ID非公開さん
2016/9/12 20:21
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ゲームやファンタジー系の小説等でエルフやドワーフといった種族がいますが、その他にもどんな種族がいるのか知りたいです。
ゲームやファンタジー系の小説等でエルフやドワーフといった種族がいますが、その他にもどんな種族がいるのか知りたいです。 エルフ、ドワーフ以外で教えて下さい。
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よく日本のファンタジーで登場する種族では ●コボルト族 だいたい二足歩行で顔は狼や犬のようで森の中とかに村を作って小さな社会を形成している感じです。 文化レベルは様々で腰巻に槍持ってるだけの原始的な出で立ちだったり 鎧甲冑身につけてたりドレスを着てたりなど様々です。 魔法を使ったりとかはしません。基本的に戦士系として登場します。 ザコモンスター的扱いから可愛らしいマスコット的な扱いまで様々な描かれ方します。 多くの場合人間よりも背丈が低く子供くらいの大きさです。 映画スターウォーズに登場するイウォークのような感じです。 コボルトというのはもともとゴブリン(漢字表記するなら小鬼とか)のドイツ語読みなので本当はゴブリンと同じもののはずなのですが日本のゲームなどではゴブリンは体毛がなくて緑とか青とかの肌で小さな鬼のように描かれる一方でコボルトとなると先述のように二足歩行で狼や犬のような顔と体毛に覆われているようしばしばに描かれています。 ゴブリンが洞窟に住む一方でコボルトは木漏れ日の差し込むような森の中の家に住んでる場合が多いです。 だいたいどの作品でも人間よりも勢力的に弱くて文明レベルも劣る存在です。ただし多くの場合人間よりも自然との共生に優れています。 ●ホビット族 ファンタジーの大金字塔 指輪物語の主人公フロドはホビット族です。 漢字表記では小人とも書かれますが、一寸法師のような寝ている間に靴の修理をしてくれる小動物のような大きさの小人ではなくコボルトやゴブリンのように人間の子供くらいの大きさでほとんど人間と代わりありません。 人間よりも少し長寿で足が大きくて足の裏の皮が厚いので靴を履きません、裸足でも岩肌の上だろうと荒野だろうとへっちゃらに歩きます。 陽気で純粋な人々(人じゃないんだけど)として描かれます。ドワーフの親戚みたいな種族ですね。 ドワーフは鉱山に住んで鍛冶に優れて兵器を開発したり富を蓄えたりしますが、ホビットはそういう事にはあまり興味を示さずお酒や魚釣り、歌ったり踊ったりが好きな場合が多いです。ただし好奇心が大人でも人間の少年のように強いので時として怖いもの知らずに色んな事に首突っ込んで大きな事件に巻き込まれたりします。っというかホビットというものを世に知らしめたトールキンの作品ではそのような存在として登場します。 のんびりとした牧歌的な里を築いて、年長者を敬う族長社会的な割とゆるい社会を営む人たちで指輪物語などではその純粋さゆえに欲の強い人間とは違い魔王の魔力に飲まれずに冒険を乗り切れました。 戦闘はからっきしです。 https://m.youtube.com/watch?v=_hlprmC83nc ●オーク(族?) 悪者勢力のザコキャラとして登場するのがオークです。場合によってはオーガとも呼ばれますがだいたい同じような存在です。 叙事詩のベオウルフなど古くからヨーロッパ方面の伝承などにも登場します。 日本でいうところの鬼に近いかもしれませんが似たような存在は世界各国の神話やおとぎ話にも出てきますね。 そもそも彼らが社会を形成して種の交配を行い子育てしたり家族を持ってたりするのか不明、というかほとんど描かれないので『種族』と呼べるものかはわかりませんが 組織立って人間やエルフなどに対抗する集団としてオークはその筆頭なので取り上げました。 漫画のベルセルクでは似たような存在としてクシャーン人が人間の胎児に魔術で人為的に改造を施しダーガ(鬼兵)という戦闘に特化させた生物を生み出していました。 映画 ロードオブザリングでは魔王の魔術によって作り出された繭のような物の中の培養液の中から生まれてくるようなシーンがあったので 一般的に言われる意味とは異なりますが生物兵器のような存在なのかもしれません。 人間が戦闘ロボを作って戦わせるような感覚なのかな、魔王サイドからしたら。 しかし彼らはロボットではなく個々に性格があったり上下関係があったりして軍隊を形成して統率されています。統率といってもほとんどの場合 猿の群れとボス猿の関係のような力のある方が弱い方を従わせるという恐怖政治的なやり方です。 ほとんどの場合彼らは歩兵ですが、大狼や猪のような野生生物に跨って移動する姿も描かれてきました。 https://m.youtube.com/watch?v=6jamrudGfC4 ●巨人族 古くからドラゴンと共に世界中の伝説や伝承、神話に登場する。ファンタジーの鉄板的な存在。人の好い友好的な存在として描かれたり邪悪や暴力の権化として描かれたり、賢者であったり神のような存在であったり、忌み嫌われ恐れられる哀れな種族として描かれたり扱われ方が作品によって大きく異なる。 見た目はその名の通り巨大な人間だけどこれもまた作品や題材によって様々な描かれ方をしている。トールキンの円卓の騎士ガウェインを主人公にした物語では全身緑色の巨人が出てきますが、同様の緑色の巨人というのはその後も登場することがあり、超人ハルクなどはそのイメージを継承しているものと思われます。 ただ巨人もオーク同様 あまり女性が登場しないので種の交配を行う種族なのかは不明な場合が多いです。女性巨人というと有名なガリバー旅行記で登場します。主人公のガリバーは小人の国に行って彼自身が巨人になったのは有名ですが、のちに今度は巨人の国に行って小人として過ごしています。 ガリバーは巨人の婦人たちに可愛いらしいと大変な人気者になったのですが、毛穴が大きくてロープのような体毛が無数に生えていて気持ち悪かったと述べています。 ゲームなどではパワー系の戦士タイプになる場合が多いと思います。 https://m.youtube.com/watch?v=GZ0Bey4YUGI ●トレントまたはエント族。 簡単に言えば喋って動く木です。ゲームのゼルダの伝説時のオカリナなどでは喋る大木 デクの樹サマがコキリ族の村の長老のような守り神のような存在として登場していますが 話す木、動く木というのは世界中の古い物語に登場します。 日本の昔話でも夜中に森の木々たちが長者どんの屋敷の松の木の見舞いにやってくるというお話もあります。 作品によってはただ主人公たちなどを急に襲う森の怪物としても登場します。 指輪物語のエントたちの会話は知的かつ長くまた哲学的で複雑です。 映画版 二つの塔では善玉勢力のパワーアタック要員になっていて少し雑な扱いだったかなと思います。 他にも作品限定に登場するオリジナル種族も多いのであげていけばキリがないんですが 代表的なのだとこんな感じです。 作品によっては魔法を使える人たち自体が血統による種族のように扱われたりしてますし 生物的な種の交配を特に行っていなくても社会を形成する存在もいたりするのでどこまでを種族とするのかも設定するのが難しいです。
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