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国語:口語文法に詳しい方、お願いします。 ある参考書に、愛光の入試問題がと...

k_m********さん

2016/9/1623:26:13

国語:口語文法に詳しい方、お願いします。

ある参考書に、愛光の入試問題がとりあげられており、「いつものように」の「ように」の文法的説明は助動詞「ようだ」の例示用法、と示されていました。

例示であれば「タトエバ」を入れて成り立つはずですが、「タトエバいつものように」は私としてはしっくりこない、少なくとも子どもたちに説明できません。

「そもそも文法というのは恣意的な分類分けだから、どちらにこれは悪問だ」と伝えたのですが、やはり子どもたちは納得できていない様子です。
どなたか答えていただけますと幸いです。


正確には、次の文です。
「校長は生徒たちの敬礼をぺこんと顎で受けると、いつものように半歩ばかりすすみ出て、腹をぐっと突き出した。」

選択肢は、
ア 盆のような月が出た。
イ 君のような悪人にはなれない。
ウ 山は荒れているように見える。
エ 以上のような次第です。
オ 時間に遅れないようにする。

アが比喩、イが例示、ウが推定、エが婉曲、オが目的、で、
「いつものように」は強いて言えばエに近いかな…と思ったのですが。

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a_b********さん

2016/9/1706:33:19

「ア 比喩」。但し、強いて分類すればの話。同時に「悪問」であることも確か。

「悪問」である理由は、「いつも」というのが、ここでは日時を特定をしない言葉であるから。特定していない以上、「例として挙げる」働きであるとするのは不自然で無理がある。「比喩」としてであれば、「いつも=ふだん」という事態を借りて、眼前の事態を表現していると説明できる。

「ようだ」の古語にあたる「やうなり」において、下の辞書では「比喩」を「1 比況」に含めて説明している。

http://kobun.weblio.jp/content/%E3%82%84%E3%81%86%E3%81%AA%E3%82%8A

「比況」とは「動作・状態などを他とくらべ、たとえていう言い方」であり、「やうなり」の中心義である。分類に困る場合、中心義で考え、説明するのが基本である。この場合も同様である。

「そもそも文法というのは恣意的な分類分けだから、どちらにこれは悪問だ」という説明が不十分であるのは主にその根拠部分「恣意的だから」にある。「アが比喩、イが例示、ウが推定、エが婉曲、オが目的」という分類は、「ア 比喩」に中心義があるという前提で有効となる。中心義を考えないと「恣意的分類」としかとらえられない。結果、安直な見分け方に依存してしまう。それは受験対策という貧困な教育にしかならない。

「ようだ」に限らず語にはそれぞれ原義、中心義がある。意味の分類自体は恣意的であるにしても、その順序は恣意的ではない。つまり冒頭、「1」とされる語義がそれである。その点を教えればあるいは納得する生徒は出てくるだろうし、辞書や文法に対する理解も深めることができよう。それが本来の国語教育である。

  • 質問者

    k_m********さん

    2016/9/1713:44:45

    ご回答ありがとうございます。

    識別としては後のkarahisago様の「同等・同質」が最も近いかと思うのですが、ご回答の早さと、それから国語教育の本質にまで言及してくださった(そしてお叱りをいただけた)のでベストアンサーに選ばせていただきます。

    また機会がありましたら宜しくお願いいたします。

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kar********さん

2016/9/1708:32:52

>愛光の入試問題がとりあげられており…

これは高校入試問題、つまり中学文法だということでしょうか。
それであれば、仕分けは1)たとえ(比況)、2)不確かな断定(推定)、3)例示の三種類となっていますから、消去法で3)例示で収まることになりそうです。
ただし、実際の出題例「校長は…」では、中学文法の範囲では解の明快性に乏しい曖昧ゾーンに掛かっているようで、ご指摘のように「悪問」の謗りは否めないと思われます。

中学文法の枠を外した場合、「いつものように」は、次のような仕分けからすれば5)同等・等質の関係が考えられます。

1)比況・比喩、性質や状態の類似
「金閣のように美しい、と私は思った」(三島由紀夫「金閣寺」)
2)婉曲・不確かな断定
「誰か来たようだよ」(広津柳浪「雨」)
3)例示
「高瀬川のような浅い流れが…」(志賀直哉「暗夜行路」)
4)目標・目的・基準・依頼・希望など
「どうぞ二人が離れぬやうに」(森鴎外「山椒大夫」)
5)同等・等質の関係
「二人の娘を何がこのやうに美しく結びつけているかは…」(川端康成「踊子旅風俗」)
6)前後の文脈や話の内容の引き合い
「次のような問題」「以上のような理由」

参照:「助辞編(三)助詞・助動詞辞典」(「研究資料日本文法7」明治書院)

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ran********さん

2016/9/1702:15:33

前の回答者さんの上塗りのような回答ですが、私も婉曲と取るには「いつものように」は無理が大きいという見方をします。
消去法でィしか残らないかなと。

如何せん問題が高度すぎて他に回答が得られにくいと思うので前の回答者さんの回答の客観性を加担して担保します。

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ark********さん

2016/9/1623:34:29

私は「例えばいつものように」がおかしいとは感じません。例示なので、「~と同じく」に言い換えてもいいかと思いますが、「いつもと同じく」にも違和感を覚えません。

逆に婉曲ととると、「ようだ」を取っても意味が通るはずですが、「いつもの半歩ばかり進み出て」は微妙だと思います。(校長が毎日きまった半歩を踏み出すという文脈なら通らないこともないですが……)

これはもう、確かにインスピレーションの問題ですね。

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