15°の整数倍は加法定理と30°,45°,60°のsin,cosの値が分かれば出ます。
又36°72°等もやはり2,3倍角を駆使すれば出ます。
だからあなたは
±1,±1/2,±√2/2,±√3/2を必ず覚えて下さい。例えばsin30°₌1/2です。
稀には
(√6±√2)/4 (√2±√6)/4があります。
sin75°,cos105°とかあります。
だから
sinθ₌12/13は手計算では普通は出ません。sin20°,40°,50°もそうです。
出ません。
sinθ₌1 cosθ₌0とかは
加法定理より
sin(45°+45°)₌1
cos0₌cos(θ-θ)=cosθcosθ+sinθsinθ=cos²θ+sin²θ=1です。
まず30°,45°,60°のsin,cosの値が分かれば主要角は出ます。
そこから始めましょう。これを覚えてないと多分三角は無理でしょう。
回答者は皆覚えてますよ。
一応出し方書いておきます。
45°といえば直角二等辺三角形です。
斜辺と他の辺は
√2:1:1なので斜辺√2aとすると他の辺はa,aです。
cos45°=a/√2a₌√2/2となります。同じ様にsin45°₌√2/2
cos45°=sin45°=√2/2が分かります。
あとは大事なのは
30°,60°です。
これは正三角形より出ます。一辺aとします。
それはAからBCに垂線を下しその足をHとする。
容易に
△ABH≡△AHCはわかります。
三平方の定理より
AB²=BH²+AH²
a²=(a/2)²+AH²
AH=(√3/2)a
sin,cosの定義より
sin∠ABC=AH/AB=(√3/2a)/a=√3/2
sin60°=√3/2
同じくcos∠ABC=BH/AH=(a/2)/a=1/2
cos60°=1/2
cos∠BAH=AH/AB=√3/(2a)/a=√3/2
cos30°=√3/2
sin∠BAH=BH/AB=(a/2)/a=1/2
sin30°=1/2
以上です。頑張って下さい。