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カメムシに効いて、他の虫や人や動物に害のない選択性農薬ってありますか?

nya********さん

2008/10/1413:38:38

カメムシに効いて、他の虫や人や動物に害のない選択性農薬ってありますか?

毛虫用のトアロー水和剤みたいに、他の虫に影響のない選択性農薬を探しています。
ネットで検索すると、カメムシ用の集合フェロモントラップや天敵微生物の農薬について書いてあるページがたくさん見つかるのですが、これって普通に売っているのでしょうか?詳しい情報教えてください。

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fir********さん

2008/10/1523:43:50

おそらくはフェロモン剤や、天敵などを期待されていると思いますが、残念ながら現時点ではありません。
集合フェロモンについては日本植物防疫協会に尋ねれば入手法はわかると思いますが...。フェロモン剤は殺虫効果はありません。現在販売されているハマキコンやコンフューザーは性フェロモン剤で、性フェロモンを充満させることにより交尾の機会を減らし、次世代の発生を抑制するものです。仮にカメムシ類対象の性フェロモン剤が開発されても、元が山の中で増殖するものですし、成虫そのものが被害を与えるので効果はありません。また、カメムシ類対象の集合フェロモンが開発されていますが、これは餌がここにあるとの情報を仲間に教えるフェロモンで、性フェロモンの様にピンポイントに集めるたぐいのものではありません。このためトラップの収集効率は低く、周辺5m程度にもかなりたむろしています。このフェロモンは集めて殺すためのもというより発生予察を行うための材料としてのものです。
また、天敵製剤についてですが、カメムシ類の天敵は割と多く知られています。しかし、カミキリムシの天敵糸状菌を利用したバイオリサなどのような製剤化はできていません。
理由はいくつかあります。
・天敵糸状菌の場合、安定化と定着性が困難である。
・カメムシの場合、成虫が飛来して、直後に加害するため、即効性が必要であるが、天敵の場合、即効性がない。また、BT剤などの毒素を利用したものは、食害を受けることが前提で、食害することによってその虫を殺し、園地にいる虫の密度を下げるという手法をとっています。しかし、果樹カメムシ類の場合、食害を受けた時点で格外になってしまいますし、次々と新手が飛来するため、接触性でなおかつ即効性のある薬剤でないと意味がない。
等です。
今後期待されているものとしては、強い忌避効果をもつ薬剤ということになると思いますが、現時点ではそのような情報は残念ながら入ってきていません。
農薬ではありませんが、防蛾灯で使われる黄色灯の一部の波長はツヤアオカメムシの摂食行動を阻害するという報告があります。ツヤアオカメムシ主体ならば防蛾灯による摂食阻害効果は期待できると思いますが、この場合、チャバネアオカメムシには効果がないばかりが、誘引してしまう可能性も高くお勧めできません。
影響のない、遠く離れた場所に、集合フェロモンや光源をおいてそちらに誘導してしまう方が確実で効果は高いのでしょうが......。

質問した人からのコメント

2008/10/16 01:06:53

はい、わたしも、少し離れた場所に囮的に集合フェロモンを・・・とか考えていたのですが、残念、実用的ではないのですね。。今後に期待です。。

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