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胎児に対する出生前診断で、妊婦の血液から99%の精度でダウン症診断ができるとい...

shi********さん

2019/1/2015:13:32

胎児に対する出生前診断で、妊婦の血液から99%の精度でダウン症診断ができるということについて質問です。

出産を望む夫婦が、生殺与奪の権利を高い医療費を支払うことによって買う。

権利を行使し生殺与奪の決断をくだした結果、どういった感情になるかは人それぞれと思いますが、これはそもそも罪悪感を抱く抱かない以前の問題と思えます。

日本が統計的に長寿国となった一因でもあるでしょうが、医療機関が死の商人になっている気がします。

出生前診断を希望できること自体が、優生思想を引き出すことになっているように思えます。
この診断にはその根本に優生思想がありませんか?

生命を排除する思想。なにを優劣とするのかは人によって様々だとしても、いわゆる優生思想の問題は、一定の生命を排除する自由を保障することだと思えます。

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専門家

2019/1/2020:56:10

初めまして。
ダウン症児などの療育を手がけております山田と申します。

書かれているのはNIPT(母体血胎児染色体検査)についてですね。
ダウン症の判定精度は99.1%となっています。

さて、ご質問についてですが、
検査の根本に優生思想があるかどうかについてです。

多くの反対側の方は勘違いをしておりますが、優生思想の根本にある優生学というものは、「生物の遺伝構造を改良する事で人類の進歩を促そうとする科学的社会改良運動」(wikiより)の事であり、仮にダウン症の可能性がある胎児を中絶しても、人類の進歩を促すことには繋がらないのですね。

優秀な人類を残そうとする考え方から見ても、ダウン症の可能性がある胎児を中絶しても、彼らの多くは子孫を残さないことから優生思想上プラスになることはないのです。


赤ちゃんを産む、産まないの自由は元々夫婦に、というより女性に備わっている権利ですね。

NIPTを受ける方の多くは高齢出産の方々。
そんな女性が、障害を持つ可能性のある胎児を産まない選択をするのは、優生思想に立脚した考え方ではないことは明白です。

以前、ダウン症のお子さんを持つ女性に「次、妊娠した際に出生前検査を受け、その結果ダウン症の可能性が高いとなった場合、どうするか?」というアンケートをしたところ、中絶すると考えた女性は91%にもなりました。

実際にダウン症の赤ちゃんを授かっている女性の9割以上が中絶を考えるというのに、一般の女性がそれを考えてはいけないという風潮は、女性に対する差別にように感じます。


私の立場は、病気のない元気な子を授かってもらいたい。そのためには障碍の原因となる因子(飲酒や喫煙など)を避けてから妊娠をしてもらう。それでも障碍を持った赤ちゃんを授かったのなら、療育を通して人としての生きる歓びを感じられる子に育ってもらいたいと思っています。

念のため、好きに中絶できるような世の中に、とは思っていません。
ただ、妊娠や中絶は女性の自由意志で行われるのが基本なのだと知ってもらいたいのです。

  • 質問者

    shi********さん

    2019/1/2021:40:10

    ご回答ありがとうございます。
    「妊娠や中絶は女性の自由意志で行われるのが基本」は納得できます。

    要するに、生殺与奪の権利は母親を中心に与えられているということだと思います。

    健常児とかそうじゃないとか、そんなの関係なく、そもそも堕胎せざるを得ない理由とか状況というものがあるでしょ。
    ということだと思います。

    でも、子孫を残さない人間は、生まれる必要性つまり生きる必要なしですか?

    NIPTというものは「自由意志」における判断規準を、ある意味で無理矢理に一人一人「設定していくことになる」のでは?

    そこに「立脚」じゃなく、それを「創出」。

    そして往々にして創出される規準は「ダウン症であるか否か」。そもそもなぜダウン症かどうかを判明させなきゃいけないのですか?

    「判明させた方がよいでしょ」という感覚そのものは、「優生思想」につながるのでは?

    要するに子孫を残さない人間は非優良だから生まれないようにしても制度的にOK。と。

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山田 光敏

鍼灸マッサージ師

赤ちゃんから高齢の方まで、より専門的な施術を目指しています。

銀座にございます子宝治療院の院長をしております。 妊娠実績として、2018年は46歳以上が10人、53歳の方も妊娠しております。 通常の治療では難しいケースを多数妊娠へと導いております。 施術だけではなく、招聘教授として解剖学なども担当しております。 ...

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zoo********さん

2019/1/2018:35:31

とりあえず血液検査で99%診断はできなかったかと思います。
血液検査でわかるのはあくまで染色体異常の「可能性」だったはずです。
ですからその可能性が高い場合はより正確な結果の出る羊水検査をすることがほとんどです。

羊水検査は流産や胎児を傷つけるリスクもあります。
なのでやる人は「ダウン症などの染色体異常児を育てられる環境にない人」か「リスクを受け入れてでも染色体異常がある場合には前もって知って準備しておきたい人」です。

後者は結果がどうあれ産む覚悟なので今回のあなたの話には関係ないですね。

前者は経済的な問題、時間の問題、サポートのあるなし、すでにいる兄弟の問題などで、染色体異常児を育てられる環境にないと判断した結果です。
染色体異常児が生まれればお金がかかります。
病院や療育で時間も必要です。
これは事実であり、仕方のないことです。
ですから染色体異常児が「劣っている」からと判断するわけではなく、従って優生思想とは違うように思います。

もちろん「どんな病気や障害があっても受け入れられる環境でないなら妊娠するな」という考え方もあると思います。
ですがそれだとますます少子化は進むでしょうし、その理論を振りかざすならどんな病気や障害があっても育てられるような福祉も整える必要があると感じます。

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