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日本史で白河院政のころなのですが、 院宣と院庁下文のちがいで 上皇の直接命...

com********さん

2017/4/2914:10:36

日本史で白河院政のころなのですが、
院宣と院庁下文のちがいで

上皇の直接命令で院からだされる文書と
院庁から出される文書 とありますが、

院庁から出される文書(院庁下文)は、上皇

からの
命令でだしているのではないってことですよね

上皇の命令ではないのに 出す文書って
どんなものなのですか。

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knz********さん

2017/4/2923:35:27

院(上皇・法皇・女院)には家務を行なう機構として院庁を設置して、長官である別当以下の院司が補任されました。これは公卿に設置される政所と同様です。院庁が院の命に従って発給するのが官宣旨の系統の下文形式の院庁下文です。基本的に家務に関係するものなので、院領関係を主として発給されましたが、詔勅・太政官符と同等の国法上の効力を持つので、国政に関することにも発給されることがありました。

天皇の命は詔勅・太政官符により伝達されます。しかし、この発給は煩雑なので、より簡易化した弁官・外記名で天皇の命を奉じて発給される奉書形式の宣旨があります。院宣は宣旨の院発給版です。院庁下文が複数の別当と判官代・主典代の署名が必要に対して、院宣は院の命を奉じて院司一人の署名で発給されます。形式的には院庁下文より私的でしたが、実際は重要事項にも発給されました。

以上、院庁下文も院宣も院の命令により発給されます。

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the********さん

2017/4/3016:03:15

律令制度下では、太政官符は、太政官で開かれる公卿会議・太政官会議での決定に、天皇が裁可を与えて物で、これは、以上の効力を持っていました。

宣旨は、天皇の意向を口頭で聞き、「(天皇の)宣わく旨」を聞き取り、書き物にして、伝え渡したもの。口宣とも言われました。

太政官符は、天皇が太政官に意向を伝え、太政官が、うち揃って意見を述べ合い、場合によっては、前例・有職故実を調べさせ、天皇に会議での結果を奏上し裁可されたのち、符として発行される。という思い形式をとった物です。


院政期に入ると、天皇の相対的政治権力が低迷し、
同時に、天皇の官庁である太政官会議と、院庁の決定に力の逆転現象が起こります。

上皇が、治天であるので、天下の政治最高執行機関は院の庁に移行し、官僚の多くも、院庁に出仕するようになります。

ここで、院庁下文は、太政官符よりも大きい有難味を持つようになってしまうのです。


院庁下文は、院の官僚組織を通じた決定事項の通知書です。
実態は、命令書的にきつくなります。
院宣は、院の宣旨:口宣ですから、院庁下文に比べると、
院の許可は下りますよ(居りましたよ)的レベルになります。

因みに、宣旨も院宣も、先に弁官レべルの人が、「口宣案」を提出します。


内大臣藤原朝臣
正二位大納言源朝臣◎◎宣
奉 勅、件人宜如旧兼任右近大将者

××三年二月十一日 大外記

藤原の内大臣のことについて、源の大納言◎◎が(陛下の意向をお訪ねしたところ)、この人の事は、右大臣は旧の如くで、右近衛の大将を兼官(させたらよい)と宣べる、陛下のお言葉:勅を奉った。と、××三年二月十一日に大外記は記録した。

こんな感じですね。中身は割と薄いんです。
宣旨ってこの形式で江戸の末まで続きます。

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