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初めまして、かっぱさん。 知恵袋での他の方への適切な経験と知識から来るアドバ...

qlx********さん

2019/4/1906:47:48

初めまして、かっぱさん。
知恵袋での他の方への適切な経験と知識から来るアドバイス、とても参考になります。

かっぱさんならばわかるかもしれないと思いましていくつか質問をリクエストさ

せていただきます。

まず、人工海水についてなのですが、生物の中には天然海水でなければ飼育が出来ないと言われるものがいたり、天然海水から人工海水に切り替えたら長生きせずに死んでしまった。という情報を見たことがあります。
しかし、かっぱさんも過去にシーライフでイカ類を飼育しておられるように少なくとも近海の海水魚類、甲殻類、無脊椎等は人工海水でうまく飼育すれば寿命を全うさせることが可能だと思うのですがいかがでしょうか。
また、人工海水では長期飼育が難しいものがいるならその理由はどのようなものが考えられるでしょうか。

あと、人工海水はさまざまな種類のものがありますが、(中華製等の質の怪しい人工海水を除いて)甲殻類、無脊椎等との相性が悪く長期飼育が出来ないものもあるのでしょうか。
仮に、2~3ヶ月ほど飼育出来ても人工海水との相性のせいで長期飼育が出来ないこともあるのでしょうか。
もし、相性があるなら甲殻類、無脊椎等と相性が良い、または無脊椎(タコ、イカ、甲殻類等)に使って良かった人工海水の例を挙げて頂ければ幸いです。

次に、飼育下の海水魚、甲殻類等は天然個体と比較して色が薄い、色が天然個体と異なる等の色落ちがあることがあります。 魚類は主に水質と光によるものだと思いますが、甲殻類の色が薄い場合、餌以外では光よりも水質(硝酸の蓄積による水質の酸性への偏り等)が大きいと思われるのですがいかがでしょうか。

水族館で飼育されている近海の甲殻類(ガザミ、伊勢エビ等)は大抵色落ちしていたり、甲羅がボロボロになっている個体が多いのでそう思ったのですが・・・
何故水族館の大型甲殻類は大抵色落ちしているのでしょうかね?

人工海水のせいで色落ちしたりもするのでしょうか?

最後に、ワタリガニ科(イシガニ以外)を単独飼育してみようと思うのですが、今まで天然海水でしか海水魚、甲殻類等を飼育した経験しかなく人工海水で硝酸の蓄積を抑える等水質管理をきちんとすれば問題なく終生飼育が可能でしょうか。

ワタリガニ科は大きくなればなるほど水を汚すのでそのぶん人工海水の換水頻度も多くなると思われますが、それによる害はあるのでしょうか?

また、かっぱさんは人工海水でワタリガニ(イシガニ含む)を飼育した経験がおありでしょうか。あるなら、どのくらい飼育出来たのか期間を教えて頂けると幸いです。

いきなり質問が多くてすみません・・・。
かっぱさんは知識と経験が豊富なので、質問してこの機会に長年の疑問についての見解をぜひ聞いて見ようと思ったのです。
かっぱさんのご回答をお待ちしております。

この質問は、kap********さんに回答をリクエストしました。

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kap********さん

リクエストマッチ

2019/4/2600:50:35

気がつくのが遅くなって申し訳ありません。リクエストありがとうございます。

人工海水も一昔前と違って質が良いものが多いですからね。製品の違いよりは、濾過のクオリティ(スキマーの有無含む)と飼育生物に応じた添加剤の適切な利用の方が大きな差を生むんじゃないかと感じています。
生物濾過層のサイズと濾材の量、プロテインスキマーの能力によって最終的な硝酸塩の量は変わってきますから、それらの設備の違いは、人工海水の製品の違いの差を遥かに上回る差を生むと思います。
ただ、海の水質の変動は岸(=淡水源を持つ陸地)に近ければ近いほど、また水深が浅ければ浅いほど大きくなります。河口に近い海岸や磯の潮溜まりに生じる潮の干満の差を考えるとイメージしやすいですよね。
水質の変動幅が大きな水域に棲む種類ほど、変化への対応能力は高くなりますから、無脊椎、甲殻類…と一くくりにするのではなく、どういう環境に生息している種類かで、変化への強弱、言ってみれば飼いやすいorにくいという差が生まれるわけです。あくまで変動の大きなエリアに姿を現すだけでなく、そこで干潮時も過ごす種であるという前提ですが。
そういう意味では、イカやタコは春の大潮の短時間を除き、外海から完全に隔絶されるゾーンで干潮の時間を過ごすことはほとんどありません(たまにミミイカを潮溜まりで見かけて驚くことはありますけど)。
甲殻類でも、外洋を泳いで渡ることもあるガザミや、一定の深さより浅いところに出現しない大半のエビカニ類は、通年終日を磯や砂浜の浅場で過ごすオウギガニやイソガニ類と比べると、より安定した水質を必要とする…と考えて良いと思います。
ガザミは河口や干潟にも居るのでは?と思われるかも知れませんが、取り残されて干潟の浅瀬で見かけるのは例外的な存在で、彼らは干潮時にはさっさと沖へ移動しています。外洋性、深海性の種と比べると、塩分濃度の変化には結構強いですけどね。

ちなみに、ここで言っている水質とは、水温や溶存酸素量、窒素分をはじめとする栄養塩類、そしてph、硬度に表されるミネラル分の含有量などを含めてのことです。

長い前置きになりましたが、ワタリガニ類を健康に長生きさせたいのであれば、とにかく水質の安定した環境を用意するということに尽きるんじゃないでしょうか。
比較的大型で体力があるので、「生かしておく」だけならそこまで神経質になる必要もありませんが、タイワンガザミの美しい青をキープしたり、ガザミの独特のグリーンをキープしたり…となると、やはりph、硬度高め維持、水温、栄養塩類の低い値の維持というのが基本だと思います。
まぁ、光の要素を別としてサンゴを飼うくらいに考えると良いですね。
具体的な設備で言うと、生物濾過より大きめのスキマーを重視すると環境を維持しやすいです。オーバースペックくらいのベンチュリー式スキマーがあると、肉食性の強い彼らの水槽では、本当にビックリするほど泥状態で汚れが濾し取れます。
ただ、オーバースペックのスキマーは、海水中の微量要素も早いスピードで低下させてしまうので、特にベアタンクでの飼育の際は、塩化ナトリウム以外の海水成分を補給する添加剤をうまく使うことをお薦めします。私はだいたい大きなスキマーを取り付けて、NO3:PO4-Xとパープルアップを使っちゃうことが多いです。この組み合わせが無脊椎動物を飼うのに一番楽なので(笑)。
一度、換水の前後の水質(最低限phとKH、できればカルシウム)を換水の頻度を変えてそれぞれで測定し、その水槽と生体サイズ、給餌量での最適添加量を把握すれば、以降は基本的にその量で毎日2種類の添加剤を加えるだけなので継続も簡単です。

そうそう、最近は魚でも無脊椎でも、ヴィーソルトばっかりです。前は魚にシーライフ、サンゴやその他にヴィーソルト…と使い分けてましたが、複数の銘柄を用意するのも面倒だし、あくまで私の主観ですがヤッコの青はヴィーソルトに換えてからの方が美しく発現するようになったと感じているからです。
レッドシー系も悪くないんですが、(最近は改善されたらしいけど)溶けるのに掛かる時間がシーライフ系よりずっと長いんですよね。前の日に溶かしておくならいいんですが、烏賊が墨吐いちゃった!なんて時にのんびり溶けるのを待ってる余裕はないんですよ(笑)。
なので、私はどれか一つに絞る方が楽だなぁと考えたタイミングでヴィーソルトだけにしちゃいました。
ストックスペースを減らしてからは、天然海水も滅多に使わなくなりましたね。

でも、繰り返しですが、人工海水の銘柄より、大切なのは水質だと思っています。

水族館でイロアセ個体が多い理由はなんででしょうね?私もよく分かりませんが、考えられるとしたら、やはり生物濾過メインの水槽ではやはり栄養塩類も多くなるでしょうし、phも下がりがちでしょうから、その辺りが影響してるんじゃないでしょうか。
あと、少なくとも自然下より長生きしてるというのも大きな理由だと思いますよ。複数飼育の甲殻類は、どうしても個体間の干渉で甲にキズを負いやすいですから、観察していると色褪せというより慢性的な擦り傷状態…という個体も多いように思っています。

あっ、もう一つ。ガザミは結構寿命が短いです。自然下では3~4年と言われています。
私のガザミ(タイワンガザミでしたが)の飼育最長記録は5年です。普通に人工海水でしたね。

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