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大東亜戦争が起きた主な原因について、アメリカが日本への石油輸出を全面禁止にし...

y81********さん

2018/7/1214:28:32

大東亜戦争が起きた主な原因について、アメリカが日本への石油輸出を全面禁止にした事ですが、石油を他国から輸入する事は当時できなかったのでしょうか。

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mic********さん

2018/7/1215:11:58

当時日本がアメリカ以外から、必要充分量の石油を輸入することはできませんでした。
日本は石油のほとんどをアメリカから輸入していましたが、ほかの産油国としてはインドネシア(蘭印)と、中東ではイランとイラクあとはバーレーンくらいであり、サウジアラビアはまだ石油が発見されたばかりでした。
中東で言えばイラン、イラクはイギリス系の石油会社が強く、バーレーンはアメリカのロックフェラー系のスタンダードオイルが食い込んでいました。また「サウジに石油が出た」とのニュースを受け、日本も石油権益を得るべくサウジに使節団を送りましたが、相手にされず、結局英米がここも押さえました。
蘭印はアメリカのスタンダード系と、イギリス・オランダのロイヤルダッチシェルが押さえています。
ですからアメリカ以外から輸入しようとしても、結局はアメリカ、イギリスとの交渉となりますので、日本が必要量を確保することはできません。
第二次大戦勃発後に、日本も徐々に南進しましたが、一気にアメリカが日本への石油を全面禁輸にすると、かえって日本を急速に戦争に駆り立ててしまい、国内の戦争準備がまだ済んでいないアメリカにとっては不利益になります。
アメリカが戦争準備ができるのは1942年以後であり、それまでは「日本を暴発させない、但し徐々に石油を絞っていく」というのが、基本的なスタンスでした。
ですから一気に全面禁輸にはせず、航空機用ガソリン精製技術の輸出禁止、石油精製に必要な特殊工作機器の輸出の禁止、高オクタンガソリンの輸出禁止、航空機用潤滑油の輸出許可性と締め上げていき、アメリカの戦争準備もだいぶ進捗した1941年8月に、石油禁輸に踏み切っています。
この間にアメリカ政府は、スタンダードオイルに対し、「日本への蘭印からの石油輸出が、アメリカ本土からの石油の代替にならぬよう、量に配慮する」ように要望を出していますし、イギリス政府を通じてイギリス系の石油会社からの石油輸入にも制限を加えています。
ですから「アメリカから石油を止められた→じゃあ他の国から輸入だ」と思っても、絶対に事は上手く進みません。
こうして「アメリカの準備がある程度進んでから、日本から戦争の火ぶたを切らせ、それによって参戦の口実を得る」という、ローズヴェルトの目論見通りの展開になりました。

質問した人からのコメント

2018/7/15 20:23:52

わかりやすい説明ありがとうございました。

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z_x********さん

2018/7/1216:38:19

なぜ石油を禁輸されたかは関係なんですかね。
経済封鎖をされようとする国に横から輸出したら意味ないですしね。
今の北朝鮮を見たらわかるでしょ。

2018/7/1215:43:15

現実には極めて困難、といわざる得ないでしょう
代金はどうしますか?
例えば日本がオランダ(の植民地のインドネシア)から石油を輸入したとする
代金はどうやって渡しますか?となります
普通はこういう時って第三国の銀行をかませます
https://b.pasona.co.jp/boueki/word/741/
こちらが貿易における送金(LC決済)について書いてあります

つまり直接ゴールドなりドルなりを輸送するのは危険ですし手間暇がかかるからです
なので日本がアメリカにある口座からオランダの口座への振替とかします
これなら電話一本で済みます
が、その口座を差し押さえられたんですよ
またアメリカ側もオランダに圧力もかけていますし、オランダもそれを断れる立場でもないと思いますね

なので実を言うと石油の禁輸より在米資産凍結の方が影響が大きかったって説もあります
興味があるならエドワードミラー「日本経済を殲滅せよ」っていい本があります

返信を取り消しますが
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zer********さん

2018/7/1215:09:19

当初は南方から輸入をしようとしました
仏領インドシナや日蘭会商などのちに日本軍が占領する油田地帯です

日蘭会商
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E8%98%AD%E4%BC%9A%E5%95%86

ただ、米国からの輸入は平時の日本国内消費の8割に達し、さらに中国戦線や太平洋での艦隊行動にも消費するとなっては当時世界最大の産油国であった米国に匹敵する質・量を確保できる産油地帯は存在しませんでした

また、オランダやフランスは既にドイツの占領下にあり本国の奪還を目指す亡命政権は親米英よりであったため、拒絶こそしませんでしたが日本の要求量を満たすだけの供給は行いませんでしたし、蘭印の石油企業は大半が米英資本でしたから彼ら自身が本国へ送る分も考慮すれば全力生産しても不可能でした。日本もそれは理解していたのですが、軍部からの圧力で仏蘭の植民地への強引な要求を行った(米英への供給は無視して産油量の過半数を日本に輸出するよう求めた。しかも戦争で価格高騰するにもかかわらず戦前の価格で)ため、かえって現地政府は日本から離れて連合軍側に接近することになっていきました

ken********さん

2018/7/1215:00:52

その前に日中戦争が解決してれば、戦争なんて起きてないよ。

nic********さん

2018/7/1214:49:45

できなかったからああなったんですよ。
それから、アメリカが日本への石油禁輸措置を取ったのにはそれなりの理由もあり、禁輸になる前段もありましたから。
突然降って湧いたように禁輸したのではありません。

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