ベストアンサー
このベストアンサーは投票で選ばれました
妊婦さんではない場合で聞いた話ですがm(_ _)m、逆流性食道炎は、炭水化物や糖質を控えめにするといいです。 『炭水化物の食べ過ぎで早死にしてはいけません』1300円+税 (122ページ) ポイント17『 偏頭痛、逆流性食道炎は糖質過剰病』 糖質の多い食品を頻繁に摂る。糖尿病でない人も食後の高血糖が正常の範囲とはいえグンと上がる。インスリンもドンと追加分泌で出る。その繰り返しによって、血管の傷害や代謝の乱れが起こり、さまざまな生活習慣病を引き起こしてしまう⎯。 今でこそ、こう考えている私ですが、当初は糖質制限食をあくまでも糖尿病の治療に用いていただけで、正直なところ、ほかの生活習慣病に関してはあまり深く考えていませんでした。ところが、糖尿病の患者さんに糖質制限食を指導したところ、別の病気まで改善したという人が次々と現れるようになりました。 本当かなと、当初は思っていたのですが、これらの病気の治療のときに糖質制限食を試してみると非常に再現性が高く、よく効いたので驚かされたのです。 特に、【逆流性食道炎の場合、糖質制限食によりほぼ全員で胸やけの症状が消えましたし、偏頭痛に関してもほぼ100%の例で効果】がありました。 逆流性食道炎は、胸やけがして、胃酸が食道まで上がってくる病院病気です。胃酸を過剰に分泌させているのは多すぎる糖質だと思われ、【糖質制限を始めると胸やけが解消】します。 偏頭痛はいったん何らかの原因で脳の血管が収縮した後、一気に血管が開くときにグワングワンと血流が増加して、ものすごい激痛が起こる病気で、重い方は嘔吐を伴い身動き不能の状態にさえなります。 肩こりや首こりなどからくる緊張性頭痛とは症状の重さが段違いで、普通の痛み止めは全く無効であり、血管拡張を予防する特殊な薬だけが有効です。 糖質制限によりほぼ全例で改善するということは、【偏頭痛の元凶は糖質過剰摂取】としか考えられません。 逆流性食道炎も偏頭痛も、糖質制限食実践でリアルタイムに改善しますが、なぜ糖質を摂取すると、それらの症状が生じるのか、メカニズムは明確ではありません。私の印象としては、【これ以上の糖質はもう摂取してほしくないという人体が発する警告】の症状が、偏頭痛であり、強烈な胸焼けではないかと思っています。 ちなみに、筋緊張性頭痛に関してはあまり劇的ではありませんが、糖質制限食で首や肩の血流が良くなるのでこりが徐々に解消され、やはり、じわりじわりと改善します。 また、糖尿病以外の病気で効果の顕著なものとしてもう一つ目立つのは、既にお話したように機能性低血糖で、これもほぼ100%効果があります。 ただ、機能性低血糖そのものの症状は糖質制限食で改善しますが、双極性障害やパニック障害、統合失調症といった別の精神疾患を同時に患っているケースがあり、それらは糖質制限食だけで完治しないことは、知っておかなくてはなりません。 このように、糖尿病治療食として糖質制限食を始めるうち、そのほかの生活習慣病に効果があることを経験するようになりました。 そして、次第に、【現代の生活習慣病の多くが、糖質の多すぎる日常生活によって引き起こされている】と考えるようになったのです。 (『炭水化物の食べ過ぎで早死にしてはいけません』1300円+税) 妊婦さんが糖質を減らして大丈夫かどうかについて ダイエットでも糖質制限や炭水化物抜きがありますね。 「糖質を食べる量をほどほどにする」コース?もあるし、 「糖質をほとんど抜く」コースもあります。 糖質をふつうに食べる人や、「ほどほど食べるコース」の場合は、24時間の中で、「解糖系」が働いたり、「糖新生+ケトン体回路」が働いたり、1日のなかで何回か切り替わります。 「糖質をほとんど抜く」コースの場合は、ほぼ「糖新生+ケトン体回路」です。 「糖新生+ケトン体回路」の時は、どうしても仕組みで「脂質」「たんぱく質」がどんどん使われるので、【脂質・たんぱく質をしっかり目に食べる必要があります。】 【脂質・たんぱく質をしっかり目に食べる】これを実行していれば、糖質制限は安全です。 「糖新生」は…、「ブドウ糖(糖質)が体内に入ってこないと、体が自動的にブドウ糖を合成するエネルギー回路」です。 「糖新生」は…、炭水化物をふつうに食べる人でも、「おなかすいたなあ」っていうときはブドウ糖が切れてるので、糖新生が起きています。 「糖新生」は…、糖新生のときに、カロリーの消費が起きるので、これもダイエット効果のひとつです。 「糖新生」というのは…、体内の(アミノ酸、乳酸、脂質)を材料にしてブドウ糖を合成します。 (アミノ酸)=たんぱく質です。まず肝臓に蓄えてるアミノ酸を使い、食べ物のたんぱく質も使います。もしもたんぱく質を食べずにいると(なんと!)筋肉のアミノ酸を使ってしまいます。げっそりやつれますよね…。なので、たんぱく質を食べるのです。 (脂質)も使われるので、しっかり目に食べます。 (乳酸)は、気にしなくていいみたいです。乳酸菌とは別物です。 炭水化物抜きダイエットで、あぶらやたんぱく質を避ける人は、げっそりやつれてしまいます。 あぶらやたんぱく質をしっかり目に食べると大丈夫です。 Q、「炭水化物・糖質・ブドウ糖は、ある程度は食べた方が健康にいいのでは?」 A、赤血球の働きにブドウ糖は必須ですが、「糖新生」で合成するブドウ糖の量だけで足ります。 「炭水化物」を分解すると、「食物繊維+糖質」、 「糖質」を消化吸収するとブドウ糖になります。 「糖質」の使い道は、(①ブドウ糖がエネルギー源になる)(②ブドウ糖が余ってると、中性脂肪に変えてエネルギー蓄える) からだの細胞の材料に、ブドウ糖は使いません。その面で、赤ちゃんにも母体にも影響はありません。 (…というのが、糖質制限が危険かどうかの説明です。) 自分の経験ですが、「ほとんど抜くコース」をしてますが、1日目から一気に全部抜いたら、3日目くらいで「頭が働かない」「もう歩きたくない」「脱力感」「無気力」で困りました。本を見たら「エネルギーが行き渡っていないので、糖質を少しずつ減らすようにしてください」なので、いったん糖質を元に戻して、1ヶ月くらいかけて少しずつ減らしたら大丈夫でした。 「ほとんど抜くコース」なら1ヶ月くらいかけて少しずつ減らすのがいいですが、 「ほどほどにするコース」なら、いきなりほどほどにしても大丈夫です。 日本で実践されている糖質制限食(糖尿病などの治療食として)は、こういうのがあります A)江部康二さんのスーパー糖質制限食(1回の食事の糖質量20g以下) B)山田悟さんの緩い糖質制限食(1回の食事の糖質量30~40g) C)釜池豊秋さんの糖質ゼロ食(1日1食で、夕食、糖質は5g以下) α)荒木裕さんの断糖食 β)渡辺信幸さんのMEC食 他に多くの人が発信しています。 産婦人科医師で発信しているかたもいます。 (著)宗田哲男 『ケトン体ダイエットレシピ』800円+税 『ケトン体が人類を救う』920円+税 自身が2型糖尿病になったのをきっかけに糖質制限をして、さらに妊娠糖尿病の妊婦さんも無事にお産しています。 妊婦さんも糖質制限は安全という話で、書きましたm(_ _)m ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (まとめ) 自分も糖質を控えていて、食後に逆流しにくくなった実感があります。(妊婦じゃないです(^^;) 徹底的に制限しなくても、お米、めん類、パンや小麦粉製品をちょっと減らしてみてはどうでしょう。
1人がナイス!しています