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こどもの言語能力 海外に駐在しています。 この前、同じ学年の日本人のお子...

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ID非公開さん

2018/2/2310:55:39

こどもの言語能力


海外に駐在しています。
この前、同じ学年の日本人のお子さんと遊んだのですが、その子はずっと英語圏に住んでて、そういう学校にいれていたのに日本語が上手なんです。

子供っぽい話し方をしないというか、、、話し方も話す内容もしっかりしていて、つい最近まで日本で育ってきて今も日本人とお付き合いしてる我が子の方が幼くて少しショックでした。塾にもいかせていたのに、「日本語は家で話すのみ。お友達はみんな外国人」で育ってきたお子さんの方がしっかりできてて。

親御さんは両親とも日本人です。
他の方に聞いたところ、そのお子さんは英語はペラペラだし、もう1言語、他の言葉も話せるそうなんです。仲の良いお友達がスペイン語圏でその子に教えてもらった?かなんかで、習得がすごく早いとのこと。

やはりこどものうちから、言語能力というのに差が出てくるものでしょうか?
他言語を習得するのが早い子とはどんな風に育ててらっしゃるんでしょうか?

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大澤眞知子さんの画像

専門家

2018/2/2402:21:40

日本で言語学を専攻、カナダで脳科学に基づく言語心理学を学び、現在も日々進化する脳科学の基本を勉強中の立場からアドバイスさせていただきます。
日本で39年英語言語とクリティカル・シンキングを教えた経験を引っさげ、現在はカナダ在住、様々な活動をしています。

いただいた内容から判断すると次のようなアドバイスになります。

1.英語圏に長い日本の子どもは、恐らく脳の中では英語の領域が出来上がっていると考えられます。
その領域を使い、日本語を話すことで、非常に論理的・客観的、具体的な話し方が出来ると思います。

2カ国語を使える脳は、ふたつの領域があると考えられており、その領域と脳の他の部分とのネットワークが密接に結びついています。
従って、見えるもの、聞こえるもの、経験したもの、観察したものを、自由自在にどちらの言語でも感知し、表現出来ることになります。

英語が出来るようになった日本人の脳には、正確な英語文法ルールが蓄積されていきます。
・数の概念 (単数・複数)
・主語と動詞の一致 (英語には絶対に主語が必要ですし、その主語と動詞は一致していないといけません。)
・正確な動詞の時制 (英語は時制ルールが厳しい言語です。未来を語っているのにいきなり現在形を使うと全く違う意味になるか、意味不明で通じることはありません。)
・曖昧な表現は英語ではタブーです。常に自分の言っていることを論理的に裏付け、それへの実例も含む必要があります。)

まだまだありますが、これが英語を話すという基本です。
日本語とは、全く逆の場所にあるのが英語の文法ルールです。

日本語には
・単数・複数を区別することはまずないです。
・主語はほとんど省略されますし、動詞は文の最後の最後でないと出てきません。
・時制も曖昧です。 未来も、単に「〜です。」で済ませることが多いです。
・曖昧、一般的なことに終始するのが日本語です。 具体的に意見を述べるなどほとんどありません。

英語の出来るお子さんが、上記英語のルールで日本語を話すと、論理的・客観的に聞こえるのはそのためだと思います。
日本人より日本語の上手な日系二世の方にもよくお会いしますが、こちらが感心してしまうほどきれいな日本語です。
もちろん、その方には英語が母国語です。

引き換え、日本から来たお子さんは、まだ日本語の曖昧さ、言葉足らず言語構造のままで話していると思われますので、幼く聞こえるのだと思います。
特に、最近の子どもの日本語は文章さえも使いませんよね。
「学校で何した?」
「テスト」 主語も動詞もないこんな会話が日常なのが今の日本です。

2.では、日本の子どもが英語圏で生活すると英語のルールできれいな日本語を話せるようになるのでしょうか?

年齢、滞在年数、環境により大きく結果は変わりますので、相談にある内容ではこの部分は分析が難しいです。
ただ、私自身の長年の観察から言える事は、中学生・高校生年代からでは、個人の能力により大きく結果が異なるということです。

英語圏の現地校に通い、地元の友だちが出来、友達と過ごす時間も多く、学校の勉強も徐々にクリティカル・シンキングを理解している日本人の子どもは、英語の文法ルールの上達も早いです。
言語能力そのものが、単一言語しか使わない子どもより、はるかに効果的に発達していきます。

逆に、日本人学校に通い、或いは現地校でも友達が出来ず、英語社会にも溶け込めず、ひとりか家の中だけで過ごし、学校の勉強もクリティカル・シンキングについていく能力のない子供は、英語文法ルールも理解出来ません。
従って、英語は出来ないまま、日本語も中途半端になり、いわゆるSemilingual (2カ国語は少しは出来るが、どの言語も通常以下の能力しかない状態)という一生つきまとう問題に直面します。

3.本を読むことは、非常に重要な言語活動です。

留学したり、親の転勤で英語圏に来て、最大に能力を伸ばしている子どもたちは、まずみんな読書習慣を持っている子供たちです。
ただし、無理強いはしないこと。
あくまでも本は楽しんで読むものです。
「本は楽しいよ〜」という態度を親が常に見せること。
テレビなど消して、親が本に埋もれていると子供も感化され、book clubに参加するようになりますよ。

そして、本の内容を分析して親子で話し合うこと。
これも子供のクリティカル・シンキング能力を伸ばす大きなカギとなります。

Good luck!

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質問した人からのコメント

2018/2/25 11:11:35

皆さまありがとうございます。
どの方もとても参考になるお話ばかりでした。
その中で一番わかりやすかった回答をベストアンサーとさせていただきます。
ありがとうございました。

回答した専門家

大澤眞知子さんの画像

大澤眞知子

英語講師

30余年の経験と最新の脳科学に基づく科学的英語教育

日本で38年間クリティカル・シンキングを指導したとカナダに移動。 最新のカナダの教育から直送のオンラインレッスン開講中。 (Big History Project, Computer Science, 留学中の日本人のアカデミックサポート) カナダ・アルバータ州・エドモントン在住

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cho********さん

2018/2/2405:41:31

ご両親が英語以外を話される子が子供の友達にも多いのですが。そういう子達をみていて思ったのは、言語習得力ってある意味、才能?(得意・不得意)があると思います。

全く同じ環境で育っている兄弟のハズなのに、兄弟で言語力が違ったりするのは普通にあります。(お母さん達とその話題で話すと、上の子は…下の子は…みたいに言います。)なので、子育て方法というより本当にその子の得意不得意によるモノだと考えるようになりました。

女の子の方が得意なのかな?とも思ったのですが、女の子でも不得意な子がいるのでそうとも言い切れない感じです。なので、本人次第というか、その子次第って感じで。なので、言語習得力を他の子と比べるのはちょっと無理があるかもな。と考えるようになりました。

我が家で家族ぐるみで仲良くしているご家族がスペイン語圏の方達でおウチではスペイン語を話すそうです。
それでも、下の娘さんはスペイン語の会話に英語で返事をする。スペイン語は聞き取れても、”話す”となると英語が先にでてしまう。(ウチの子供と一緒です。)

たいして上のお兄ちゃん。言語習得力が上なんでしょうね。私が日本語を話すと真似をするというか、耳が良いというか。”この子が日本に住んだら1年も経たずに日本語で会話できるようになるだろうな”。っていつも思います。
そこのおウチにはスペイン語しか話せないお婆ちゃんも一緒に住んでいるんですけど、おウチに遊びに行った時とか、私とお婆ちゃんの間に入って通訳してくれます。それもかなりの変換速度で。同時通訳なんじゃないか?って思うくらい。私の英語を聞きながらスペイン語で話ますし、逆もします。中学生(14歳くらい)の頃からこんな感じでした。

そういう子をみていると、やっぱり才能なんだろうな~。としか思えないです。

mus********さん

2018/2/2401:10:55

世の中には、頭の切れる子供もそうでない子供もいますので、その1ケースで一般論を語るのは危険です。

gog********さん

2018/2/2313:55:25

言語学的には、critical perid(3-12歳までに目標言語に触れないとマスターできないという説)というものがあるとされます。またバイリンガルの研究では、第一言語がしっかりできている場合、第二言語の習得も早いとされます(Iceberg theory)。つまり表象(氷山)にでているものは、氷山の下にあるものが大きれば大きほど、成長するというものです。これについては、Collin Bakerというオーストラリアの学者から、親向けのバイリンガルの育て方の本が出てますから、参考にしてください。英語でも、日本語の翻訳版もたしかでてます。私の師匠が翻訳したものですが。

それと、人、子供によって、言語習得の向き不向きはあります。Language Aptitudeといいますが、子供によって、かかる時間が違うので、他の子供と比較するのは、すごくひどいというか、ナンセンスです。

言語を習得させたかったら、とにかくインプットをまず受けることです。そういう言語環境を作ることです。それと、時間をかけることです。海外駐在なら、自身でもおわかりかと思いますが、海外にいるからといって、その場所の言葉が自然にできるようになりませんよね。

それと個人的な感想をひとつ。
「塾にいかせていたのに」から、若干他人任せな印象を受けました。塾に行かせても、子供にやる気がない、親も同様に勉強をしている姿勢をみせないと、子供はやらないと思います。なので、うちは、子供が宿題やっているときは、私も勉強します。スマホはいじりません。

あなた自身は子供に本など読み書かせなど、幼少期にたくさんしてきましたか?本の読み聞かせは、とてもいいインプットなんです。いまはもう大きくなっているとかんがえられるので、本をたくさん読みますか?バーバルでのコミュケーションは限られますので、本をたくさん与えてください。うちの子(私はアメリカ在住で、家族はまだ6ヶ月ですが)も、英語はまださっぱり話せませんが、かなり理解するようになってきています。英語の本は寝る前に必ず、レベルにあったものを音読をさせています。中1くらいのでしたら、もうずいぶん上手に読めます。

結論としては、基本的に人によって、言語習得の向き不向きがあるので、こうやったら早く習得できるというのはあるにせよ、子供によって、かかる時間が違うので、あなたのお子様を早く言語を習得させる方法はありません。

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