「顔色なからしめる」ってどういう意味ですか?

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「なからしめる」は「ない」という形容詞の使役形です。(動詞「なくす」の使役形ではありません。) 口語の欠陥のため、口語では表現できません。 未然形の補助活用が「なかろ(-う)」だけで、「なから(-せる)」という形をきちんと継承・成立させなかったからです。 しかたがないので、文語「なからしむ」の「しむ」(下二段活用)を「しめる」(下一段活用)と口語化したものですが、口語に「なから」の形はありませんね。 ほかに「よからぬこと」の「よからぬ」は「よし」の未然形「よから」+打ち消しの助動詞「ず」の連体形ですが、口語では「よからぬ」全体を連体詞と言うしかありません。 「楽しいです」、「楽しかったです」の文法的に正しくない形を(少なくとも日常会話では)容認せざるを得ないのもこのことが原因です。 (「楽しかり(-ます)」の形をきちんと継承・成立させなかったからです。) 上で使った「せざるを得ない」も文語形の残存です。 文語補助活用の残存例を挙げておきます。 未然形:背は高からず低からず 連用形:一言あってもよかりそうなものだ (もう使う人もほとんどいないでしょうが) 連体形:楽しかるべき修学旅行が一瞬にして… 命令形:幸多かれと祈る 「顔色なからしめる」の意味は、 「顔色なし」という状態で『あらせる』(わざと言いましたが、これも共通語として使えません) です。

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