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自分(Man)が、実際経験した感想です。 22歳の頃に信仰心から、1週間の断食を経験したことがあります。 体型は痩せていたので、脂肪の貯えはありません(一応)。 水は飲みましたが、お茶等、味や栄養が取れるものははダメという条件です。 また、その1週間は、みんなと同じように仕事しています。 空腹感で、最も辛く感じるのが、二日目でした。 飲食店からのおいしそうなにおいに、敏感に反応しました。とにかく、空腹感という辛さのピークは2日目でした。 3日目になると、なぜか空腹感は和らぎ、「今は食べれない」と理解しているのもあってか、食べたいとも思わなくなります。 しかし、体調に変化が現れます。 体を動かすのが、きつくなってきます。 階段を登るのに、息をつくようになります。ちょうど、激しい運動した直後のような状態が続くような感じ。 断食3日目に焼肉パーティがあって、その現場にいて、みんなの食べる光景をジーッと見つめていました。 とてもうらやましく、何でこんな時に断食決行したのだろうと強く感じましたが、空腹感的には、たとえて言えば、「夕食時にみんなで焼肉屋に行って、バツゲームで自分だけ夕食抜きになり、みんなの食べる姿を見つめている。」程度です。 また、これ以降ぐらいから、うんこはしなくなりました。 4日目ぐらいから、本格的につらくなってきます。 まず、朝起きて自分で布団をかたづける力が出ません。(血管を絞めて運動する加圧トレーニングしているような感じに似てる?それを全身にやってる感じかな) 階段も、体の弱いお年寄りのように、手すりにつかまり1段づつしか上れません。 とにかく空腹感はないものの、体のつらさの苦痛が一日中続きます。 5日目になると、今度は、「もし、今急に食糧危機が来て1週間たっても何も食べれなかったらどうしよう」というような不安が頭 をよぎるようになりました。 ひたすら、時間が過ぎるのを待つような気持ちです。 7日目終了するまで、ずーっと体の苦痛が続き、心の中は「この苦痛から解放されたい、そのために早く食べ物を口にしたい」という思いで、いっぱいです。 もちろん、7日間の生活で数人以外の(男は自分だけ)、周りの人は普通に食事してたし、普通に仕事して生活していました。 周りの人がともに断食していたら、精神的にはもっと楽だったかもしれません。 で、無事終了して、最初に食べるのが、赤ちゃんの離乳食に似たものを、ほんの少しだけ。 (胃腸が使われていないため、急に普通の食事をすると体を壊すようです。) それが、数日続いたため、終了後2-3日はまだ、断食が続いているかのような感覚で、体の辛さはすぐにはとれませんでした。 体のことを思っての事でしょうが、はっきりいって拷問でした。 本当に苦痛から解放されたのは、終了後、さらに1週間~10日後ぐらいしてからでした。 もともと、痩せていたので、体重は4-5キロ程度しか落ちなかったと記憶しています。 知り合いに、完全断食(水も1週間取らない。危険行為)した人がいますが、手のひらの皮膚がかさかさになってます。 本当かどうかわかりませんが、日本人で40日断食した人が数人いるのを知ってます。 支援者がバックアップしていて、一人は終了後病院で点滴。一人は普通に回復。と聞きます。あとは?。 10日断食した人は、数人直接知ってます。 断食後の体の変化。 体力が落ちた。筋肉が減ったせいか知らないが、マラソンが得意だったのに持久力がなくなった。 食に飢えているという感じで、満腹感が感じなくなった。その1か月後の話で、昼食にホカ弁の大もり食べて、全く足りず、さらに菓子パンを5個食べて、満たされないけど、この辺で我慢しとこう。という感じでした。 ダイエット目的で断食すると、満腹感がなくなり、強い食欲で、リバウンドし大変なことになると思います。 一般に男性より、女性が断食に強い(より苦痛がない)し、太っているほうが強いと思います。 以上、経験談ですが、もう二度とあの苦しみは味わいたくありません。
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