ここから本文です

大至急回答をお願いします。預金準備率操作に関して、預金準備率を1%、最初の預金...

アバター

ID非公開さん

2016/10/2701:29:23

大至急回答をお願いします。預金準備率操作に関して、預金準備率を1%、最初の預金を1億円とするとき、理論上、信用創造によって日本銀行の貸出額はいくら増加するか。という問題があるのですが、答えの「99億円」が

意味わかりません。
解説もついてないのでチンプンカンプンです。宜しくお願いします。

閲覧数:
150
回答数:
1

違反報告

ベストアンサーに選ばれた回答

プロフィール画像

カテゴリマスター

ric********さん

2016/10/2809:04:18

問題をもう一度よく読み直したほうがいいですよ。
おそらく問題は
「日本銀行の貸出額」ではなくて
「国内の銀行の預金額は
いくら増加するか」または
「国内の銀行の貸出額は
いくらになるか」ではないでしょうか。
(預金の「増加額」と
銀行の「貸出額」はこの場合
一致しますが、
「貸出の増加額」では
最初にいくら貸出があるのかわかりませんから
問題として奇異な印象を受けます。まあ
意味が通じないとまでは言いませんが。)



教科書に従って
式を書いちゃうと、

(最初の預金/預金準備率) - 最初の預金

となります。まあ、これは
民間非金融部門の現金残高を
ゼロと仮定しての話ですが。
まあ、いくつか説明の仕方はあるんですけれどね、、

最初の預金額が1億円。
で、銀行は
預金として預かった現金1億円から
「預金準備」を差し引きした金額を
お客さんに融資する、と考えます。

この「預金準備」というのは
法律で定められているルールで
銀行は、預金として預かったお金のうち
一部を日銀に預けておかなければならない、
という決まりです。そして
日銀にいくら預けるか、というと
「銀行が預かった預金x預金準備率」
で決まります。ですから
この場合、銀行はお客さんから
1億円を預金として預かったのだから
そこに預金準備率の1%を乗じた100万円を
日銀に預けることになります。
そして残りの9千9百万円を
お客さんに貸し出しします。

さて、そのお金をお客さんはどうするか
ということですが、
勿論、自分自身の買い物の支払に使うわけですが
そうやって支払われた現金は、
今度は受け取られた人によって
銀行に預金されるでしょう。
全額預金されてしまうかどうかは微妙なところですが
しかしこの問題では
全額預金されることが想定されています。
(と言うのは、もしそうでなければ
「民間非金融部門の保有する現金」が
指定されているはずです。それがない、ということは
全額預金される、と仮定しているのです。)

この時点で、預金の総合計額は
1億円+99百万円
となります。

さて、9千9百万円の現金を預金として
受け取った銀行は
今度は、そこから99万円を日銀に預け、
そして残りの9千8百1万円を
再び貸し出しします。
そうするとこれが再び預金として銀行に戻ってきます。

そうすると、預金の合計額は
1億+99百+9810
となります。

これを続けていけば、等比級数の和ということで
預金の総額は最終的に100億円に収束します。
ただし問題は「預金の増加額はいくらか
(=貸出額の合計はいくらか)」でしょうから
この100億円から、最初の1億円を
差引する必要があります。


…まあ、もう少し簡単な言い方をすると
(教科書的ではなくなっちゃうけれど)
預金準備率が1%で
民間非金融部門の手持現金残高を
ゼロと仮定していいのであれば

最終的には
預金として預かった現金を全部準備として
日銀に預けるまで銀行は預金(貸出)を増やせるわけで、
その場合、預金準備は合計で1億円になる。
で、それが総預金額の1%なのだから
総預金額は100億円になる。
で、そこから最初の預金額の1億円を差引すれば
99億円になる、
と考えればいいんですけれどね。
と、いうか、この方が現実的なんですよ。
というのは
お客さんに貸し出しをするとき
現金(お札)を手渡しする銀行というのは
世の中に存在しませんから。

もっと言うと(以下は蛇足なので
めんどくさければ読まなくてもいいですが)、
現実の世の中では
日本でもアメリカでも
準備預金制度を採用していたころの
イギリスやカナダでも

準備預金というのは
「後積み方式」(アメリカ・昔のイギリス他)か
「同時後積み方式」(日本)と言って、
中央銀行に積まなければならない準備預金の額は
数週間前に決まるのであって、
今現在の預金残高とは関係ないんです。
つまり、銀行は
手持ちの現金残高に関わりなく
預金を振込む(預金者=借入人の
預金通帳の数字を増やす)ことで
貸付を実行します。
通常、借入人は企業であることが多いのですけれど
企業は現金(お札)というのを
あまり使いません。
(企業の支払額は一度に数千万円や
1億円を超えることもあるので
いちいち現金で取引をやっていない。
また給与などは今はほぼすべて
銀行口座振込みだし
仕入業者への支払いは
手形や電子債権というもので行うのが普通。)
ですから銀行は手許に
現金が無くてもいくらでも貸出が出来るのです。
(逆に言えば
手許にいくら現金があろうと
お客さんが必要としない限り
預金=貨幣は増えない。)

そして、そうやって預金額が決まったら
その数週間後までに
必要な金額を日銀に預金すればいいのです。
ただし「日銀に預金をする」というのは
「日銀当座預金」と言って
日銀の開設している預金口座に預金を
しなければならない、ということですが
そのためにはお客さんから預金として預かった
現金では多くの場合絶対量が不足します。
ですからその分は、
新たに日銀から借りてくるしかありません。
一般の銀行と同じく、
日銀も、銀行に貸し出しをする際には
現金を手渡しするのではなく
日銀に開設されている当座預金口座に
振込む(残高の数字を増やす)ことで
対応しています。
(あるいは公開市場で日銀が
買いオペをする際に国債等を売却して
日銀当座預金を入手する。この場合も
売却代金は
日銀当座預金口座に振り込まれる。)

いずれにせよ
日銀に預金する際には
お客さんから預かった現金を預金するより
他の銀行から借りてくるか
日銀自身から借りるしかありません。

他方で準備預金というのは
銀行からすれば
法律で守ることを義務付けられているのですから
絶対守らなければならないのですが
日銀が十分な日銀当座預金を供給していなければ
守りようがありません。
この場合、銀行の手落ちで預金準備率を守れないとすれば
銀行の責任ですが
日銀がきちんと貸出をしなかったため
準備預金を積めない銀行が出てきた場合
これは日銀の責任問題になってしまいます。
ですから日銀は
銀行が必要とする日銀当座預金(準備預金)を
必ず供給しています。
つまり、準備預金制度によって
銀行の与信力に上限が課されている、などと言うことは
あまりないのです。

こうしたオペレーション上の事実
あるいは企業取引上の事実を
経済学の教科書(および
大部分の経済学者)は
無視しています。彼らの頭の中の
「一般理論」は
せいぜい子供のころ、
お小遣いをもらうと
それを貯めるか使うか、というレベルの知識にすぎません。
この子供のころの思い出から
いろいろ夢を紡ぎだしたものが
教科書に載っている
「信用創造の理論」です。

ご質問の内容も
経済学や政治経済の教科書には必ず載っているのですけれど
現実に全く対応物を持たない
経済学者の妄想です。

この回答は投票によってベストアンサーに選ばれました!

みんなで作る知恵袋 悩みや疑問、なんでも気軽にきいちゃおう!

Q&Aをキーワードで検索:

Yahoo! JAPANは、回答に記載された内容の信ぴょう性、正確性を保証しておりません。
お客様自身の責任と判断で、ご利用ください。
本文はここまでです このページの先頭へ

「追加する」ボタンを押してください。

閉じる

※知恵コレクションに追加された質問は選択されたID/ニックネームのMy知恵袋で確認できます。

不適切な投稿でないことを報告しました。

閉じる