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こんにちは。太宰治の「人間失格」を読んでいますが(外国人です) 自分には難し...

kav********さん

2016/3/1520:55:32

こんにちは。太宰治の「人間失格」を読んでいますが(外国人です)
自分には難しいところがありまして、質問する次第です。

次の文章は太宰治の小説人間失格ですが、以下の文の●印のところで省略されたといえるのは、どっちになるのでしょうか。
よろしくお願いいたします。


-以下-
「これは、ちょっとうまいな。その調子でもう一つ。恥。オントのアント」
「恥知らずさ。流行漫画家上司幾太」
「堀木正雄は?」
この辺から二人●だんだん笑えなくなって、焼酎の酔い特有の、あのガラスの破片が頭に充満しているような、陰鬱な気分になって来たのでした。
-以上、出典:「人間失格、太宰治、青空文庫、ページ区分なし」-


1.あえて、どっちかといえるのであれば、「は」が省略されたといえる。
2.あえて、どっちかといえるのであれば、「とも」が省略されたといえる。
3.その他

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ベストアンサーに選ばれた回答

kam********さん

2016/3/1611:46:25

私は、「は」、「とも」のどちらでもいいと思います。「が」でもいいけど、「は」「とも」の方が私の語感に近いです。「が」は、限定の意味で使われて、例えば、学校のクラスで議論している場面で、「私がこう発言した」「彼が○○と発言した」とあれば、「他でもない私がこう発言した」「他でもない彼が○○と発言した」という意味で、「が」により、「他でもない私」「他でもない彼」を強調しています。限定しています。
しかし、この場面では二人しかいないので限定の「が」を使わなくてもいいんじゃないかと思います。使っても間違いではないですが。
それから、「焼酎の酔い特有の、あのガラスの破片が頭に充満しているような、陰鬱な気分になって来たのでした。」の主語ですが、主人公だけでなく、堀木も含んだ二人でしょう。
第三の手記・二で二人の付き合いを「軽蔑しながら付き合い、お互いに自らをだめにしていく」と書いています。
つまり二人の関係はお互い相手に反感や軽蔑をもっているところから始まっています。
この会話では堀木は、主人公に「恥知らず」と軽蔑した言葉を投げつけ、主人公も「堀木正雄は?」と言い、お前も「恥知らずだろう」と軽蔑しかえしています。さらに、次の言葉で堀木が主人公を「犯罪者(縄目の恥辱)」という言葉で否定しています。
つまりこの会話は、お互いに相手を軽蔑し侮辱し合っている会話です。
その軽蔑の言葉を出すもとにある気持ちが、「焼酎の酔い特有の、あのガラスの破片が頭に充満しているような、陰鬱な気分」なのです。堀木も主人公への軽蔑の言葉を出す以上「陰鬱な気持ち」をもっています。

一人称小説で、なぜ相手の気持ちも書いたかと言えば、主人公が相手の気持ちを察したからです。今の言葉で言えば、主人公は、その場を空気を読んだのです。
またこの空気の読み方が正しかったから、堀木は「お前は犯罪者だ」という侮辱の言葉を出したのです。

質問した人からのコメント

2016/3/16 12:57:36

詳しいご説明、ありがとうございます。
参考にさせて頂きます。

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ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

lie********さん

2016/3/1522:13:36

意外かもしれないけど
ここで省略されたのは
主格を表す「が」です

返信を取り消しますが
よろしいですか?

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