私の知る限りですが、お答えしますね。 佐野氏は、コンシューマーに限らず、アーケードゲーム等、様々なゲーム作品の開発に携わっていて、ポケモンスタジアムにも関わっていた方です。 ですので、ポケGOにも、何らかの形で関わっている可能性を否定できませんし、ナイアン、またはナイアン関係者と繋がっている可能性も大いにあります。 しかし、SNSのTLを見る限り、ポケGOについては、あくまでプレイヤーとして楽しんでいる感じなので、開発面での直接的な関わりがあるかは不明です。 佐野氏は、ゲーム以外にも、パソコンが流行する以前の、ボードコンピュータの時代からAI(人工知能)の研究開発に携わっていました。 整った開発環境を用いず、CPUやデバイスを直接叩いて処理を実行するようなソフトでも製作できる方です。 つまり、条件さえ折り合えば、OSそのものであろうと作ってしまえるレベルのスキルを有する、数少ないハッカー(優れた技術者)の一人です。 かつてはDOSのbench.exeや、Windowsのrtb.exe等、性能評価系プログラムの開発も手掛けられていました。 これらが一般的なベンチマークソフトと大きく異なるのは、純粋なCPUの処理速度に近い値を得るため、CPUキャッシュ、MMX、SSE等の補助的な技術を全て排除して動作するような、しかけが施されていた部分です。 そうした高度なプログラムは、一般的なアプリ開発キット等、便利なソフト開発環境を利用しての製作が困難ですから、安兎兎には、多分、そういう核心的な部分で技術協力をなさっていたのではないかと思われます。 特に質問者さんが貼られたURLで公開されている省電力アプリは、OSのroot(管理者)権限を利用し、限界までバッテリー消費を抑えるような、非常に高度な処理を行っていますので、佐野氏が関わっていても不自然ではありません。 そのソフトがGoogle Playから消えたのは、多分ですが、質問者さんがおっしゃるように、安兎兎がポケGOのチートアプリ等、怪しいソフトを公開するようになったので、佐野氏が手を引いたためではないかと考えられます。 名のある方ですので、ポケGOのチートアプリの開発に手を貸していると勘違いされては、業界にも、ご本人にも与える影響が大きいですから。 それに、こういうブレインが中華企業に利用されるのは面白くないので、個人的には、機会があっても関わらないでほしいと思います。 回答をまとめると、佐野氏は、クリエイターとして、任天堂等のゲーム開発企業とは古くから協力関係にあり、ポケGOは純粋にプレイヤーとして楽しんでいて、安兎兎には専門家として技術協力していたということになります。 これ以上は、ご本人が公表でもされない限り、ユーザーが知る手段はないでしょう。