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聖書のダニエル書にネブカドネザル王が7年間動物のように頭がおかしくなり、その期...

vyz********さん

2018/9/505:56:21

聖書のダニエル書にネブカドネザル王が7年間動物のように頭がおかしくなり、その期間国を追い出されたものの、正常に戻るとまた権力の座に返り咲いたといったことが書かれていますが、

そのような歴史的事実はあったのでしょうか?
歴史的記録などは残っていますか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

dol********さん

2018/9/511:42:00

おそらく、バビロニア最後の王ナボニドゥスの話を脚色したのではないか、と考えられている。

ナボニドゥスには政敵が多く、それまでのマルドゥク信仰を捨てて月神シンへの信仰をとり、10 年ほどアラビアのテイマに移り住んだ。その間、息子のベルシャツァルがバビロンを治めた。

ダニエル書では、ベルシャツァルはネブカドネザル王の息子とされているが、実際にはナボニドゥス王の息子だ。なので、ナボニドゥス王がアラビアの荒野に移住したという話が、ダニエル書ではネブカドネザル王の荒野の放浪として語られていることが見てとれる。

そして、「王の放浪」というのはおそらくダニエル書が初出ではない。ペルシア時代に書かれたと思われる伝説の中に、ナボニドゥスがマルドゥクを蔑ろにしたせいで「気がふれて、荒野をさまよう」という物語がある。

バビロンに取り残されたマルドゥク神官団には、ナボニドゥスは「神の罰を受けて、荒野をさまよう狂人」にしか見えなかったし、実際にそういうプロパガンダを打ったということだ。結果的に、神官団はペルシアからやってきたキュロス王と結託し、バビロンは無血開城した。

ここには政治的な思惑だけではなく、「神の知恵を解き明かすのは誰か」をめぐる問題、つまりは「誰が最も権威ある者なのか」という論争があったと言われる。神官団は神の知恵を独占することで、王を凌ぐ権力を握った。一方で、在野の預言者集団(バビロニアにも預言者集団がいた)は、自分たちこそ神の知恵を解き明かす者だとして、既存の権力を批判した。

そうした構図を考えたとき、ナボニドゥスは王自身が「神の知恵」の独占者、権威者となることで、神官団や預言者集団に対抗し、国家改革を進めようとしたのかもしれない。

で、ユダヤでは前 3 世紀(あるいはもっと早い)から前 2 世紀にかけて、「神の言葉を伝える預言者」から「神の知恵を解き明かす賢者」へと権威が移っていく。そうした状況の中で、「神の知恵は誰のものか?」という神学的な議論も生じた。おそらくその 1 つが、バビロニアやペルシアの諸文書をダニエルを主人公として語り直したもの、つまりはダニエル書になっていったんじゃないかな。

質問した人からのコメント

2018/9/9 08:44:26

回答ありがとうございます!

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2018/9/512:30:04

写本の数から言って、聖書を信用できなければ、聖書以外の歴史的文献も信じられないはずです。

聖書を信用できないのに、他の歴史的記録なら信じられる、というのは何故でしょう?!


へりくだって聖書を読めば、そこに書かれたことが真実だと分かりますよ。

Regulusさん

2018/9/507:48:37

ネブカドネザル2世の在位が発狂して7年間空白だったという歴史的記録はありません。聖書の記述のみです。ですから、これを信じるかどうかは歴史的事実に基づくものではなく、信仰に基づくものでしょう。

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