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射出成形機の保圧についての質問です。 射出成形での保圧とは、圧力をかけて成...

nanasisan121111さん

2017/4/2409:29:50

射出成形機の保圧についての質問です。

射出成形での保圧とは、圧力をかけて成形品をカッチリ仕上げるもので、保圧が不十分だとヒケやショートが発生すると聞いて、型内に圧力をかけて押し固

めるようなものだと想像したのですが
そうすると保圧を3sec後には120MPa、2sec後には100MPaと時間によってかける圧力を変える理由が分かりません…一定の圧力では駄目なのでしょうか
また、保圧の速度とはなんなのかもさっぱり分かりません…保圧に速度なんて関係あるんでしょうか
そもそも圧力をかけて押し固めるというイメージ自体間違っているんでしょうか

解答よろしくお願いいたします

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ベストアンサーに選ばれた回答

shigeki188さん

2017/4/2615:29:29

大まかには認識があっています。

何故一定の圧力ではダメなのか。
それは樹脂は時間とともに固化するからです。

例えばPC(ポリカーボネイト)の場合、
樹脂の温度が300℃前後、金型の温度は100℃前後が一般的ですが、
300℃の樹脂を100℃の金型に射出すれば当然触れた瞬間から固化し始めます。
金型に触れた部分から固化するので、触れた部分はスキン層というものを形成しますが、内側はまだ粘度をもった半溶融状態です。
この状態の部分に保圧をかけていきます。
逆に半溶融状態でなければ保圧は書けても無意味です。

樹脂はだんだん冷えて固化していきます。
既に固化しているのにずっと同じ圧力で押すと、型内は高圧力となり、金型破損に繋がります。
コップに水を注ぐ時も一定の速度ではなく最後は溢れないようにゆっくり入れるかと思います。そんなイメージです。

セオリーとしては
射出による完全充填後、まず弱めの保圧を短めの時間でかけ、充填済みの樹脂を金型表面に張り付け、スキン層を作ります。
スキン層を形成してしまえば簡単には破れないので次にヒケを直す為の本保圧をかけます。
その後、ゲートが固まるまでの時間、少し弱めた保圧をかけます。
そこでそのまま高圧力だとバリやオーバーパックになるので圧力を下げるのです。


保圧の速度とはリミッターです。
高圧をかけようとすれば当然スクリュは早く動きますが、
厚肉製品等、ゆっくり充填しなければ不具合が出る場合、
保圧速度設定以上にならないように制限を設ける機能です。
設定速度になるわけではありません。

保圧が高くても保圧速度設定が低い場合、設定した保圧力が出ない場合があります。
【設定】ではなく【設定の結果】を監視することが重要です。
波形なども見てみるときちんと設定どおりになっているかどうかがわかります。

質問した人からのコメント

2017/4/30 14:19:07

なるほど…まず周りを固める必要があったんですね
何となくイメージが掴めてきました、ありがとうございます

速度に関しては設定した速度になるわけではないというのが驚きでした…
充填速度を考えながら保圧速度を設定して、きちんと保圧がかかっているかを波形で調べる必要があったんですね

イメージだけでは分かりづらい部分もお陰で少しずつ分かるようになってきました

回答ありがとうございました!

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