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固定相場制というものを長い間誤解していました。 つまり、1ドル=100円と...

kin********さん

2019/11/418:45:15

固定相場制というものを長い間誤解していました。

つまり、1ドル=100円と固定して、そのレートで
のみ取引ができるとことが固定相場制だと思っていたの
です。

大部分の人はこういうふうに理解しているのではない
でしょうか。

しかし、実際は1ドル=90円で取引されることもある
そうですね。

1ドル=100円でしか取引できないようにすればいいよう
に単純に思いますが、そうできない理由は何でしょうか。

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カリオカさん

2019/11/604:39:28

固定相場制とは、ご指摘の通り、政府当局が外国為替市場に無制限介入して固定レートを維持することです。

例えば、固定レート1ドル=100円のとき市場が1ドル=90円になったら(これはドル需要<円需要ということですから)
ドル買い・円売り介入(ドル需要を増やし円需要を減らす)を固定レートに戻るまで続けます。つまり、為替介入をして現実の需給を調整するのです。

固定レートでしか取引できないようにしたら市場の実勢相場がわからなくなり、通貨の超過需要や超過供給が残ってしまい貿易がスムーズに行われなくなってしまいます。

その点、通貨の需給によって即座に為替レートが変動する変動相場制の方が優れています。

  • 質問者

    kin********さん

    2019/11/620:23:26

     ありがとうございます。 

     結局、”貿易が減るからまずい”、

    また、

    ”通貨の売買をすぐに成立させることができなくなるから”

    ということでいいでしょうか?

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ric********さん

2019/11/710:01:09

これは、現代の銀行システム(通貨システム)の
構造によるんですよね。

ご質問は1ドル=100円でしか取引できないように
できないものだろうか、ということなんですが、
それが簡単でない理由は、

実は、非常にわかりにくい話なんですけれど、
国内で
1ドル=1ドル
100円=100円
という、一見すると当たり前ことすら、その実現には、
歴史的には紆余曲折があり、
現代でも、それを維持するため、日々ものすごいエネルギーが
使われているのであって、ましてや
1ドル=100円なんて、まだまだとても実現できない、
ということなんです。


現在の貨幣というのは、各銀行が「預金通貨」として
発行しています。誤解している人が多いんですけれど、
現代の貨幣って、基本的には
民間営利企業の「負債」なんですよね。
で、この「負債」とは何か、というと
会計的な話になってちょっと難しいんですけれど、
要するに、それを発行した主体が、将来
それを回収し、そして回収する際には
対価として何事かの経済的利益を提供する約束をしていることを
指します。昔の金貨や銀貨の時代は
「金」や「銀」は、それ自体に価値がある、と
されており、それゆえ貨幣として流通する、
と考えられていました(そうでない考え方もあるんですけど、
ここでは通説に従います)。ですから
全国どこでも金貨1枚は金貨1枚の価値があります。
ところが、現代の貨幣がなぜ流通するか、というと
その発行者がその保有者に対して
将来の経済的利益を「約束」しているから
流通しているのです。
ちなみに、民間銀行の預金通貨の場合、
銀行は預金者に対して、通常は預金額を上限として
次のことを約束しています。

①紙幣(中央銀行の負債)と額面通りの金額で交換すること
②ほかの銀行の預金通貨と、額面通りの金額で
交換すること(つまり、他の銀行の預金口座へ
送金を行うこと)
③政府・中央銀行への納付を代行すること
④銀行自身が預金者に対して持っている債権と
相殺すること(つまり、銀行からの借入金返済や
金利の支払いは預金口座からの引落で
実行される)

特に②、③の機能を果たすことによって
銀行預金が、通貨として機能しているわけですが、

このうち、④は問題ないのですが、
①~③については、実際には常にその銀行の実行可能性の問題が
生じるはずなのです。つまり、
もしその銀行に、十分な財政力がなければ、
もしかしたら現金への払戻や他の銀行への送金や政府への納付が
出来なくなってしまう可能性もあるのです。実際、
現代のように銀行制度が確立するまではそうしたことは
しばしばおこり、現代でも、稀にですけど
「取りつき騒ぎ」と言って
銀行のお金が無くなって紙幣に払戻ししてもらえなくなって
しまうのではないか、と心配した預金者たちが
払戻に殺到する、ということがあります。

そうすると、銀行の預金の価値というものは
実際にはそれぞれの銀行の財政能力に応じて
変わってきてしまいます。つまり
同じ国内の銀行であっても
ある銀行の1円と他の銀行の1円は、
本来同じ価値であるはずないのです。
現代ではほとんどの人が、
どの銀行の1円も紙幣の1円と変わらない価値を持つ、
と信じて行動していますが、実は銀行制度が
そのようになったのは、それほど新しい話ではありません。

現代で、なぜ国内のすべての銀行の預金通貨の価値が
1円=1円、1ドル=1ドル、、、として
一元化が可能になったのか、というと
銀行間の取引には中央銀行が介在しており、
中央銀行が預金保険機構や財務省と協力して
銀行間の「決済」が確実に行われることを
保証しているからです。
つまり、A銀行からB銀行への送金あるいは
A銀行から政府への納付については、
仮に一時的に資金切れの銀行があったとしても
当座は中央銀行が資金を貸し付け、
もしその銀行が単なる一時的な資金不足ではなく、
長期的な経営破綻であれば、
突然、預金者の預金がパーになってしまうことがないように
様々な手を講じています。
国内で、様々な規模・経営状態の銀行があるにもかかわらず
すべての銀行の預金通貨がこうして
等しい通貨単位で取引をされているのには、
こうしたシステムによる支えがあるからなのです。

ところが、国際的な通貨システムの場合、
ここでもやはり中心は銀行の負債である預金通貨なのですが、
こうした銀行間にまたがる「中央銀行」は存在していません。
そのため、ある国の輸入業者が銀行に依頼して
輸出国の銀行に送金してもらおうとしても
場合によると、それが銀行の都合で実行できない可能性が
出てくるわけです。もしその国が
長い間、貿易赤字の状態が続いており、
銀行がよその国に支払いをしっぱなしで
全然、外貨を受け取る機会がない場合、あるいは
他の国にとってその国の通貨を受け取る価値がないと思われた場合、
輸入国の銀行からは輸出国の銀行へ
支払をする手段がありません。そこまでいかなくても、
赤字が続き、債務残高(というのは、
外国がすでに保有しているその国の通貨、
あるいは外貨建ての未払いの負債)が大きくなれば
少しずつ、その国の通貨の価値は低下してゆくでしょう。
もしそれを一方的に禁止してしまったら、
誰もその国の通貨を引き取ってくれなくなってしまいます。
ほんのちょっとでも、評価価値が低下しただけで
その国の通貨は、国際的な市場では
一切、通用しないことになってしまうでしょう。

ですから、それぞれの国の通貨の交換比率を
機械的に固定しようとすることは
国際的な中央銀行がない限り
不可能なのです。(そのほかに、各国通貨と
「金」や「銀」との交換比率を固定する、
といういわゆる「本位制度」と言われるやり方も
あるのですが、この説明は今回は割愛します。)

いわゆるユーロ圏は、国際的な中央銀行を
創ることで、圏内の通貨価値を統一しようとしました。
その場合、各国の通貨単位の名称が異なっていることに
意味はありませんから、
ドイツの「マルク」やフランスの「フラン」など
各国の通貨単位は放棄され、「ユーロ」に
統一されました。しかし、実際には
中央銀行を作っただけではこうしたシステムは
うまくいかなかったんですよね。。。
これは実は、アメリカ合衆国の通貨システムの歴史を考えれば
多少、見当がついたことだったんです。
というのは、アメリカは連銀ができる前は
州ごとに中央銀行があり、そして州をまたがる中央銀行は
存在していませんでした。ですから
同じ「ドル」でもシカゴのドルとニューヨークのドルは
価値が違ったんです。
ニューヨークで発行された1ドル紙幣は
シカゴでは1ドルの価値を持たなかった(あるいは
それ以上の価値をもった)し、
シカゴからニューヨークへ銀行送金をしても
同額では届かなかった。これは
現在のアメリカドルと、オーストラリアドル、香港ドル、、
などの関係と同じようなものです。
ですからアメリカでは、同一国内でこれは不便だ、
ということで、国内の全中央銀行にまたがる
「中央銀行の中央銀行」である
連銀が設立され、国内どこの銀行が発行した
預金通貨でも1ドル=1ドルで流通するようにしました。
ですが、実は連銀が設立されるしばらく前から
財務省が実質的に連銀の機能を担っており、
全国的に1ドル=1ドルという状況は
成立していた、というのです。
財務省がこうしたことに積極的に関与したのは
当然のことながら徴税および
予算執行の問題があります。
州政府の役割が大きく、
連邦政府の役割が小さい時には
各州ごとの通貨価値が異なっていても
大した問題はなかったのですが、
州政府に比べ、連邦政府の役割が大きくなると
全国で統一した税制・予算制度が必要になります。
そのため、財務省が徴税に使える一種の
共通通貨のようなものが必要となった。共通通貨が
できれば、次はそうした通貨を、
州の中央銀行の決済のための準備通貨として
用いることが可能になるでしょう。
つまり、実質的に、収入・支出の規模がずば抜けて大きい
連邦財務省が全州にまたがる中央銀行の
役割を果たしていた。のちになって
連銀が設立され(連銀の設立は
1913年で、日銀より遅い)、準備通貨の発行は
連銀の役割(いわゆる「連銀」というのは
正式には「連邦準備制度」)となりましたが、
今日でも、連邦政府の税金や予算執行は
この連銀の政府口座で行われています。
連銀の発行する通貨=財務省の通貨
となっていることで、連邦政府は国債を
スムーズに発行したり償還できるように
なっており、それを通じて柔軟なで機動的な
財政政策が可能であり、
逆に中央銀行が金融政策のため必要とする有利子負債が
財務省によって発行されています。民間銀行や
各州中央銀行は国債を使って、必要な時に
必要な準備預金を入手できるようになっています。
ユーロ圏は、確かに中央銀行だけは
設立したのですが、
全圏共通の租税・予算執行を行う主体を欠いていたため、
無リスク有利子負債も発行できず、
結局、柔軟に域内の国際的な銀行取引のための
準備通貨を供給することができず、
各国政府も機動的な財政政策を行うことが
出来なくなってしまいました。(金本位制でも
類似の問題が発生します。)

というわけで、
実際には、
1ドル=100円
に固定するどころか、国内で
1ドル=1ドルを維持することも
簡単ではないのです。

いずれ世界的な中央政府ができ、
全世界にある程度共通の税制が敷かれ
巨額の世界政府支出が行われ、
その実行のため、共通の通貨が必要になれば、
世界共通の中央銀行も設立され、
その負債が世界中の中央銀行共通の準備預金となり、
世界共通の「国債」も発行されれば、
そうなれば
1ドル=100円、というより、
世界共通の通貨単位が成立することでしょう。
しかしそれまでには、まだまだ時間がかかりそうです。

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jtd********さん

2019/11/520:53:56

固定相場制にはメリットもありますが、デメリットもあるということです。

貿易などで、取引を行う場合には、為替変動リスクがなくなるなど、多くの人が恩恵を受けるのですが、金融政策などの面ではデメリットが大きいです。

今のようにFRBがドルの価値を意図的に上げたり、また、下げたりする時に固定相場制では無意味です。

ある程度、政府がお金の価値をコントロールできるようにしておきたいわけですね。

また、固定相場制だと、将来の適正価格から乖離することがあります。

かつて、日本は米国ドルと360円固定相場だったわけですか、国力がアップしても360円という円安を利用して、莫大な収益を上げました。

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