなりません。



結局のところ弾道ミサイルや巡航ミサイルと迎撃ミサイルの技術は追い越しては追い越されの繰り返しです。策を弄してもそれを覆してくるというのは、いつの時代も変わらぬことだと思います。そのため弾道ミサイルや巡航ミサイルの完璧な対策はないと思っておいたほうがいいでしょう。

最後に大陸弾道ミサイルを持つにはあまり専門的なことは知りませんが比較的早い段階で開発を完了できると思います。しかし核に関しては所有どころか有効な核爆弾そのものを開発できないと思います。
そもそも日本にはウラン濃縮施設やプルトニウム濃縮施設がありませんし、日本の核燃料はすべてIAEAに監視されているので人目につかずに核開発をするというのは不可能です。そもそも核兵器とはある日突然核を持っていると公表するものなのです。その状況下で強引に核を開発すれば国連による経済制裁や日米同盟そのものが破たんする可能性があります。

質問した人からのコメント

2016/2/4 23:36:52

やはり抑止力として核武装が必要ですね。

戦争は絶対にしてはいけませんが、こちらがしなくとも向こうからいつかは来ますね。
どうにか米国と同盟強化して日本にも報復用核を持てるようにしてもらいたいです。

米国は一時、日本の核武装を容認していた時があったとか。

中国がさらに軍拡を強力に進めるようなら、おそらく日本に持たせたいでしょう。

詳しく回答くださり、ありがとうございます。

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g27xxxxxさん

2016/2/117:34:30

周辺国の攻撃能力が膨大です。

日本の防衛能力は世界でもトップクラスなのですが、物量でかなわない部分があります。

ミサイル製造という事であれば、技術は既に有ります。

ただ、その生産を目的に特化した工場は有りません。既存の工場を転用することになります。

そのため、他国と比較する場合には多少のタイムラグを考慮しなければなりません。

生産ラインを整備するには、
総力を注入しても、最低でも数日から1週間程度は必要となるでしょう。

shiyoshizoonさん

2016/1/2920:38:45

弾道ミサイル迎撃は例えるなら、馬鹿みたいに広いグランドで野球をやっているような感じです。
内野では、各塁にきちんと内野手がおり身構えていますが、打球がその頭上を飛び越え外野に落ちるとフィールドが広いため、外野手がカバーしきれなくなります。
某国が弾道ミサイル発射体制にはいれば、日本側として人口密集地や重要施設(例えるならこれが内野です)の周囲に迎撃ミサイルを配備して待ちかまえますが、日本中全てをカバーすることはできません。
もちろんミサイルの発射位置や射程などから、だいたい、こっちに飛んでくるんじゃないかなと予想をしますが、困ったことに将軍様のミサイルはあまり性能が良くないので、正直言ってどこに飛んでくるか予測しきれないのです。

あと、今も昔も戦争は数です。
ようは性能は二の次にして自衛隊が対処不可能な数のミサイルを一斉に発射をすればそのうちの何発かは必ずどこかに着弾して被害を及ぼすわけです。
その中に核ミサイルがあれば一発で十分でしょう。
ただし、弾道ミサイルは小さくても立派なロケットですので、1発作るだけでも馬鹿みたいにお金がかかります。
将軍様のお国は貧乏ですので、日本にとって脅威となるほどの弾道ミサイルはそうそう作れないでしょう。

最期に、日本はその気になれば半年もあれば弾道ミサイルを開発できると聞いたことがあります。

ytadanukiさん

リクエストマッチ

2016/1/2919:33:22

数発のミサイルくらいなら撃ち落とせます。
しかし数十発同時発射されたら対応できません。
特に中国のミサイルは1発のミサイルに複数の弾頭が載り、さらにたくさんの偽物の弾頭を放出します。1発のミサイルは空中で数十の目標になるのです。
日本の防衛予算を全部迎撃ミサイルにつぎ込んでも対処できません。

2016/1/2915:39:26

複数同時に発射されたり、ミサイルの先端にデコイと言われるアルミ製風船の囮弾頭があると撃墜できません

ある程度は海上配備のイージス艦のSMー3ミサイルで撃墜できるが、うち漏らしたら地上配備のPACー3のエリントミサイルで撃墜します

想定されていても現在ではイージス艦が少ない、ので無理ですね

ミサイル破壊措置命令が自衛隊に発したhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160129-00000030-mai-pol

複数同時に発射されたり、ミサイルの先端にデコイと言われるアルミ製風船の囮弾頭があると撃墜できません...

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