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二連銃は、水平二連と上下二連があります。 銃を発射すると銃身は反動で後ろにグッと押されるわけで、これを支えるのは主として肩です。 この肩で支えられる支持点と後ろへ後退しようとする銃身の位置関係で、どちらへ羽上がるかが決まるわけです。 上下二連は支持点と銃身の関係が左右違いはなく、上下だけです。 そして二本の銃身は上下に重なってますので下銃身に比べて、上銃身で撃った場合は羽ね上がりは大きくなります。 上下二連の黎明期、イギリスの高級銃器メーカーが主流だった頃、上下は上銃身初矢が普通だったのです。 これは初矢を。より照準線との高低差か少ない上銃身で正確に狙うという意義なのですが、上下二発での命中精度を考えると下銃身初矢に利点があるとされ、変化して行きました。 30年ほど前、ペラッチイが上銃身、初矢を提唱して射撃銃を出しましたが、定着はしませんでした。 初矢、二矢トータルの撃破確率的では下銃身初矢の方がいささか勝っていたようです。 水平二連は、支持点と銃身とのズレが上下だけでなく、左右にもズレがあります。 従って右銃身は右上に、左銃身は左上に羽ね上がります、 このように、二種の方向が合成されて羽ね上がる為、銃のコントロールがややむずかしく、命中精度の点では上下に利があります。 この点が水平の射撃銃が廃れた理由のひとつです。

水平二連の場合は左右並列なので跳ね上がりは変わりませんが、上下二連の場合は変わります 上下二連の場合、初矢は下から出て、後矢は上となります 初矢となる下の銃身と装弾がある薬室と肩が付く銃床が、直線上に近い為に反動は真後ろに行きやすいですが、 後矢となる上銃身は、銃身が高くなった分だけ銃床への反動に角度が付き跳ね上がりやすくなります でも、実際は銃身が長いだけに、反動の差はごく僅かなような物で、特別反動の強い狩猟用装弾でも使わず、射撃用装弾程度なら気になるような事はありません 据銃姿勢も、仁王立ちして銃床と肩の当たりが悪く、頬付けがきちんと出来てないようなら話になりませんが、ある程度きちんとした据銃姿勢が出来てればの話です