掛金額と年齢にもよりますが、iDeCoで元本保証型の商品は選ばない方が賢明です。 iDeCoのメリットとデメリットを知ってますか？ 主なメリットは掛金が全額所得控除される事と、運用益が全額非課税になる事。 主なデメリットは手数料がかかる事と60歳まで原則引出しが出来ない事です。 いくら節税効果があると言っても、手数料が取られる以上、元本保証型の商品では元々の元金部分は必ずマイナスになってしまいますし、将来インフレ(物価上昇)が加速すれば元本保証で500万円を貯めても、実質的には300万円くらいの価値まで目減りしてしまう可能性もあります。 12000円程度の拠出であれば、所得控除もたかが知れてますし、運用益が全額非課税になるメリットを使わないのであればデメリットの方が大きくなる可能性もあります。 20代〜40代前半であれば少なくとも30%程度は海外株式インデックス投信や新興国株投信などで積立てした方が効率は遥かに良いです。 ちなみに公的年金を運用・管理しているGPIFという機関は、我々から集めた年金保険料を 国内株式25% 海外株式25% 国内債券35% 海外債券15% という比率で運用しており、将来のインフレに備えて元本保証型商品は一切組入れず積立運用をしています。