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古文についての質問です。和歌の中に終助詞は存在しますか(終止形はありますか)? ...

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ID非公開さん

2017/9/1521:52:15

古文についての質問です。和歌の中に終助詞は存在しますか(終止形はありますか)?

玉の緒よ 絶えなば 絶え『ね』ながらへば

上記の『ね』は強意の助動詞の命令形だと言うことはわかってい

るのですが...『ね』には願望の終止形もありましたよね?(記憶が定かでないのですが...)
それならば
命よ 尽きるのなら尽きて『ほしい』
と訳せてしまいます...
命令形で一度文が切れているので、
そこで文が終わり→終助詞
と言う解釈はできないのですか?どなたか教えてください!

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aom********さん

2017/9/1522:15:13

なるほど、願望終助詞の「ね」は、未然形接続だものね。
「絶ゆ」はヤ下二だから、「絶え」が「未然形」だと考えれば、
「絶えね」で、「絶えて欲しい、絶えてくれ」と解釈することは、
たしかに可能。

でも、この和歌の場合は、
「A(=未然形)ば(=仮定)、B(=命令形)」
の、「放任構文」をとらえることがポイント。
「波のまにまに沈まば沈め。」
「馬鹿な男と、笑わば笑え。」
「未然形+ば」で「順接仮定」の条件を述べた後に、
その「未然形」をとった活用語と同じ活用語の「命令形」を続けることで、
「もし、~するならば、いっそ~してしまえ」
「~するというならば、~しても良い」
という、「ヤケクソ」の気持ちを表す構文になるのです。

質問の和歌の場合、
「絶え「な」ば絶え「ね」」の、
「な」と「ね」が、今言っている「同じ活用語」。
いずれも「完了助動詞「ぬ」」です。
「ぬ」の「未然形」=「な」と、
「ぬ」の「命令形」=「ね」で、
放任構文を作っている、ということが、
この和歌の場合、解釈の基本なのです。

「ね」を願望の終助詞と解釈すると、
この放任構文が整わないので、ダメです。

それに、この和歌は、
「玉の緒よ」と、呼びかけで切れて、
「絶えなば絶えね」と命令形でも切れて、
まるで大根でもぶった切るような、「ブツ切れ」の歌体そのものが、
忍ぶ恋に疲れてヤケを起こしかけている女の心情を表しているんだよ。
「ながらへば忍ぶることの弱りもぞする・・・」
と言いもつれたような後半部と対照的に、
女の「ヤケクソ」の心情を表現するのには、
「絶えて欲しい、絶えてくれよ・・・」としおらしく「願望」するのではなく、
「絶えるんならいっそ思い切って絶えろよ!」と、
乱暴なくらいに「放任」するのが、やはり、解釈上も合っているのです。


この和歌は違うけど、
和歌文中にも、当然、終助詞はあるし、終止形ももちろんありますよ。
「花の色はうつりにけり「な」いたづらに我が身世にふるながめせし間に」
「な」は、詠嘆の終助詞です。
「天つ風雲の通ひ路吹きとぢよをとめの姿しばしとどめ「む」」
「む」は、意志の助動詞「む」の終止形です。

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    質問者

    ID非公開さん

    2017/9/1522:38:31

    ガチガチの古典質問に口語体でお礼を言うのもなんですが...笑
    やばい!めちゃくちゃわかりやすかったです!これでさらに古文の解釈力がつきました!感謝感謝です!

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