岡山理科大学に獣医学部を新設することについて、愛媛県が誘致したのか今治市が誘致したのか知りませんが時代と逆行していますよね?今は私立大学の公立大学化の流れなのに。
岡山理科大学に獣医学部を新設することについて、愛媛県が誘致したのか今治市が誘致したのか知りませんが時代と逆行していますよね?今は私立大学の公立大学化の流れなのに。 田舎の人は国公立大学が好きなので、県外であっても国公立大学に行くのでしょうね。流出を防ぐために私立大学を公立化しているみたいです。岡山理科大学の例は最悪です。岡山理科大学という日本でも屈指のバカ大学の汚名を着せられることになるんですから。学歴は一生付きまといます。「岡山理科大学の出身ですか。バカですね」と言われますよ。愛媛県立獣医大学(砥部町にある愛媛県立医療技術大学と区別するため、愛媛県立大学は使えない。愛媛県立医療技術大学と合併するのは良いが。)や今治市立大学にするべきでしょう。確かに運営にはお金がかかります。しかし、お金がかかってもやるべきです。自治体は株式会社でなく、利益を目的にしなくて良いんですから。愛媛県の人も四国の人もバカではありません。どこの馬の骨か分からない岡山理科大学なんて行きません。本当に獣医師になりたいと思っている高校生は北海道大学に行きます。けれど、公立大学だったならば行きます。
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私立か公立かという以前に、新たに獣医学部を作るということ自体が時代に逆行しています。 なぜ獣医学部の新設が時代に逆行しているのかと言うと、今は獣医学部を新設する時期ではなく、既存の獣医学部の内容を充実させなければならないからです。 日本の獣医学教育は世界基準に比べて遅れをとっており、内容の充実を図るために関係者は日々努力をしています。 しかし獣医学部は絶対的に教員が不足し、今ある獣医学部でさえ独自で教員をそろえるのが極めて困難な状態なのです。 既存の獣医学部は国立では共同獣医学部を設立し、教員を融通し合っていますし、私立でも文科省をはじめ政府の支援のもと、独自のレベルアップに取り掛かっています。 それなのに、新たに獣医学部が設立されるといい、それも平成30年開学という切羽詰まった計画が突然立ち上げられました。 加計学園も開学に備えて他大学の退官組や海外から教授陣を招へいするそうですが、獣医学部の場合申請時に設備と教員がそろっていればそれでいいというものではなく、その後長期間において安定した教員の確保ができるか???も審査における重要なポイントです。 加計学園がこの先も長期間、政府の支援がなく自力で教員確保ができるとはとても思えません。 そうなると当然政府の支援を仰がなければなりませんが、いきなり教員派遣を要請されても計画的人材供給をしている獣医学部の教授は、簡単に集められないのです。 他の大学の教員派遣にも影響を与えますし、始めに平成30年開学ありきでは、政府も責任を持った対応はしずらいと思います。 国家資格を与える専門職の養成機関には、認可を与えた後は政府は関与せずという訳にはいかないのです。 国として獣医学部のレベルアップを図らなければいけない時期に、総理自身が「規制緩和」の名のもとに、獣医学部の教育の質を世界基準からレベルダウンさせる(逆行する)行為を行っています。 この問題については長年獣医学部の現場で教鞭を執っている、鹿児島大学の岡本嘉六名誉教授も「獣医学小史」の中で http://www.vet.kagoshima-u.ac.jp/kadai/V-PUB/okamaoto/vetpub/Dr_Okamoto/Moromoro/VetEdu.pdf#search=%27%E7%8D%A3%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E5%B0%8F%E5%8F%B2+%E9%B9%BF%E5%85%90%E5%B3%B6%E5%A4%A7+%E5%B2%A1%E6%9C%AC%E5%98%89%E5%85%AD%27 「今は国際基準を目指すことが優先課題であり、それは獣医師の養成規模の検討においても適用されている。『要請があれば2つでも3つでも獣医学部を承認する』という総理の発言は、何の根拠もない戯言である。それぞれの教育分野について大学基準協会が最少基準を定めており、それを知らない総理は裸の王様である。」(獣医学小史14P) と指摘しています。
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