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零戦について質問なのですが、

sir********さん

2019/9/1613:58:30

零戦について質問なのですが、

当時のままで完全に再現って出来るんでしょうか?
機体の設計やエンジンは当然として、操縦席にしても、座席はこんな形で、もちろんそれぞれの部分にどんな材質のものが使われていたかなども含めて……。

よろしくお願いいたします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

iik********さん

2019/9/1705:12:23

要するに「完全に再現」の解釈です。

もちろん、残っている「現物」や図面から、かなりのレベルでの「同じもの」が作れます。

一般的な復元で、最大のネックになるのが「エンジン」で、オリジナルにこだわると、ほとんどの場合、「飛行不能」、努力しても「プロペラを回せるが、飛行可能な出力は出せない」なんてのもあります。

だから、飛行可能機の多くは、「ほぼ同じ大きさの別エンジン」か、良くって「ライセンス生産品」辺りとなります。

仮に、金に糸目をつけず、一から作り直すとして、当時と今では部品の規格からして違い、ねじ一つでも「JIS規格」を採用するかどうかとなってきます。

さらに、細かい話としてなら、「時代による素材の違い」の問題もあり、「陸奥鉄」って話をご存知かわかりませんが、「戦後の鉄」には、ごく微量ながら「放射性物質」が含まれていて、精密測定するなら、どの期間に作られたかを突き止めることも可能です。

ここまで細かくなくっても、同じ分類番号を持つ部品でも、材質や製作法が変更され、質感や見た目が変わる部品も結構多かったりします。
興味ないかもしれませんが「古布」の世界なんかでは、江戸時代に織られた布の風合いは原材料から織り方まで違うんで再現出来ないとされているんです。

こういうのを含めて、どういうのを「完全に再現」と言うかですね。

思い入れの無い人間には、「そんなの同じじゃん」というレベルでも、知った人には違和感が感じられる違いというのもあるようで、例えば、「三八式歩兵銃」の「三八式実包」には、ネック部に「加締め」でポンチが打ってあったそうで、現在使われる「ノルマ社」の実包にはそれがなく、旧軍関係者で「射撃感が微妙に違う」と言っている人が何人もいたそうです。

ちょっと妙な話ですが、海外の戦争映画などで、大戦時の「空冷単発機」の役割を担う「T‐6テキサン」という高等練習機があって、映画により「ゼロ戦」「P‐47」「Fw190」などを歴任(笑)されているんですが、もちろん、基本的には「塗装」を変えただけなんですが、古い戦争映画は、ほとんど「元実戦パイロット」が飛ばしていたんですが、「大戦機のテイストがある」ってことで、意外と評判が良かったって話があります。
外見はまあ、結構違うんで、「へぇ~、なんで?」って思ったものですが、そんなんもあるんですね。

ちなみに、「ソ連」が崩壊した後に、元の「ヤク設計局」が「Yak‐9」のオリジナル設計図からの復元新作機体を売りますって言いだして、かなり評判になったことがあります。
ともかく、図面上はまんまな訳だし、元々の設計チームが売り出す訳ですが、「オリジナルって何?」って議論にもなったんですよね。

それと、実際問題ですが、当時のままの仕様だと、「飛行許可」が下りない場合がほとんどなんで、実際に飛行となると、計器に追加装備、例えば「電子航法装置」、まあ簡単な「電波発信装置」レベルですが、コクピットに見えるように装備しないとなりませんから、それでも「オリジナルとは違う」・・・という人もいるかもしれません。

「国立科学博物館」の「ゼロ戦」を見たことがありますが、良く見ると変な機体で、機体の各部がちぐはぐで、よく見ると「複座」で、説明を見たら「偵察用に機体を寄せ集めて作られた機体」とのことでした。
オリジナルであっても、こんな機体もあるんで、もしかしたら、展示復元用に実物時以上にいじられていたのかもしれませんが、そんなのも含めて、どう考えるか、ですね。

「機体が残っている大戦機」では「P‐51」が有名ですが、元が戦後型の「H型」が多いのに、人気は戦時中の「D型」で、交換部品にも「なんちゃってD型」というのが多く、さらにはアメリカ人は平気でオリジナルを変えるので、ぐっちょんぐっちょんだそうですね。

イギリス人が「スピットファイア」をなるべくオリジナルに忠実に残そうとするのとも対照的です。

日本人は、結構、イギリス人の感性に近いですよね、そうなると、ちょっと考えるところでしょう。

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j7w********さん

2019/9/1702:08:38

資金の問題を除けば、データからモノを再現するだけなら可能でしょう。
製造方法まで含めて当時のままとなると不明ですが。

jis********さん

2019/9/1700:49:01

費用を惜しまなければ実機も図面も有るので、当時のまま完全に再現できます。機体だけなら既に実機どおりに、21型22型32型が新造されてます。
【ロシアで“生まれた”零戦22型】この機体は新造機で↓復元機とは別物。
https://www.sankei.com/premium/news/170527/prm1705270001-n1.html 原型機を修復したのが「復元機」で、当時の図面や残骸などを元に、部材・部品を新たに製作して組み立てたのが「新造機:リバース・エンジニアリング」。残骸から部材・部品の寸法を割り出す“リバース・エンジニアリング”と呼ばれる技術を主軸に、そこから3機の「新造」零戦22型がロシアで誕生しました。その1機が、この零戦22型。
栄エンジンではないので、カーリングの形状がモッコリしてます。
動画:https://www.youtube.com/watch?v=cOy8u4uRJjc
エンジン径が大きいため↓被せたカウリングの形状に無理がある。

費用を惜しまなければ実機も図面も有るので、当時のまま完全に再現できます。機体だけなら既に実機どおりに、21型22型...

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zer********さん

編集あり2019/9/1623:29:49

実は、零戦に関しては当時の図面がかなり残ってます。
また、現在に残る部品から測定して不足部分の図面を作り出すことも可能です。

これらの技術を使って、既に飛行可能なものだけでもアメリカ(カナダでの作業を含む)で2機、ロシア(こちらもアメリカでの作業を含む)で3機が再生産(一部当時の部品を再利用。ただしエンジンや計器はアメリカ製の似たサイズの既製品)されています。
さらに、日本でも飛ぶことはできませんが、当時の部品の使える部分を元に上述の技術で不足部分を補い、見た目は完璧な複製品が4機製造されています。

このように、技術的には十分に可能なのです。

ただ、現在使用している素材は、コスト削減のために当時と似た規格の別製品を使っています(例えば、板厚は現在のアルコア製品はインチ規格なので、オリジナルの住友製より微妙に厚い板を使っている。また、組成も日本製のSDCとアメリカ製の24SCでは微妙に違ってたりする。)から、「当時のままで完全に再現」に拘るのでしたら、素材の生産から行わなければなりません。

同様に、鋼製で現在でも強度が十分に有る部品はそのまま流用したり、前述のエンジンのようにオリジナルではなく似たサイズ、出力の異なるエンジンを流用したりしていますが、これをオリジナルと同じにするには莫大は費用と時間が必要ながら十分に可能です。

もっと細かいところでは、電装系の電纜などは当時よりよっぽど品質の良いものが使われていますが、それをわざわざダウングレードさせると言う無駄も生じます。

そのような不都合も有って良いのであれば、時間と費用は莫大なものになりますが、再現は可能です。

max********さん

2019/9/1622:20:55

エンジンや機体は簡単ですが。
電子機器、当時は真空管でしたから、真空管を作らなければなりません。
このノウハウは無いんじゃない。
電線もビニールじゃ無く、ゴムだからね。
当時使っていた部品が、コンデンサーとかがありません。

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eb7********さん

2019/9/1620:39:07

冶金から特注ですね。治具を特注で作って、刃物を特注で作って……。
あらゆる部品を現在の工業製品からダウングレードしなければなりません。
ねじ1個にも何十万円掛かるか分かりません。
絶滅危惧種の野生動物の皮革が使われていたら大変そうです。何の革だろ?

コスト度外視で安全法規なども無視すれば……つまり日本国内製造を諦めて法令の縛りの緩い国で主要作業を行えば、可能な気がします。

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