現在の使用スピーカー(B&W:CM1-S2)に不満はありますか?
スピーカーに不満がなくて予算14万円なら現状維持をお勧めします。
スピーカーに不満があるなら、予算の全額をスピーカーに投資するほうが良い結果が期待できます。
B&W:CM1-S2 を売った金額も予算に加えたら、さらに予算が増えて希望に近いスピーカーが購入ができると思います。
アンプとスピーカーのミスマッチ、または、アンプの不具合や経年劣化がなければ、音の良し悪しの9割はスピーカーで決まります。
マランツ:M-CR611 は新しい製品なので、不具合や経年劣化は考えづらいです。
スピーカーの違いによる音の差はあっても、アンプやプレーヤーの音の違いは少ないということです。
予算に余裕ができると何か欲しくなる気持ちは分かりますが、音の変化が少ない機器に対して中途半端に投資しても良い結果は期待できませんし、満足度も低いと思います。
スピーカーの価格に対して、ネットワークCDレシーバーの価格の安さが気になって、『レシーバーを高いものに変えれば良くなるのではないか!?』という期待感を持たれると思いますが、実際には音の差は少ないです。
差が少ないどころか、何が変わったのか分からないこともあります。
要するに、費用対効果が低いということです。
不用意に単品で揃えると、使い勝手が悪くなって本末転倒になることもあります。
音の良さを追求するなら、確実にスピーカーが優先です。
その次に部屋です。
部屋は音に劇的な変化を与えます。
場合によってはスピーカーを変えるより、部屋を変える方が良い音になることもあります。
スピーカーや部屋を変えた時の音の変化に比べたら、アンプやプレーヤーを変える変化は非常に少ないです。
かなり高価なアンプやプレーヤーを買っても変化は少ないです。
それに対してスピーカーは、特にサイズが変わると音も変わります。
スピーカーでもサイズが似てると変化は少なくなりますが、それでもアンプやプレーヤーを変える変化に比べたら大きな変化があります。